2014年4月10日木曜日

ブラック・ブレット 1話



局:TOKYO MX
放送日:2014/04/08
制作:キネマシトラス×オレンジ
評価:HV1280

MX, tvk, BS11で比較。

少しソフトな画質で、全体で見るとここより一回り小さい分布になるところがほとんどだけど、鮮明なところは6角形っぽい分布になる。線もあまり黒くなく、ぼかしの影響で黒浮きが少し気になるところもあるけれど、映像で見てボケ画質というほどでもなく、適度な精細感も鮮明さも感じられるカットが多い。

大きく動くところはボロボロになっているもの、地味な動きではそれほどブロックノイズは多くない。OPも映像の特徴の割にはまだマシな映像に見える。

十分滑らかな線に見えるけれど、リサイズでの乱れもなく縦720のジャギもはっきり残っていて、これもHV1280。



局:tvk
放送日:2014/04/08
評価:HV1280

一回りという表現では足りないくらい他局より小さい分布になる。全体にtvkボケの影響が強く、顕著に小さい分布になってしまっている。

元々あまり黒くない線がボケの影響でさらに黒浮きしてどこかはっきりしない絵に見えてしまうところも多い。背景の描写の潰れも目立ち、のっぺりした絵になっているなど、tvkとの相性はかなり悪いタイプの映像のようだ。

それでもMXで酷く荒れたフレームを選んで比較すればtvkの方が多く、安定感では上と言えなくもない。



局:BS11
放送日:2014/04/09
評価:HV1280

MXと大差ない分布だけど明るいところの伸びが微妙に悪く、周囲のノイズも多い。このフレームではMXの方が背景のアスファルトのざらつきなどの特徴が潰れず良く残っているなど、情報量の多い絵になっているし、線の崩れもMXの方が少ない。

動きの少ないカットでは全体にそんな傾向で、MXの方が良く見えるフレームが多かった。

ただ、シーンチェンジなどでの劣化はMXが若干目立ち、あるレベル以上動きが大きくなるとMXは酷い状況になってしまうので、全体ではBS11の方が粗が目立たず安定した画質に見える分、印象も良くなる環境が多いかも。