2008年5月3日土曜日

ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~ 5話


局:tvk
放送日:2008/05/02
評価:HV1280

たまにHV1280を超える絵のように見える感じがしたので、別の実験もかねて再チェック。劣化の原因となるフィールド単位の拡大の副作用で、フィールドで見ると元の絵の縦解像度が明確に確認でき、誤差無し縦720なので、HV1280でいいだろう。この方法は2008冬期で悩まされたアニメ(TTとかロザバンとかわっちとか)でもつかえるはずなので再チェックしてみよう。評価が微妙なところもはっきりできるかも。


HVアニメが増えたのに拡大時の問題で常時縞縞状態のアニメが多いので、普通の視聴ではできないけれど、PCで加工することでこの問題を回避する方法を試してみる。




前提として、
 条件1:常時フィールド単位で拡大している
 条件2:拡大したあとにぼかし処理されていない
 条件3:元の絵の縦サイズが明確わかっている
の条件に合致する場合、フィールドごとに可能な限り元絵に近くなるように縮小して適切なフレームを得れば縞が目立たない状態になるはず。
完全な形では戻せないけれど工夫した方法で縮小後に適切なフィールドの組みあわせで再度1080iサイズに拡大したものが下。縦の伸びが若干よくなって円に近い分布で、理想的というほど完璧ではないけれど縞を解消し十分な縦解像度を持つ絵を得る事ができる。TSより処理後の絵が格段に高画質になる例。
といっても1080iで入れられたテロップなどが逆に劣化してしまう副作用があって、OPED以外でも今回のドルアーガの翻訳テロがそれに該当。他にも軽微で特徴的な劣化が発生するものの、縞の解消効果は大きく普通のまともなHVアニメレベルにはできる感じ。
ということで、HV1280に限らずSDからの普通のアプコンでの縞も同じ方法が使えるのだけど、条件が揃わないと都合いい結果にならず、なかなか難しい。