2014年10月9日木曜日

大図書館の羊飼い 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/10/08
制作:フッズエンタテインメント, Felix Film
評価:HV1280+/806


カットによってぼかし効果の強さが大きく異なり、ここより二回りくらい小さい分布になるソフトなシーンの方が多いけれど、鮮明なところはかなり大きな分布になる精細HV。

全体にコントラスト抑えめの淡い絵で線もあまり暗くなく、鮮明というほどはっきりした絵に見えないけれど、細い線での細かい描写も多く精細感はまずまず。

ただ、強いぼかし効果の影響で黒浮きした線の暗さにバラつきが大きく、カット間で少し印象が異なる絵に見えてしまうシーンも多かった。

リサイズでの乱れも少なく縦810に近い特徴がわかりやすく残っているけれど、正確には806で少し足りない。これも1440x810で作った映像が拡大処理などの過程で少し欠けてしまったパターンだろう。OPや予告も本編と同じ。検索してみるとFelix Filmが中心となって作っているような感じにも見えるけれど、テレビアニメではフッズ初のHV1280+。

Hi☆sCoool! セハガール 1話


局:BSアニマックス
放送日:2014/10/08
制作:トムス・エンタテインメント、ジーニーズ
評価:HVFULL


なりヒロに続き、監督菅原そうたの3DCG短編。

今回も比較的簡素なCG映像だけど、分布通りこの作品もフルHD。なりヒロと異なり輪郭線のある絵なので、さらにメリハリのある絵に見える。

アンチエイリアスも効いていない極端なジャギ絵で、線がガタガタに見えたり破線になったりと上質なCG映像という感じではないものの、抜群の鮮明精細映像になっている。

監督以外にも制作協力で同じところがクレジットされているなど共通点のある2作品だけど、なりヒロの微妙映像を見た後では、すべてのやる気をこちらに回したと思いたくなるくらい動きや表情も豊かな映像に仕上げている。