2012年1月8日日曜日

輪廻のラグランジェ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/08
評価:HV1280


番宣同様、かなり大きな分布の精細で鮮明なHV。

この分布でも縦横とも1280x720のジャギがはっきり見えるHV1280だけど、1280x720で表現できる限界の鮮明さを狙っているのか、というくらい鮮明さに偏った映像。その分、線も輪郭強調気味だったり、ジャギ感の強い線になっているなど、大画面で見るとノイズや粗さが気になることもありそうだけど、最近はバランス志向のアニメが多いので無茶な画質も逆に新鮮。

色ズレではなく色収差を再現したような効果で周辺の線の輪郭に色が見え、それも個性的な質感になっている。

ズーブルズ! 番宣



局:テレビ東京
放送日:2012/01/08
評価:HVFULL


縦の伸びが非常に良く巨大な縦長分布になっている精細HV。彩度高めの派手な映像で、一部3DCGを利用しているように見えるところもあるけれど、大半は普通のアニメ作画になっている。どちらかというと動画より絵を動かして動きをつけているところが多くアニメ映像としては簡素な作り。

手描きの線の輪郭をそのまま残したような特徴なので絵の部分で見るとわかりにくいけれど、線の周辺のノイズには縦1080のジャギが綺麗に残っているところも多いフルHD相当の映像。

スマイルプリキュア! 番宣


局:テレビ朝日
放送日:2012/01/08
評価:HV1280+


動きの大きなカットも多く劣化で小さい分布になるところも多いけれど、比較的安定したフレームはしっかり大きな分布になる精細で鮮明なプリキュア画質。

全体に圧縮劣化が多く、はっきりした特長が残っていないのでよくわからないところが大半だけど、最後の集合絵の部分には乱れのない縦900のジャギがはっきり出ているので、放送は横1440でも、元は1600x900で続きそう。

リサイズ品質も向上して1280x720でも線の乱れもほとんどな高画質アニメも珍しくないけれど、このクラスの映像を比べるとやはり見劣りしてしまう。

ポヨポヨ観察日記 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/01/08
評価:SD-p/480 SD-HV1280-i(SPICE)に訂正 言い訳はこちら

小さい円分布のぼけアプコン。コントラストも低めで絵本っぽく紙に描かれたような質感にする効果もあり、線の輪郭もはっきりしないので分布以上にソフトに見える。

変わった特徴の映像で、比較的鮮明なスタッフ等の文字の輪郭ノイズを見ると、853x480になっているので元は854x480で、拡大処理で僅かに横が切れた状態か?絵は全体にその文字より少し解像度が低いものの、場所によって特徴も異なるので、854x480で作ったけれど元絵の解像度不足のところが多かった、と仮定するとこんな特長の映像になりそう。

アプコン処理も変わっていて、直接480→1080と拡大せず、縦540にしてから補間なし(あるいは非常に保管の弱い)のリサイズで縦に2倍にしたような感じで、2ピクセル単位のジャギがはっきり見える。この状態にシャープフィルタを書けると線の周囲に縞状のノイズが出やすいので、視聴環境によっては縞アプコンっぽい線に見えることもありそう。

SD解像度で正方画素の例は怪盗レーニャがあったけれど少し大きく864x486だった。

BRAVE10 1話


局:tvk
放送日:2012/01/07
評価:HV1280-i(GONZO)

これもtvkとMXの同じフレームでの比較。上がtvk。

上下に噴出し上の分布の見える縞HVで、全カット確認していないけれど、本編はほとんど縞カットのようだ。横の伸びも悪く全体に暗いカットも多いので、アプコンっぽく見えてしまう環境も多くなりそうな映像。




局:TOKYO MX
放送日:2012/01/07
評価:HV1280-i(GONZO)

これもMXの方が少し横の伸びが良いけれど、それでも小ぢんまりした分布で絵で見てもソフトというよりはボケて見える。線は十分暗いけれど縞の影響に加え映像全体が暗めなのでコントラストがその分低く鮮明さが失われた絵に見えてしまう。

OP, EDやサブタイ、アイキャッチはちゃんとフレームで拡大されているようだけど、予告も縞付きなので2話以降も改善しない可能性も高そう。




MXのフレームを縞解消した時の分布。縦の伸びは改善するけれどその分、横の伸びの悪さが気になる。

くっきり画質ではないので環境によっては縞解消してもそれほど印象が変わらないかもしれないけれど、フルHDであれば改善効果もはっきりわかる環境も多いだろう。

モーレツ宇宙海賊 1話



局:tvk
放送日:2012/01/07
評価:HV1280

tvkとMXで同じところで比較。上がtvk。

MXは円に近い分布で伸びも悪くないけれど、tvkは横に少し潰れて縦長楕円っぽくなっているよくあるパターン。これも比較的太めの線で描かれているのでぼけで線の黒浮きが目立つところも少なく、見た目の印象差は小さいけれど、線も少し甘くなり細部も潰れ気味なのでMXの方が引き締まったメリハリのある絵になっている。




局:TOKYO MX
放送日:2012/01/07
評価:HV1280

少し黒を持ち上げていて極端なくっきり画質でもないけれど、ノイズ効果のほとんどないすっきり画質で圧縮ノイズも目立たず放送画質としては十分安定している。バランスは悪くなく彩度低めで地味な絵という感じがしないでもない。

BS11の番宣で縦540に近い特徴が出ていたのでHV960?と書いたけれど、特に細い線には縦720のジャギが綺麗に残っているところもあった。ただ、本放送中でも縦540周期のジャギのような特徴が出ていたり、少し絵を拡大したように見えるフレームが見つかるので、もう少し丁寧に調べてみた方がよさそうだ。

探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕 1話


局:tvk
放送日:2012/01/07
評価:HV1280


MX, BS日テレと同じところ。

tvkでもかなり大きな分布で鮮明な映像になっているけれど、他局と比べるとこれでも少し小さい。傾向は異なってもMXとBS日テレは同じくらいの鮮明さになっているのに対し、tvkだけ少し線が太く全体に少し甘い絵になっている。

と言ってもこの分布なのでかなり鮮明に見えるし、tvkボケの影響を受けにくいタイプの映像と言えそうだ。

ひだまりスケッチ 10話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/07
評価:LB-ip/363

久しぶりの豆粒分布の劇ボケアプコン。最後のアプコン処理は直接のレタボズームだけど、単純にレタボにしたくらいではこんな分布になるはずもなく、SD-LB変換を最低でも2回は繰り返したような酷い崩れ方になっている。もう何をやったのか考えるのもバカバカしいくらい酷い画質。

OPはある程度コントラストを維持しているけれど、本編は線のボケと黒浮きが酷く、見ているだけで目が悪くなりそうなくらいはっきりしない絵になっているような。

偽物語 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/07
評価:HV1280


大きめの円分布になる鮮明HVだけど、カットによっては線の黒浮きも目立ち、くっきり画質という感じでもない。特に人物が小さいところなどは、絵を縮小して使っているのか解像度限界でジャギ感の強い線になってガタガタに見えるころもあり、少し四角感のある分布になるところも多い。

元絵の特徴も良く残っていた化とは特徴が異なり、撮影解像度の特徴が強く残っているとてもわかりやすいHV1280。

今期は低コントラストの作品が多いくらいで極端な塗りや明るさ表現が少ないだけに、効果過多とも思えるくらい極端な表現が多い映像として異質な存在になっている感じ?