2008年2月29日金曜日

ロザリオとバンパイア 9話


局:TOKYO MX(上), tvk(下)
放送日:2008/02/28

MXでノイズが混ざるトラブルがあったので、あえてそこを拾ってみた。見た通り周期性のあるノイズ成分が見事に広がってます。
ブロックノイズ的なものといっても、MPEG2圧縮でのノイズパターンではないので、素材からの読み出し時、もしくはそれを記録した時にデータが化けた問題で、原因としてはtvkの大規模トラブルと同類かな。この手のトラブルはそれほど頻発するわけでもないので、同一の納入元?が同じ機材を使って再発させたエラーの可能性が高い気がしないでもない。

2008年2月27日水曜日

2008冬の再まとめがまとめられないわけ

プリキュア5の2年目開始で再まとめするつもりがまだできてないのは、今になってもtrue tearsの最終的な判断ができていないため。
といってもHV制作は疑う必要性は皆無で、判断できていないのは、HV1280を超える解像度があるように見えてしまう箇所があるものの、制作された解像度を何故か特定できない不思議。

横1280の場合、標準的な地デジ解像度1440であっても1280からの拡大処理と断定できる痕跡があるカットがそれなりにあって、1280と判断することができるものの、true tearsに現れるリサイズによると思われるジャギは奇妙に不安定。1920放送のBS11で見ると1440に近い数字の場所もあって可能性としては、1440x810というサイズもあるのか?と悩んでいるうちに2月終わってしまうなあ。まあ春新番が始まるまでには・・・

細かく見てみると、true tearsの最初の数話には明らかにアプコンと判断していいカットもあり、綺麗に720からの拡大ジャギもあったりしたので、言い訳ながら初見でアプコンと書いてまったく疑わなかったのもその辺が理由。そんな低画質カットはあるものの、基本は修正判断通りHVで全体にぼかしをかけたものと思えるけれど、ではなぜアプコンに近いところまでぼかす必要があったのか?を勝手に想像してみる。

事情はわからないが一部のアプコンとなってしまったカットと、HV部分との画質差があまりに激しく、違和感があまりないところまでぼかして誤魔化した。

という程度は他のアニメでもあるからやはり

モブの3DCG化をやってみたものの、動きだけではなく絵としてみてもその部分で笑ってしまうくらいの違和感が出てしまった。描き直して動かないモブに差し替える時間もなく、とりあえずぼかして誤魔化そうとしたが、背景や手書きのキャラが精細なのにその中間の位置だけぼけるという変な絵になってしまったために諦めて全体をぼかした。特にはじめの数話はぼかしが強すぎてアプコンっぽい絵になってしまったという本末転倒なHV制作。

あたりかな?車ですら3DCGで作ると耐えがたい違和感があるアニメがうじゃうじゃあるのに人物で、しかもあのロボット歩きの上にいかにもCGの絵で浮いていたら思いっきり安っぽいアニメに見えたことだろう。視聴者的に評価できる動くアニメはそんな部分が動くことを期待しているわけではないので、無駄に動く背景にしても視線が分散して見難くなるだけだったような。成功した例とは言いがたいけれど、true tearsは動かすところもそれなりにちゃんと動かした上で余分な手間かけてまでCG使っているので努力賞はあげていいとは思う。
多少作画的な視点の話だけど、画質に影響が出たというあたりで一応触れてみた。

2008年2月22日金曜日

シゴフミ DVD CM


局:BS11
放送日:2007/02/22

CMまで低画質。分布は似ているもののジャギ感は消えているので放送よりはいいかな。
DVDでもこの画質ということはありえないけどCMくらいもう少しまともな画質で流した方がいいのでは?

