2014年1月9日木曜日

中二病でも恋がしたい!戀 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/08
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5, HVFULL(OP, ED)


小さいわけでもないけれど、特に大きいというほどでもない円に近い分布。1期と比べるとかなり小さい。

今期多い高コントラストのくっきり画質に比べるとメリハリのない絵なので、どちらかというとソフトなHV画質に見えてしまう。といっても低解像度になったわけではなく、今回も縦955.5辺りの中途半端なジャギが残る京アニ標準フォーマッ
トで1期から変化なし。

鮮明映像は作画などの悪いところがはっきり見えてしまうからか、古くからHD制作していたテレコムやIGなど、最初は鮮明な映像を作っていたのに次第に高解像でも低コントラストでソフトな映像が増えていく制作が目立つけれど、京アニも"ぼかしたい病"を患い出したのかも?作画で手抜きしている感じはしないけれど、最近の京アニは作画より効果やCGに頼った絵作りが増えてきているし、SD制作末期からHD化初期のようなできるだけ鮮明な絵にしたい、と思わせるような映像が多かった頃の京アニらしさは消えつつある。


OP, EDはいつも通り縦1080のジャギもきれいに残るフルHD相当の映像。特にOPは鮮明なカットでも本編同様ソフトなフルHD画質になっているところが多い。

そのOPでは一部効果で加工しているものの1期本編映像を使いまわしたカットがあるけれど、その部分はフルHDで再撮影した感じには見えず、映像的にはフルHD相当とは言いがたい特徴になっている。まあ、どの解像度のどのアニメでも、量の差はあれ元絵の解像度が足りず拡大した状態になっているところはあるものなので、そういう場所が少しあるからと言ってフルHDじゃないと言う必要もないし、重箱隅なお話。

最初CGかと思ったOPのぐるぐるはフィギュアなどの実写なり3DCGで作った動画をロトスコ的にアニメ絵に描き直して作っているけれど、惡の華の影響かこの手の映像を見かける機会が増えてきた、と感じるのは単に意識して見ているだけかな。