2013年1月8日火曜日

キューティクル探偵因幡 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/07
制作:ZEXCS
評価:HV1280+/848


特に鮮明なところでは四角感のある分布になるけれど、巨大な円に近い分布になる。効果でコントラストを下げているカットも多いけれど、基本は明るく線もしっかり暗い高コントラストのくっきり画質で非常に鮮明なHV画質になっている。この分布でもジャギ感のほとんどない滑らかな線で、一目で高解像度と分かる精細感もある。

派手に動くところも多いので、圧縮劣化も相応に出ているけれど、ノイズ効果のないすっきり画質なので動きや精細さの割には安定した放送画質になっている。

縦は少し誤差がありそうな数字ながら855辺りで、fate/Zeroのなどのufotable標準1520x855かそれに近いサイズだろう。少し時間をかければ正確な数字も確認できそうなので後で追記します。

追記
縦は855より少し小さく848だった。整数では16:9にならず横は1507.5辺りになる。リサイズでの乱れも少なく、横1440放送でも1507.5周期のジャギが残っているフレームがあり、縦横比は正確に維持されているようだ。

中途半端な数字に見えるけれど848は16の倍数でデジタル的に切りのいい数字を選んだようにも見える。そうなると横も16の倍数にしたくなりそうだけど1507.5より僅かに小さい1504が16の倍数で最も近い。映像の左右隅を見ると最近のMXの新作にしては少し広い2ピクセル幅程度絵のない領域が存在し、その部分を削ると横1504に近くなることから、縦横とも16の倍数になる1504x848で作り、不足分を黒帯で補って16:9にした状態と考えると数字と黒帯の説明に都合が良い。映像だけでは実際の処理はわからないけれど強引な推測でもないだろう。

さらに追記
BSでは左右も隅までしっかり絵がある状態で1504以上の情報が残っていたので結局強引な推測だったようだ。拡大前の画像は最低でも横1507はあり、少し少し切れた状態なのだろう。


HV後発組だったZEXCSだけに、一気に1600x900クラスと言ってもいいくらい(言い過ぎだったけど)の高精細化は意表を突かれた気分。