2013年4月1日月曜日

変態王子と笑わない猫。 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/03/31
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL

3ヶ月BBSが大量に放送されたけれど、ようやく普通のアニメ映像のCM。


上下の隅の方は少し暗くなっているけれど縦の伸び非常に良く、BBSのアニメっぽいカット同様縦1080の特徴ははっきり残るフルHD相当の映像になっている。

2010年のおお振り二期は番宣だけフルHD。2012年の氷菓はtvkの劣化番宣がフルHDっぽく見えただけだったけど放送はOPEDだけとはいえフルHD。2013年のへんねこは・・・・・・

9カットの内最初の1カットこそ走る動画がしっかりあるものの、2カット目以降は口パクとまゆが動くくらいでカメラのパン以外はちゃんとした動画が皆無。作画の違いからへんねこBBSとは印象が異なる映像に見えても、大半は動く紙芝居状態という安っぽい作りという点で大差ない映像に見えてしまう。どうして動画のないカットばかり選んだのかは疑問だけど、去年公開されていたPVの使いまわしっぽいし、PVにはしっかり動くカットも多々あるので本放送に期待してみよう。

春のもう一本のJC、超電磁砲Sの番宣は1600x900なので、フルHDでなくても1600x900であれば頑張ってると思えるだろうけど、これで1280x720だったらタイトル通り笑えない。

ゆゆ式 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/03/31
制作:キネマシトラス
評価:HV1280

大きめの円分布。少し彩度低めでも線はしっかり暗く、癖のない高コントラストのくっきり画質になっている。簡素な背景が多いけれど動画で良く動くカットの多い。もちろんそういうカットばかり選んだ番宣というだけかもしれないけれど、アニメとしては魅力的な作り。軽微なノイズ効果は使ってるかもしれないけれど、圧縮劣化も少なめで安定して見える。

線の輪郭も滑らかで特に細く見えるわけではないけれど、元絵の解像度が高かったのかかなり細い線を少しぼかして整えたような特徴になっている。その影響で線の黒さが場所によって異なるけれど、絶妙なぼかし具合なので黒浮きが気になるようなところもなく、バランス志向の画質としては良くできている印象。

ぼかしやリサイズでの乱れもほとんどなく、どこを見ても縦720のジャギが非常にきれいに残っているとてもわかりやすいHV1280。