2011年7月9日土曜日

BLOOD-C 1話


局:TBS
放送日:2011/07/08
評価:HV1280

まずまずな大きさの綺麗な円分布になるところが多い。暗い部分がしっかり黒くコントラストも高めの鮮明画質。細い線での描写も多く、線が少し黒浮き気味になっていることはよくあるけれど、髪がしっかり黒いのでカットによっては少しバランスの悪さを感じる環境もありそう。

適度なぼかしで気にならないけれど、細かい描写などはあまり補間が効かず比較的ジャギ感の強い絵になっていて、乱れのない縦720の特徴もわかりやすく、これもHV1280。


気のせいかもしれないけれど、今期はかなり細めの線で描かれて1280x720ではその精細さを活かしきれずにジャギがわかりやすくなってしまった作品が多い印象。昔から似た特徴の作品はあったけれど、補間が弱いというよりも、元絵の解像度が高いことで1280x720にすることに無理が出てきたようにも見える。

HV移行期に多かった極端な四角分布のアプコン作品で線がガタガタになってしまったのと同じように、HVでも絵の解像度と撮影解像度の乖離が大きくなっている感じ。1280x720より上のサイズでも通用する作画が増えてきた、と都合よく解釈すれば、1280x720でほぼ横並びの状況からさらに上の解像度を目指す変化が出てくるかも?