2013年7月1日月曜日

ブラッドラッド 番宣



局:TOKYO MX
放送日:2013/06/28
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280

BS11では片フィールド番宣だったので、MXも見ておこう。下はBS11で見たところで、これも同じフレーム。

少し横長になっているけれど、ゆっくりパンするカットが影響しているようで、もっと縦の伸びの良いフレームもあった。BS11がおかしいだけだけど、縦の潰れやノイズも消え、すっきりした円に近い分布になっている。

比較的大きな分布になる1280x720映像でもジャギ感もない滑らかな線で元絵の特徴もよく残っているし。単純なリサイズだけでは不可能と思えるくらい線の乱れも少なくHV1280としてはとても良くできている。片フィール分の情報しかないBS11では縦の特徴は確認できなかったけれど、MXでは縦720の特徴もはっきり残っていて、HV1280で間違いなし。




局:BS11
放送日:2013/06/12
評価:HV1280-HALF

今のところBS11での片フィールド番宣は3作品のみ。


劣化要素のある番宣は昔から多かったけれど、夏アニメの番宣はバリエーションも豊富なので傾向をまとめておこう。

片フィールド番宣(BS11のみ)
 ・ブラッドラッド
 ・幻影ヲ駆ケル太陽
 ・<物語>シリーズ セカンドシーズン

BS11番宣特有の横方向の劣化
 ・きんいろモザイク

縞HV
 ・有頂天家族

輝度異常
 ・戦勇。
 ・サーバント×サービス(初期番宣のみ)

キッズの有頂天家族番宣はちゃんとフレームで拡大されていたし、危なさそうなのは輝度異常くらいで本放送ではほぼすべて解消されるだろう。

昔話といっても2010だけど、低画質番宣の多かったMXではコンポジソースでノイズも豪快な額縁の上、片フィールド分の情報しか残っていないという壮絶な低画質番宣が存在した時代もあった。それに比べれば上に挙げた番宣も劣化に気付く人もほとんどいないくらい軽微な問題なんだけど、誰も得しない避けられる劣化は減ってほしいところ。

ついでに、早くから番宣が放送されていたFree!と恋愛ラボをチェックしていない理由について。Free!はPVにはちゃんとあったのに番宣ではアニメ映像を排除したPV風映像で画質評価の意味がなく、恋愛ラボも初期はアニメ映像なしのキャラ紹介、後期はアニメ映像はあってもPV風編集で加工して使っているために元の映像の特徴が崩れて確認できないことが理由。