2014年4月11日金曜日

風雲維新ダイ☆ショーグン 1話



局:TOKYO MX
放送日:2014/04/09
制作:J.C.STAFF, A・C・G・T
評価:HVFULL


ACGTとの共同制作ということでHV1280になりそう、と勝手に思っていたけれど、縦の伸びも非常に良い巨大分布になる高精細鮮明HV画質だった。


縦1080の特徴がはっきり残るフルHDっぽい映像に見えるけれど、線に注目すると縦1000以下に見えるところもあり、ウィッチクラフトワークスに近い作りに見える。それでもWCWよりは文句なしのフルHD制作と言える縦1080の特徴がはっきり残るカットが大量に見つかるのでHVFULL評価で問題ないだろう。

動画が極端に少ないわけではないけれど、動画を削ってカメラワークや1枚絵を移動させることで動きをつけたカットが異常に多く、画質より動く紙芝居レベルの陳腐さが気になってしまう。動画でなくても動きは動きなのでMXでは常に何らかの圧縮劣化が出ているような状態になっているけれど、比較的すっきりした絵なので酷く荒れたフレームは少なく、これでも安定している方。



局:BS11
放送日:2014/04/10
評価:HVFULL

MXより横の伸びは少し良いけれど、差は僅かでBS11もバッサリ切れた分布になっている。横方向のリサイズ跡もしっかり残っていて、いつも通り1440経由。

動きの少ないカットで比較するとMXの方が細部の潰れが少なく、僅差でもMXの方が緻密な絵になっているところが多い。ただ、容易に見分けられないくらいの差しかなく、BS11も潰れが目立つわけでもない。

全体の安定感はBS11の方が上で動きの少ないところでは線の乱れもほとんどなく、BS11の中でも安定感の高い映像。MXではブロックノイズだらけになっているところでも劣化は抑えられているところが多く、映像全体としてはBS11の圧勝と言っていいくらい欠点の少ない画質になっている。