2011年10月2日日曜日

C3-シーキューブ- 1話


局:tvk
放送日:2011/10/01
評価:HV1280

同じフレームで比較。

全体に大きな円分布になるところが多いけれど、特に伸びのよいフレーム。MXと比較すると一回り小さいとけれど、それでもこの分布で非常に鮮明なHV。オリジナルの映像に近いのはMXだろうけど、MXでは少し輪郭強調気味になっているのでtvkの方が線周辺のノイズが潰れて自然な絵に見えるところもある。

見事な分布だけど線の太さがカット間は勿論フレーム内でも場所によって大きく異なり、太いところは線も十分黒いくっきり画質になっていても、最近増加傾向の細すぎるくらいの線で描かれているところも多いので、解像度限界でジャギ感が強いを通り越して線というより破線に近い状態になっているところがある。特に細い部分では黒浮きが目立つようになり、雑な処理というわけではないのに、どこか雑に作っているような絵に見えてしまう。

そんなガタガタな線なので縦横とも1280x720の特徴がわかりやすく出ていてこれもHV1280。バカテスで高解像度の映像を作ってきたSILVERLINKなので、これもHV1280+の予定で始めたものの、予算的に厳しく1280x720で妥協した結果、元絵と撮影解像度の差が大きくなって中途半端な映像になってしまった?とか妄想してみたり。


局:TOKYO MX
放送日:2011/10/01
評価:HV1280

解像度の限界に近い鮮明さで若干四角っぽい分布に見えなくもないMXの分布。線周辺のノイズもtvkより多いところもあるけれど、全体としての安定感はMXの方が上だろう。

番宣では複雑な塗りになっていてユニークな画風の作品になるかと勝手に思っていたけれど、よくあるグラデーション塗りの色の変化を大きくした程度でそこまで個性的な映像でもなかった。彩度も高めで効果も多用しているので普通の画質でもないけれど。