優しさと感動のこだま


局:BSフジ
放送日:2008/02/22
評価:HV1280

偶然ひろえたので。
のっぺりした絵でBSレートなら十分破綻のない絵になりそうな感じながらモスキートノイズが多い気がする。
とはいえ十分な解像度を持つHV。

耳をすませば


局:日本テレビ
放送日:2008/02/22


告知通りアプコン
四角分布で狭いので解像度的にも低め

2008年2月17日日曜日

おねがいマイメロディ すっきり♪

★4:3アニメです

局:テレビ東京
放送日:2008/02/17

何度か書いてますが、4:3アニメの場合左右の帯をつけた状態ですので、16:9アニメより横の分布は有利になります。
ここに載せている4:3は古いアニメが多いので狭い分布になっているものが多いのですが、比較的高画質な4:3アニメの場合この程度に広い分布になります。


比較のために、帯をとって16:9に拡大してみると、こんな感じ。縦の解像度はそのまま横に引き伸ばすので、分布としては横に狭くなり見慣れた16:9アプコン分布に近付きます。左右がばっさり切れている通りノイズもあるものの、十分良質なアプコンと同等。
レターボックスからのアプコンで縦解像度が悲惨なアニメがそれなりに見られる中、4:3の場合縦の解像度も全部使っているので、縦の分布もまずまず。

他の4:3アニメと比べる時は上と比べないと意味がないので注意。

PERSONA -trinity soul- 7話


局:TOKYO MX(上),BS11(下)
放送日:2008/02/16

傾向が変わっていたので、再チェック
横解像度はよくなったものの縦解像度不足
MX1話はこちら

一方BS11は分布も広くなって縦解像度もアプコンとしてはまずまず。十分優秀なアプコン画質。
ロゴ付きだけど・・・
BS11の1話はこちら

2008年2月16日土曜日

狼と香辛料 6話


局:TOKYO MX
放送日:2008/02/15
評価:HV1280


基本的に変化はないけれど、ノイズのある部分に出ていた謎の縦の輝線は消えた。絵にそれほど変化は見えないので、どういう理由で出ていたのかよくわからないけど本来の絵にないノイズだったので消えたことは喜ばしい。

2008年2月15日金曜日

公式ブログといえば

古い話になるけれどテレ東ではジャギが見える明らかなアプコンで放送されたシムーン公式ブログ(消されてしまいました)にある画像はなぜか1440 x 810のサイズ(古いものは小さいけど)で、放送をHDキャプしたものと比べても格段に精細。普通にブラウザで見ると小さいままだけど
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/006/011/91/1/1.jpg
とか直接開くと元サイズの大きさに驚く。1440という幅ではあるものの、線にリサイズしたような美しくない揺らぎがあり、元は1280と思えるけれどjpegで圧縮率が高くノイズも多いので明確な判断はできてない。
ジャギがはっきり見えるアプコンになる絵を作る場合、SDより十分大きなサイズ作って一旦SDに縮小するという過程がないと難しいので、余り話題にならなってないようなアニメでもHV制作しているものはいくつもあるんだろう。HV制作表示してたりするネウロとか、鬼太郎あたりの四角分布のアプコンはその可能性が高いと思えるもの。もっともAirのようにSDにしてそれしか残さないという愚かな例もあるので期待は禁物かな。ストーリーはともかく、映像的に一度はHVで見てみたいと思うシムーン。BDで出ることは・・・まあないだろう。
アニメの本数もようやくピークを過ぎて減少傾向。再放送ならあるかも?
一応ブログの画像もやってみよう
2006/07/23の記事中のユン

なかなか優秀なHV1280分布。あるいはそれ以上?

狼と香辛料の公式ブログ

狼と香辛料のスタッフブログ(http://blog.mediaworks.co.jp/spicy-wolf/)に額縁で表示されてる写真がのってて大雑把に計ってみると横1920の解像度を完全に表示していると1440x810近辺のサイズに見える。明らかに地デジでよくみる額縁より細くて映像の有効範囲も広い。大抵のテレビは少し切って表示するので実際1280x720のサイズであると仮定してみる。
この映像から、1280x720制作したものを1080iに額付きにした上で元サイズのまま記録する所がそれなりにあるとすると、元がインターレースの場合にだけ発生するここで書いたようなリサイズによるコーミング的ノイズが頻繁に見られる理由もわかる気がする。720iという規格を使うまでもなく720i相当の保存は1080iを使えばできるので、720pの保存のためだけにそれが可能な機材を用意するほど裕福なところはそうないだろうから意外と的外れでもない?

