2012年5月27日日曜日

BLOOD-C The Last Dark 特番 総集編前編



局:TBS
放送日:2011/07/08
評価:HV1280


TBS1話でチェックしたフレームが無かったので別のところで比較。TBSは別ソースでなので局間比較には向かないけれど、映像を見る限り誤差の範囲と考えても大丈夫だろう。

ということで上からTBS, BS11, MXで並べてみたものの、3局ともほとんど差のない分布で違いもよくわからない。静止画で比較すると局の癖も見えてくるけれど、動画ではロゴなしでは判別不可能なくらい同レベルの画質になっている。

TBSは圧倒的に良い点もないけれど、目立つ欠点もなくバランスの良い画質に見える。



局:BS11
放送日:2012/05/26
評価:HV1280


周囲のノイズ分布が僅かに多いBS11。絵で見てもモスキートノイズが他局より多く、ノイズが見えやすい環境では他局より少しざらついた感じに見えることもありそう。

逆に背景の描写など微妙な表現の潰れが少なく緻密な絵になっているところとか、細かい描写の色の滲みが少ないなど他局より良い要素もあり、傾向は違っても悪い画質というわけでもない。ノイズを上手く隠してくれる環境では他局より見栄えのする絵になるかも?

これも横1440経由。



局:TOKYO MX
放送日:2012/05/26
評価:HV1280

BS11よりTBSに近く、全体にノイズが少なくすっきりした絵になっていて、輪郭の黒系の線はBSより細く引き締まって少し鮮明な絵になっている。ただ色の滲みが大きく、色を伴う細かい描写は崩れが目立ち、カットによっては少し見劣りするところもあるなど一長一短。



BS11と地上波で差が出るアニメも多いけれど、このアニメはどちらかというと局の癖に影響されにくい映像なのかも。

劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女 CM



局:テレビ東京
放送日:2012/05/26
評価:HV1280

少し前から流れていたけれど、劇場版のCM。

テレビシリーズは開始以来(多分)一貫してSD-ipのアプコンを維持しているけれど、映画はしっかりHV、は当たり前の話かな。

比較的安定したフレームでも圧縮劣化のノイズで周囲が明るくなっているものの、大きめの分布で鮮明さは十分。ノイズ効果もほとんどなく、線も十分暗いすっきりくっきり画質。
 
補間もしっかり効いたリサイズで線も滑らかでジャギ感も弱いけれど、細かい描写には縦720の特徴もしっかり残っている。映画でも黒帯なしの16:9なので最初から1280x720の16:9で作っているHV1280のパターンだろう。

じょしらく 番宣


局:TBS
放送日:2012/05/25
評価:HVFULL


アニメ映像ではない番宣なのでチェックする意味もないけれど閑散期なので見ておこう。

イラスト的な1枚絵が基本のこの手の映像では普通という感じで珍しくもないけれど、しっかりフルHD相当の巨大分布の鮮明映像。ただ横方向のリサイズを何度も繰り返した跡もあり、静止画で見ると少し汚い絵になっている。


境界の彼方へ CM



局:TOKYO MX
放送日:2012/05/23
評価:HVFULL


アニメ映像を使ったCMでもスルーしているものが多いけれど、画質視点でも十分凄い映像なのでチェックしておこう。

見事な巨大分布。線はそれほど黒くなく、極端なくっきり画質ではないけれど、普通のテレビアニメとは違う精細感のある鮮明画質。縦1080の特徴もはっきり残るフルHD相当の映像。

大きく動くカットが多く劣化も目立つけれど、ノイズ効果のないすっきり画質なので派手な動きの割には破綻状態のフレームはそれほどなく、放送画質としては頑張っている感じ。

PV的な作りの映像だけど、カット数が多すぎて情報詰め込み過ぎという感じもあり、ちょっとごちゃごちゃした印象がしないでもない。



局:BS11
放送日:2012/05/25
評価:HVFULL


MXより横の伸びがよく、さらに鮮明なBS11でのCM。激しく動くところでもMXより圧縮劣化が抑えられている。

MXより大きな分布でもやはり横はばっさり切れていて、これも横1440経由の映像。

はじめの一歩 New Challenger 1話


局:BSアニマックス
放送日:2012/05/20
評価:HV1280


日テレ1話と同じところ。

一見BSアニマックスの方が大きく見えるけれど、ノイズの影響で明るい部分はむしろ少し小さくなっているところも多い。それほど荒れているわけでもなくノイズが見えにくい環境では気になることもなさそうだけど、圧縮劣化で線が崩れて細かい描写も潰れ気味で少し見劣りする絵になっている。