2014年4月5日土曜日

マジンボーン 1話


局:BSJAPAN
放送日:2014/04/03
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/896.5

テレ東1話と同じところ。


BSは1話から津波注意報の地図入りになってしまったけれど、元が1600x900クラスの高精細映像なので、BSJAPANの方が横の伸びが少し良くさらに大きな分布になっている。圧縮劣化もしっかり抑えられていて圧縮に起因するノイズも減り周囲が暗い分布に見える。

背景のディテールもBSの方が圧倒的に緻密で全体に情報量の多い映像になっているし、色の滲みも少ない。フレーム毎比較すると圧縮劣化の多いところも僅かにあるものの、BSの圧勝と言ってくらいの差がありそうだ。

それでも横方向のリサイズ跡はしっかり残っていて横1440経由なのは相変わらず。ちなみに地図は1920x1080を維持したフルHDの特徴になっていた。横1920を維持した映像は他BS局含め僅かな番組でしか見かけないけれど、最後に重ねられる局ロゴや、テロップ、提供クレジットなどは1920x1080になっているBS局が多い。


1話だけかもしれないけれど、このアニメでは地上波とBSで少し変わった差異があり、BSの方が映像全体が1920x1080で比較すると左に2ピクセル程度ずれた状態になっている。一方、OP後など地上波とBSで同じCMがいくつかあるけれど、そのCM左右の位置は同じなのに地上波より下に2ピクセルずれているという謎仕様。本編の映像の特徴からBSが正常でテレ東の方が右にずれていたように見えるけれど、CMの方はBSは画面上に2ピクセル幅の黒帯が付いていて明らかにBSの方がおかしい。

この作品に関連する映像の編集を担当しているところの問題なんだろうけど、本編が少し欠けている原因も1600x900→1920x1080に拡大する段階ではなく、放送用のマスターを作る作業での劣化なのかもしれない。

位置がずれているだけなので縦の数字は変わらず、BSで見ても896.5辺りの中途半端な特徴がしっかり残っていた。