これも妄想だけど、HV1280ものでコーミングが多発する理由がなかなか想像できてなかったので、勝手にすっきり。ところでマイメロは4年目あるというような情報が出てたけどどうなんだろう。4:3なのであえてチェックしていないけれど、下手なアプコンより高画質に見えるので一回チェックしておこう。
話ずれすぎた。

2008年2月13日水曜日

シゴフミ 6話


局:TOKYO MX
放送日:2008/02/12

前のパターンに戻った

2008年2月10日日曜日

true tears 6話


局:tvk
放送日:2008/02/09
評価:HV1280

相変わらず拡大時の縦方向のノイズが多いために解像度を断定できるような箇所は見つけられないものの、線幅が960でも無理な箇所が多々あるので、これも1280と判断して大丈夫だろう。
ここ数話はHVと判断しやすい箇所が増えてきたものの、初期にもアプコンでは不可能と思えるところ(OP中の枠内の映像ではなく本編中の絵で)があるので、さかのぼって1話からHV1280に修正。

2008年2月9日土曜日

コードギアス反逆のルルーシュR2 番宣


局:TBS
放送日:2008/02/09
評価:HV1280

ガンダムOOのような分布ではありませんがHV1280。変則サイズ+コンポジだった1期のことを考えるとDVD売れなくならないか心配になるくらいに高画質。これもテロップ類は削除しています。

ところでまだ2月ですよ?

機動戦士ガンダム逆襲のシャア Blu-ray CM


局:TBS
放送日:2008/02/09
評価:HV1280

HDプレミアムマスターってネーミングのセンスがすばらしいですねー(笑)
十分に高画質な分布なのですがリサイズジャギっぽいところが多々あり、商品でもこの画質なら、"HDプレミアムマスター"っていうのは720p程度のサイズしかない中途半端画質HDといわざるをえないかも。10年後HDスーパープレミアムマスターとかいって1080p版を出す気満々?あくまでCMだけの話で、BDではちゃんと1080pのマスターであってほしいところ。
これも例によってテロップ部分は消しています。

彩雲国物語 33話


局:NHK-G
放送日:2008/02/08
評価:HV1280

1280と判断できる箇所をいくつか見つけたので、やはりHVで間違いなし。ただし放送回によってかなりぼけていたときがあるので話数次第と思っているものの、逆にアプコンと断定できるだけの資料は残していないので、1期の最後39話までにそんな回が見つかればHV回とアプコン回が間違いなくあったといえるかもしれないけれどもうないかな。
分布はHVとしては狭いものの、1280の解像度で作成したものを若干ぼかして、さらに画面全体にグレイン風ノイズをかけた結果この分布になったもので、true tearsに近いアプローチ。暗いものの、ノイズ成分が大半とはいえ1280限界付近までうっすらと伸びている・・・といっても近い分布のアプコンアニメもあるので、これまたこの解析法の弱点パターンのアニメ。グレイン風ノイズが線をゆがめていることで1280の解像度で作成した時に出る特徴が崩れてしまい、ボケ感が強い絵になっています。その成果?でアプコンでも十分な絵に見えてしまうのは、もったいないというより贅沢な表現方法と解釈してあげよう。

2008年2月8日金曜日

シゴフミ 5話


局:BS11
放送日:2008/02/08

MXと同一箇所
MXの方が四角に近いものの一回り伸びがよく精細。当然MXの方がジャギが目立つところは目立つけれどBS11の方もジャギがしっかり見える部分も多いので、自分の好みでいえば今回はMXの方が上出来かな。絶対DVDなんか買うもんかー、という人なら今回からはMXの方を推奨。

2008年2月6日水曜日

シゴフミ 5話


局:TOKYO MX
放送日:2008/02/05

影のようなノイズ成分は消えて比較的見やすい画質にはなっているものの、元の絵の情報不足は変わらないので線の傾きと細さ次第で目に付くジャギが消えるわけでもなく、異常な画質というレベルを何とか抜け出した程度。正解とよべる処理方法なんてないので、悪いのは局ではないしこんな状態でも努力賞というところでMXはこれで最終形かな?

