2014年4月11日金曜日

ソウルイーターノット! 1話



局:テレビ東京
放送日:2014/04/08
制作:ボンズ
評価:HV1280

無印は深夜枠再放送があったといっても夕アニメだったけれど、テレ東深夜枠では珍しいBSJAPANでの同クール放送。

十分大きな分布だけど、今期のボンズは鮮明さを欲張ったような巨大分布になるアニメが多いので、これでも小さい方。絵で見てもボンズにしては細い線であまり黒くもなく、ボンズに多いくっきり画質にはなっていない。

これも上下に×状の分布が出ていて、ボケにくいリサイズ処理は今期のボンズ4作品共通の特徴になっている。似たような処理でもこのアニメは線が細いことが影響してカットによっては線がガタガタに見えるくらいジャギ感の強い絵になっているところが多い。

下のBSの分布と比べると×状の分布がはっきりしないけれど、BSJAPANよりテレ東の方が顕著にノイズが多く、少し荒れた絵になっている影響。ノイズ効果の粒が潰れずに残っているとも言えるけれど、全体にざらついた絵に見える。ノイズ効果が潰れなかったことがそのまま圧縮への負担となった感じで、MXとは比較にならないものの全体にブロックノイズが出やすく、動きのほとんどないカットでも背景が潰れてしまっているところが多い。

線が細いことで、癖のあるリサイズの影響がそのまま出てしまい、縦720の特徴ははっきり見えないけれど、3/2倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎははっきり残っていて、これもHV1280。



局:BSJAPAN
放送日:2014/04/10
評価:HV1280


似たような大きさでもノイズが少なく、テレ東より周囲が暗い分布になるところが多い。

テレ東と異なり、ノイズ効果の粒はほとんど潰れてすっきりした絵になっていて、逆に背景の細かい模様などの描写はBSの方が圧倒的に緻密で情報量の多い映像を維持できている。シーンチェンジでの劣化もテレ東より少なく、ほぼすべての要素でBSの方が上質な印象。

地上波の方がこんな感じのすっきり画質になっていて、BSの方がノイズ効果も潰れずその分圧縮劣化が出やすいことが多いけれど、これは逆の傾向になっている。

このアニメもテレ東とBSJAPANで横の位置が異なり、1920x1080で比較した時テレ東の方が右に2ピクセル程度ずれていた。BSJAPANは放送されているアニメに気づかずスルーしてしまっていることも多いくらい普段あまり注目していないので気づいてなかっただけで、頻繁にあることだったのかも?いくつか再確認してみたけれど、先週のソウルイーター1話や咲再放送はズレなく、古い作品だけど深夜アニメの遅れ再放送だったバカテスイカ娘ナイトレイドなども有意な差はなかった。最近の作品はまだ未チェックの新番もあるのでそこで確認。