2015年10月13日火曜日

すべてがFになる 1話


局:フジテレビ
放送日:2015/10/08
制作:A-1 Pictures
評価:HVFULL?


縦は枠をはみ出すくらい伸びが良いのに、フジテレビボケの影響で横に潰れて極端な縦長分布になる。

かなりの高精細な映像でもどちらかというとバランス志向の作りで線の輪郭もそれほど鋭利ではなく、極端な精細感やくっきり感はない。

線に注目すると元絵はフルHDでも余裕の解像度で描かれいるように見え、断片的にフルHDっぽい特徴が残っているけれど、確実にフルHD撮影していると断定できる特徴は見つけられず。さらにCGの車やコンピュータのモニタ画面のようなCG的な作りの部分は確実に縦1080に足りないなど微妙な特徴が多く評価に困るパターン。1ピクセルの精度で確認できるところが見つからず大雑把な数字だけどCG関連も縦1000前後はあり、足りないといってもトップクラスと言える精彩さで作られている。

部分的に足りないところがあっても撮影サイズとしてはフルHDで作られた中途半端な映像と考えたくなる特徴が多いけれど、1話の映像だけでは判断できないので?付きで保留。ただ細かい特徴は異なっていても判断に困るJCのフルHDっぽく見える映像と同じ傾向なので、2話以降を見ても、さらに条件の良いBDで見ても映像で判断するのは難しいかもしれない。

普通のアニメ映像ではないOPも本編よりはフルHDっぽい特徴が強く出ているけれど、劣化の影響で放送ソースでは断定は困難。一方、FLASHでも作れそうな幾何学的なCGっぽいEDには縦1080のジャギがはっきりと残っているのでEDだけはフルHD相当の映像と断言しても大丈夫だろう。