2011年4月9日土曜日

よんでますよ、アザゼルさん。 1話



局:BS11
放送日:2011/04/08
評価:HV1280

以前のBS11ではありえなかった、少し横長感のある大きな分布の鮮明HV。明るいシーンでも線はしっかり暗く高コントラストのくっきり画質。ノイズ効果もないすっきり画質だけど、僅かに線周辺がざわついていて圧縮ノイズが少し多い感じが残る。見た目にはそれほど情報量が多い感じはしないところでも、ブロック化した部分がちらほら出ているなど、やはり1920が負担なのかな?

乱れのないとても綺麗な縦720のジャギがほとんどの場所に残っていてわかりやすいHV1280。

BS11はボケの影響で横1920を維持しているかどうかの判断すら不可能だったけれど、ボケがなくなったことでその判断も容易になった。横方向にリサイズの副作用ノイズもはっきり見え、これも横1440経由の映像。提供クレジットの文字部分だけBS1&BSプレミアムにとてもよく似たノイズ付き1920の特徴が出ているけれど、最初から1920なのか、鮮明化処理によってそう見えるかはNHK含めまだ検証不足で不明。




局:TOKYO MX
放送日:2011/04/08
評価:HV1280

MXの同じフレーム。

大きさはほとんど変わらないけれど、僅かながらBSは横に、MXは縦に伸びがよい。MXでも相応に圧縮ノイズは出ているものの、若干少ない感じで、BSより線の乱れも抑えられているように見える。

MXよりBSの方が細部の潰れが若干少なく、ほとんど同等でもMXの方が少し安定しているけれど、逆にBSの方が僅かにノイズは多いものの、ディテールが残りやすい、といった傾向になるものが多そう。

普通に見た印象差はほとんどないけれど、はっきりBS11の方が上という部分はなく、BS11の方が目立つ劣化が多いので個人的にはMXの方が好印象。