2011年10月3日月曜日

ぬらりひょんの孫 ~千年魔京~ 9話


局:BSアニマックス
放送日:2011/10/02
評価:HV1280

BS11と比較してみる。途中での移行ということでBS11の方も合わせて9話。MXはSD放送回で可哀相なので省略。

大きいけれど綺麗な円というより少し四角っぽい感じがする。線もしっかり黒く高コントラストのくっきり画質だけど、下のBS11に比べると上下隅にノイズの分布が明るく見えていて、絵で見ても線周辺が少し荒れて見える。

動きのない部分より、動きの大きなところの方がアニマックスの劣化が目立ち安定感でもBS11の圧勝。軽微なノイズ効果がある作品だけど、アニマックではその揺らぎが比較的はっきり残っているのに対し、BS11では僅かな揺らぎは見えてもノイズがほとんど消えてすっきりした絵になっているところが多く、ノイズの残し方が大きく影響しているのかも知れない。アニマックスも普通に見て気になるほど荒れているわけでもなく、オリジナルの質感を潰しているBS11が優秀と言うのも偏った意見になりそうだけど、BS11のこの作品での安定感は高評価したくなるくらい良く見える。

8話のMXも含めOPで比較して見ると、MXよりBS11の方が少し良く見える程度の差だけど、アニマックスは顕著に圧縮劣化が目立っていた。

この特徴は他のHV作品にも共通しているので、アニマックスは出来るだけオリジナルの情報を残そうとする傾向のようだ。BS1920局に似た特徴の局が多いけれど、他局より条件が悪いだけに横1440でもまだ劣化が目立ってしまっているようだ。



局:BS11
放送日:2011/09/04
評価:HV1280

横の伸びが良く、アニマックスよりノイズが少ない分、上下の影のような分布も暗くなりすっきりした分布になっている。

前述の通り、ノイズ効果があったとは思えないくらいすっきりした絵になっている分、安定した映像になっていて見やすい。ノイズ効果が軽減されてもディテールが大きく失われているわけでもなく、上手く処理しているように見える。