2013年1月5日土曜日

まおゆう魔王勇者 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/01/04
制作:アームス
評価:HV1280


特に鮮明なカットでは少し四角感のある分布になるけれど、平均してみると角が取れて少し横長の楕円分布になるところが多かった。少し暗部と持ち上げた感じの淡い映像だった番宣から、線も黒に近く彩度も高めで鮮やかなくっきり鮮明画質に変わった。分布も番宣より大きくボケも軽減されている。他に例がないわけではないけれど、番宣からここまで印象が変わる作品は珍しい。

見た目にはノイズ効果のないすっきり画質に見えるけれど、ベタ塗り感軽減のノイズマスクを掛けたところが多い。グレインのようなちらつきがないので、元からあるノイズは見えていても圧縮劣化での不安定なノイズは少なく、放送画質としては安定していると言っていいだろう。
 
しっかり補間の効いたリサイズでジャギ感のない滑らかな線なので絵で見るとHV1280+っぽく見えるところもあるけれど、人物が小さく描かれるところでは線が細く解像度限界で縦720のジャギも綺麗に残っていて、解像度は番宣から変わらずHV1280。


アームスも以前はHV1280+作品もあるし、一部フルHDのカット(といっても静止画が多かったけれど)があったりしたけれど最近は1280x720で落ち着いてしまっている。

追記
OPと本編でもカットによっては1280x720に見えないところが多々見つかったので時間をかけて確認した方がよさそうだ。ということで評価は保留。

追記2
同じ説明の繰り返しに近いけれど、撮影時のリサイズ処理がとても丁寧で元絵の特徴が強く出ていたため撮影時のジャギがはっきり出ていないだけで、細部の潰れ方などから見ても全体が1280x720ったようだ。ということで最初の評価通りHV1280元絵もそれほど高精細ではなく、横で1440を少し超える程度の特徴になっているところが多かった