2010年1月14日木曜日

バカとテストと召喚獣 2話


局:テレビ東京
放送日:2010/01/13
評価:HV1280+

全体の特徴は1話と変わらないけれど、少し丁寧に再確認。

カットによる差も大きいけれど、よい場所を拾ってみると、かなり大きな円分布で精細な映像も多い。



問題文などの文字だけでなく、ちっこいキャラ絵にも縦1080の特徴が確認できるところがあり、縦1080で動かしている部分があるのは間違いない。そのようなところは縦の伸びがよい。

戦闘時の文字などのない普通の絵の部分は、1話同様全体に共通の特徴が見出せないけれど、元の絵を直接1920x1080に拡大したような状態にも見えるところもある気がする。

気がするというレベルだけど、HV1280では1280x720より少し大きな絵を一旦縮小し、さらに1280x720→1920x1080に拡大していたのに対し、回りくどいことはやめて最終的に1920x1080にするのなら最初から1920x1080にすればいいじゃん、を実践した映像なのかも。

巨大サイズのデータも年々扱いやすくなってきているだろうし、フルHV解像度に見合う作画は大変だとしても1280x720で使うには十分な解像度はすでに実現しているので、少し拡大することになっても撮影の段階で頑張って1920x1080にすれば、より素材を活かした高解像度の映像になりそう。このアニメの特徴を再現するには都合がよい方法に思えるけれど、まあ、いつもの憶測の話。

この推測が正しいとしても、全体としては絵を拡大して使ったところがほとんどなので、フルHVと言っていいのか悩む映像だけど、1280x720が標準の時代はいつまでも続かないと予感させるような作品なのかもしれない。