2009年4月25日土曜日
名探偵コナン 531話
局:日本テレビ
放送日:2009/04/25
評価:SD-p/482.5?
これも縦解像度が確認できていないSD-p。
あたしンちが482.5程度なので、その数字で確認してみると、なんとなく同じに見える。SD-pの標準はこの数字なのかな?
絵の特徴からHVサイズの絵を縮小したような特徴もあり縦方向にはジャギ感がほとんどない絵のため誤認の可能性もありそうなので数字に対して?付き。
あたしンち 310話
局:テレビ朝日
放送日:2009/04/25
評価:SD-p/482.5
1年前とほぼ変わらず。縦長のSD-pの理想的アプコン分布で、それだけでも十分優秀。
SD-pは縦解像度がわかりにくいことが多くちゃんと数字を出している例がほとんどないけれど、改めて正確な数字を確認してみたところ、482.5程度で大半のSD-ip, SD-iアニメが486なのに対し少し小さい数字のようだ。
アプコン縞を解消する意味もないSD-pなので、数字がわかってもふ~んで終わる話だけどちょっとすっきり。
カードキャプターさくら 4話
★4:3アニメです
局:BShi
放送日:2009/04/23
評価:4:3-p/540?
不思議な特徴が多く、諦めたわけでもないけれど放置気味のさくら。
横方向には4:3の絵の部分でも720のジャギがはっきり確認できるところはなく、それよりは高解像度に見えるところが多い。HVとかHDは縦解像度で分類する例は多いけれど、デジタル制作の優秀なSD4:3アニメよりは良く見え、分布も大きい感じ。横720を拡大してこのくらい横の伸びのよい絵にするともっとはっきり720のジャギが見えてしまうので、アプコン超解像的アプローチでも放送に近い絵にするのはかなり難しいそう。
特に不思議な特徴が出ているのは最後のケロちゃんコーナーの紐っぽい枠の絵のついた部分で、この枠の輪郭部分は精細でHD解像度をもっているとしか思えないのに、その枠の内側やその枠より画面奥の絵と、手前にいるケロちゃんの絵にもやっぱり縦2ピクセル単位のジャギが確認できるしボケてもいる。OPEDの文字を含め、ある種の輪郭補正系フィルタで強引に補正するとこんな結果になる?仮にフィルタ処理されているなら横720の特徴が見えない絵になってもおかしくないかも。
もう一点、気になっているのは残像で、動画圧縮では前のフレームの残像が見えることもあるけれどそれとは異なり、3Dのノイズリダクション処理の影響に見える。元がフィルムでフレームごと微妙に位置が異なるという特徴に加え、60iのまま処理しているとすればフィールド単位にその処理の影響が出るので、奇妙な絵の理由としては都合がよい気がする。
まだまだ、「・・・かもしれない」、という話ばかりの状態。