2010年12月30日木曜日

ダグの特別な1日


局:WOWOW
放送日:2010/12/29
評価:HVFULL

カールじいさんの空飛ぶ家のおまけ的短編。似たような分布で特徴もほぼ同じ黒帯付きビスタサイズの3DCG。ただ、黒帯幅は上下とも20ピクセルで上下1ピクセル分絵の範囲が広い。カールじいさんの方は吹き替え日本語版だったけれど、こちらは字幕での放送。

こちらも分布通り映像は横1440経由で横方向のリサイズの副作用ノイズもはっきり見えるけれど、字幕だけは1920になっている。1440→1920拡大したあとに字幕を入れて放送まで1920を維持という状態。このパターンWOWOWの実写映画にもあった。

冒頭に日本語タイトルの静止画が付け加えらた状態だけど、こちらは本編中のタイトルも英語のまま。その英語のタイトルもやはり黒帯込みで縦1080のジャギが非常に綺麗に残っている。

映画とテレビで別のマスターを作る、ということくらいのこともそれほど大変ではないだろうし、リサイズするよりレンダリングからやり直した方が乱れのない高画質フルHD映像になると思うけれど、逆に映画のような大画面では多少絵を拡大していてもそれに気付く観客がいるのか?、と考えると映画でも最初からテレビ解像度を優先した作りになっていてもおかしくないかも?あれこれ推測しても映画マスターのフレームを細かく分析する機会はないので憶測でしか語れない領域の話。

作品によってはBDのおまけフィルムを調べるくらいのことはできるので、やろうかな~と思っているもののちゃんと調べたことはなかったり。フィルム由来の映像はBDでも荒れ気味で時間をかけても確信できる推測に到達できないので避けてしまいがちなのでありました。