2011年12月19日月曜日

バイオハザード ディジェネレーション


局:BSアニマックス
放送日:2011/12/18
評価:HV1280

輪郭線のない3DCG作品では暗い分布になってしまうことが多いけれど、それでも大きめの円に近い分布になっている。ノイズ効果も弱く比較的すっきりした映像で、実写のような映像でもCGっぽい感じが強く残る絵。

アンチエイリアスも簡素なものを使っていて、細かい描写や人物の輪郭などはジャギ感の強い線になっているところも多く、大画面で見ると粗さが見えてしまうこともありそう。

悪い分布でもないけれど巨大というわけでもなく、全体に縦横とも1280x720のジャギが綺麗に残っていて、これも映画でも黒帯なしの16:9のHV1280。スタッフロールや本編に重ねられている文字には縦1080の特徴が出ているので、最初から16:9で作った映像で間違いなさそう。

同じ話の繰り返しだけど、CGであれば計算時間だけで高解像度化できるからか、あるいは映画で1280x720とかありえないという意識があるのか、海外では1280x720のCG作品はほとんどないのに、国産3DCGは映画でも1280x720ばかり。数年前の作品という点で直接比較するのもなんだけど、解像度視点で見ると3DCG作品としてはgdgd妖精sがトップクラスというのも面白い。FLASH系映像では数年前からフルHDの映像はあったけれど、ファイアボールチャーミングもフルHDだったり、CGアニメではテレビアニメ含めフルHDが当たり前の時代に入った2011年だったのかも。