2010年3月24日水曜日

ひだまりスケッチ×☆☆☆ BD & DVD CM

BDについては(あお)の方で更新。このCMはいろんな局で放送されていたので、今回はCMの局毎の違いについての適当に検証してみる。


確保できた局の映像と、BDの状態を輝度の分布で比較してみよう(分布の意味は生徒会の一存を参照)。放送時期もずれているので、元となるオリジナルの映像自体も異なるとか同じ局でも違う状態で放送されている可能性もあり、局の傾向ではなく放送される場所で違う、というところが主題。圧縮劣化も微妙に影響するので、細かい差はあまり気にしない方がよさそう。

左上がBD。見た目にも色は一番自然で安定して見え、一番オリジナルに近いと仮定。BDのみ本編中のフレームなので、CMの下部にあるテロップがないという違いがあります。

BDに一番近いのはやはりTBSで色も十分近似している。BS11も近い状態だけど僅かにTBSより暗く、静止画で並べて比較すると僅かに差があるのがわかる。BS-TBSはいつも通り特に明るい色が少しずれていて分布の傾向も変わっている。多少BS-TBSの色の差は気になるもののここまでは大きな違いはない。

右のtvk, MXは大きくずれていて、特にtvkはほぼ右端まで伸びているので、生徒会の一存の問題と同様環境によっては白とび気味の映像で表示されてしまう状態。この分布ではわかりにくいけれど左(暗方向)にも伸びている状態。MXはtvkより少しはみ出し幅は狭いけれど似た傾向で、他局と比べてこの2局のCMの色は不自然に表示される。

ここまで差が大きい例はあまりないと思うけれど、デジタル放送でも色や明るさが違うのは珍しくなく、映像として同じに見えても同等の素材が使われているとは限らないのだろう。

BS-TBSは局としてのずれ傾向が出ているけれど、tvk, MXはこのCMの映像が奇妙というだけなので、映像を補正するためには映像毎に調べる必要もあるし、補正しても十分近似する色にならないことも多い。

色の問題は同じオチになってしまうけれど、BDなどを正解と仮定することなく放送だけで比較した場合、どの状態が正解なのか(全局おかしい可能性含め)判断できないので、色や明るさの問題は極端に気になるような異常でない限り気にしない、が賢明と思えてしまう。

追記
MX, tvkでも極端に明る版CMは見かけなくなったけれど、その状態も他の局とは微妙に異なっていた。