2011年12月2日金曜日

ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ 51話


局:テレビ東京
放送日:2011/03/27
評価:HV1280+

ということで1話で?付き評価のまま終わってしまったこの作品も再検証しておこう。

最終話も1話同様横の伸びは良いものの、縦はいまいちで横長感の強い楕円分布はほとんど変わらず。1話同様、縦はやはり837になっている。線間隔の狭い描写などには乱れのないジャギも残っているので、この特徴は元絵のものではなく撮影時の解像度に由来するもので間違いなさそう。


他のテレコム・アニメーションフィルム制作作品も気になるけれど、ここで過去にチェックしているものは他に3作品しかなさそうなので簡単に触れておく。

おぢいさんのランプ

高解像度映像にしては小さい分布でソフトな仕上がりになっていたこともあり、正確な数字までは確認せず縦850辺りとか整数で16:9の数字ではなさそうなんて書いてしまっていたけれど、改めて確認してみるとこれも縦837で間違いなさそう。これも元は1488x837の映像だったようだ。

二十面相の娘

ボンズとの共同制作だったらしいこの作品。BSの放送では自信を持ってHV1280評価していたけれど未熟で誤認だらけだった時期だけに自分でも信用できない。改めて当時のデータを見ると横1280に近い周期のジャギは見えるものの、今の視点で見て正確に1280と断定できるようなジャギでもない。1488x837と仮定して細部の特徴を見てみると、正確とはいえないもののそれに近い周期のジャギもあるように見える。ただ強めのノイズ効果の影響で全体に線の崩れも大きく、残してあるフレームだけでは判断できずお手上げ。このアニメはたまにアプコン?というかアプコン以下に見えるくらいボケた回があったりしたけれど、その映像はボンズのHV960だったりしたのかも、とか考えるといろいろと再検証したいところだけど、どこかで再放送してくれないかな?

もやしもん

これも単独でなく白組との共同制作だったらしいけれど、極初期のチェックでチェックしたフレームのデータも残していないため、再確認できず当時の評価を信じるしかない。ただ、これはBDも出ているのでそのうち再検証してみよう。


先入観からの誤認が何度かあったのでどこの制作かという情報は気にしないようにしていたけれど、同じところが作れば解像度だけでなく縞問題とか輝度変換のミスなどの事故的な要素も含め、似たような特徴になっていることも多いし、今後は制作も意識して確認するように変えていこう。