2014年3月3日月曜日

極黒のブリュンヒルデ 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2014/03/01
制作:ARMS
評価:HV1280


比較的安定したフレームは円というほど綺麗な形ではなくても中間的なHV分布になる。ほとんどのカットでパンやズームなどのカメラワーク的な動きがある番宣だけど、この手の動きは放送では軽微でも縦方向に絵が崩れてしまいがちなので横長の分布になるフレームが非常に多い。

黒というほど暗くはないけれど適度に暗い線が基本の高コントラスト映像なので鮮明さは十分。映像で見ると圧縮劣化も少なく、比較的安定したすっきり画質になっている。

線も滑らかでジャギ感もほとんど感じないけれど、線の輪郭ノイズには縦720の特徴もしっかり残っていて、これもHV1280。

アームス純正ではなさそうな作品もあったけれど去年春から3作品HV1280+を維持したアームスも今作で脱落。1280x720で作られていた初期のPVと共通のカットも多く、本放送で変わる可能性も僅かに残っているかもしれないけれど、番宣と放送で異なる作品は年に1つあるかどうかというくらい稀なので期待しない方がよさそうだ。

PERSONA3 THE MOVIE #2 CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/03/01
制作:AIC ASTA
評価:HV1280

この記事は2013年12月の1作目のCMの頃に書き出したものの、はっきりした特徴が残っていない映像で時間がかかりそうで面倒だなぁっと思っているうちに完全に忘れてしまってもう#2。前から流れていたけれど、#2のCMは比較的安定したフレームも多くわかりやすいの特徴を見ておこう。

背景も簡素で線が少ないフレームなので放射状の線が目立つけれど、大きな円に近い分布になる。強いぼかしもなく高コントラストの鮮明映像だけど、細い線での描写が多く線自体もあまり黒くないのでくっきり画質というほどの絵にはなっていない。

リサイズでの乱れもなく絵としては粗い感じもなく滑らかな線に見えるところが多いけれど、特に細い線を拡大してみるとガタガタと表現したくなるくらいジャギがはっきり残っている辺りは、いつも通りのAICらしい特徴。

乱れも少ないのでつまらないくらい簡単に縦720と判断できるHV1280。例によって映画でも黒帯なしの16:9なので最初から16:9で作っているパターンだろう。