2008年2月5日火曜日

H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~


局:BS朝日
放送日:2008/02/04

チェックするまでもなく悲惨画質継続
地上波より1ヶ月遅れたままでBS11に追っかけられるしスピリッツから抜けて他のアニメ持ってきた方が喜ばれそうだ

2008年2月3日日曜日

Yes!プリキュア5 GoGo!


局:テレビ朝日
放送日:2008/02/03
評価:HV1280 HV1280+ に訂正
言い 訳はこちら

2年目も特に変化なし。

古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー翼竜伝説


局:テレビ朝日
放送日:2008/02/03
評価:HV1280

前シーズンと大差なし。円に近く広い分布できれいに見える絵。とはいっても若干線が乱れていて、静止画で見ると粗もあり誉めるほどの高画質でもない。多少ボケていますが、これも1280で間違いないでしょう。例によって時計部分は除いてあります。

時計表示を残したままにすると左のように一回り大きく縞というか斑点のような分布がつきます。
時計、テロ、ロゴなどはアニメの作画に比べるとシャープなため、一部の精細なアニメ以外では絵の分布より広い範囲に分布します。

2008年2月2日土曜日

メジャー 第4シリーズ 5話


局:NHK-E
放送日:2008/02/02
評価:HV1280

初回に比べると縦の解像度が激減ではあるものの、ジャギピッチからHV1280で間違いないでしょう。

彩雲国物語 32話


局:NHK-G
放送日:2008/02/01

これもまだ評価に迷っているアニメ。分布からは最上級のアプコンという感じの回と、明らかにボケた回とあって、今回は画質がいいと思えたのでチェックしてみたけれど、前回とほとんど変わらない。
このサイズの円に近い分布はSDからのアプコンで出すのは難しいことからもHVの可能性はあると考えているものの、線に拡大による揺らぎが多く断定するほどの確信はなし。この線の揺らぎもSDからの拡大らしい特徴があれば容易にアプコンと言い切れるけれどこれが微妙で、逆にHV960やHV1280の特徴が出ているわけでもないので判断保留。保留と書くとHVのことが多いので、HVである可能性は高いかも。この分布の画質を作る方法を考えると、SDで作って拡大した上でフィルタ処理で仕上げるより、HVをぼかした方が簡単だし。
このアニメも放送回によって明らかな画質差があるので、低画質回も見つけたら比べてみる。

しゅごキャラ 17話


局:テレビ東京
放送日:2008/02/02

と比べて傾向は同じながら分布が広くなってボケた感じはあまりしない。もう少し横が伸びるとかなり上質なアプコンになるんだけど、ジャギが見えるのを避けるためにあえてぼかしている感じもするので、これはこれで理想に近い画質だと思う。

狼と香辛料 4話


局:TOKYO MX
放送日:2008/02/01
評価:HV1280

今週も2つの画質混合で、傾向も分布も先週と同じ。
割り合いから上の理想的な画質の部分は修正された箇所と勝手に推定したものの本当の理由はわからないな。下の縦のぼけた輝線は今週もあったし、このままの状態で最後までいく予感。特に変化がない限りこのアニメの追跡もここまで。

2008年2月1日金曜日

ロザリオとバンパイア 5話


局:TOKYO MX
放送日:2008/01/31
評価:HV1280

高周波成分が多くなった程度で、分布限界はあまり変わってない感じですが、素直な分布で確かにHVでした。ワイプで歌っているところはHV編集段階で小さくしているのでさらに精細ですが、通常の作画の部分の線ものっぺりした感じから手書きの揺らぎが見えていて線幅からもアプコンではないのは明らか。1080iへの変換時のノイズがなけば縦の分布ももっとよかったはずでもったいないところ。
分布の差の少なさから1話からHVだったのかもしれないけれど、前述の通りアプコン(もしくは同等の拡大処理)をかけないと出ないノイズが存在していたので1,2話の評価は変更しません。
最終的にHV制作表示に偽りなしで、今期はHVアニメ多いという結果。2月開始2本が出たところで改めてまとめよう。