2020年4月5日日曜日

メジャーセカンド2 1話

局:NHK Eテレ
放送日:2020/04/05
制作:OLM
評価:HV1280+/956

線が細く、特に人物が小さく描かれるカットでは細くなりすぎて激しく黒浮きしたり解像度限界でジャギ感の強い線になっているところが多い。高解像度の映像なので粗さが気になることはほとんどないけれど、カット感でも印象差が大きいシーンもあり全体で見ると微妙なバランスな映像という感じがしないでもない。

縦950を超える辺りの特徴は断片的に確認できるものの、線の輪郭も鋭利というほどはっきりしないところが多く1ピクセル単位での判断が難しい。それでも他のOLM作品で出てきた縦956辺りの特徴が残っているカットが複数見つかるので、この辺りが正解に近いサイズだろう。

遊戯王SEVENS 1話

局:テレビ東京
放送日:2020/04/04
制作:ブリッジ
評価:HV1280+/881

わずかに明るさを抑えた絵でも黒に近い線の朝アニメらしい高コントラストすっきりくっきり画質。

リサイズでの乱れは少なく、縦881のジャギがわかりやすく残っている。位相でみると881だけど882ライン分の情報が残っているように見えるところもあるので、元はちゃんと整数で16:9になる1568x882だった可能性が高そう。

波よ聞いてくれ 1話

局:TBS
放送日:2020/04/03
制作:サンライズ
評価:HV1280+/810

意図的にやっているんだろうけど、ジャギ感が極端に強く線の輪郭がガタガタになっている。

リサイズでの乱れも少ないので、どこを見ても縦810のジャギがとてもわかりやすい1440x810のHV1280+。

記憶違いや見落としがなければ、サンライズのテレビアニメでのHV1280+は2014春のラブライブ!2期以来で6年ぶり。

LISTENERS 1話

局:TBS
放送日:2020/04/03
制作:MAPPA
評価:HV1280+/844

明るさ抑えめでコントラスト低めのシーンが多く、くっきり感の弱い落ち着いた質感。

絵では線の輪郭がソフトに見えるところが多いけれど、拡大して見ると比較的はっきりした線で描かれていて、安定したフレームでは縦844の特徴がきれいに残っている。

MAPPAを含め2020冬5作品もあった縦844は最近よく出てくる数字で、元は1500.5x844辺りの整数で16:9にならない中途半端なHV1280+。

文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~ 1話

局:テレビ東京
放送日:2020/04/03
制作:OLM TEAM KOJIMA
評価:HV1280+/956

それなりの太さの線が基本なので極端な精細感はないけれど、人物が小さく描写される場所でも潰れが少ない高解像度映像らしい特徴が多い。

リサイズでの乱れが少なく縦956の特徴がよく残っていて、元は1700x956辺りの整数で16:9にならないHV1280+。このサイズは2019春からのMIXに続いて2作品目。

新サクラ大戦 the Animation 1話

局:TOKYO MX
放送日:2020/04/03
制作:サンジゲン
評価:HV1280+/806

3DCGメインのサンジゲンらしい映像。露骨なジャギ感はほとんどなく全体になめらかな輪郭に仕上げている。

それでも細い線にはしっかりジャギも出ていて、縦806の特徴がわかりやすく残っているところが多い。数字的に元は1440x810だったものが欠けた可能性を考えたくなるけれど、サンジゲンは5作品連続して縦806を維持しているので意図してこのサイズになるような作り方をしているのかもしれない?

かくしごと 1話

局:TOKYO MX
放送日:2020/04/02
制作:亜細亜堂
評価:HV1280+/812

黒というほど暗くない線でも輪郭は鋭利でそれなりに鮮明に見える癖の少ない画質。

リサイズでの乱れは少なく、縦812の特徴がわかりやすく残っている。1440x810より少し大きい中途半端な数字だけど、年1作品ペースでも4作品連続で縦812を維持しているので亜細亜堂標準サイズと言ってもよさそうだ。