2013年6月25日火曜日

きんいろモザイク 番宣



局:TOKYO MX
放送日:2013/06/24
制作:Studio五組
評価:HV1280

これも劣化したBS11番宣を見ているけれど、MXの番宣も少し荒れた状態だったので比較してみる。

下のBS11番宣で見たところと同じフレーム。

BS11に比べると少し横の伸びが良くなっているものの、MXでも噴出し上のノイズが見え、絵で見ても線が崩れた状態になっている。BS11でも触れた縦方向にも少し崩れ気味でリサイズの質に問題がある。

どうやら局に関係なく提供された番宣は少し荒れた映像だったようで、BS11ではさらに局内編集時の劣化が加わっていたようだ。本放送がこの状態のままというのも考えにくいので、どちらの局も一回り以上大きな分布に変わると思うけれどちょっと心配になる番宣。




局:BS11
放送日:2013/06/12
制作:Studio五組
評価:HV1280

幻影ヲ駆ケル太陽 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/06/24
制作:AIC
評価:HV1280


最近はBS11番宣をチェックした後のMX番宣はスルーすることが多いけれど、BS11とは異なる特徴だったので見ておこう。

下のBS11番宣で見たところと同じフレームの分布。上下の崩れがなくなり縦の伸びも自然な円に近い分布になっている。

BS11の番宣は片フィールドを拡大した状態になっていたけれど、MXではそのような加工はなく、ちゃんとフレーム分の情報が残っている。BS11で重ねられた文字やロゴは片フィールドになっていなかったので、元映像からおかしかったと推測してしまったけれど、BS11では現時点までに2つの番宣が片フィールド状態になっているので、局での編集が原因だった可能性が高そう。

映像としてはまともなMXだけど、片フィールド分情報が欠落した状態が有利に働いたのかBS11の方が全体に圧縮劣化が少なく安定して見える。

圧縮劣化の影響でちゃんとフレームで確認できるMXでも特徴がはっきりしないカットがほとんどだけど、直線的な細い線などにはきれいに縦720のジャギが残っているフレームもわずかにあり、やはりHV1280で間違いなし。



局:BS11
放送日:2013/06/21
制作:AIC
評価:HV1280-HALF

原因が局にあるとすると、以前からの横方向の崩れだけでなく、片フィールド状態の番宣も今後増えてしまうのかも?

犬とハサミは使いよう 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/06/24
制作:GONZO
評価:HV1280


大き目の円に近い分布。線も若干太めでしっかり黒いくっきり画質のカットが多い。見た目にはすっきり画質になっているけれど、派手に動くところが多いにしても圧縮劣化は少なくなく、元はしっかりグレイン風ノイズを使っているかもしれない。

線も非常に滑らかに見えるけれど、拡大してみると単純なリサイズだけでは実現できそうにないくらい滑らかな特徴。若干輪郭強調気味になっているし、フルHDに拡大後に何らかのフィルタでより鮮明な絵に仕上げているのかもしれない。

そんな特徴の線でも、リサイズでの乱れはなく縦720の特徴もしっかり残っていてこれもHV1280。番宣用の編集だと思うけれど、最後の分割カットは映像をフルHDサイズで加工していて通常カットより精細な映像になっていた。

BROTHERS CONFLICT 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/06/23
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280

15秒なのに前半はイラスト使用のキャラ紹介というちょっと変わった番宣だけど、後半のアニメ映像の分布。

若干四角感はあるものの大きな分布になる。極端に黒くはないけれどしっかり暗い線の高コントラスト映像で、見た目にはすっきりくっきり画質に見える。

リサイズも上質で線も滑らかに見えるけれど、比較的線が細く、解像度限界で縦720のジャギの特徴もしっかり残っていてこれもHV1280。気にならないレベルだけど、場所によっては解像度限界でジャギの特徴がはっきり見えてしまっているところもあった。