2019年4月7日日曜日

群青のマグメル 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/04/07
制作:ぴえろプラス
評価:HV1280+/810

少し太めでしっかり暗い線の高コントラストくっきり画質。後半はかなり強いノイズ効果がかかっているシーンが多い。

適度なぼかしでほとんどジャギ感のない滑らかな線に見えるところが多いけれど、線の輪郭ははっきりしていて縦810の特徴がきれいに残っている。ぴえろプラスはサイズが安定しないけれど、
前クールの不機嫌なモノノケ庵 續に続いて1440x810のHV1280+を継続している。

デュエル・マスターズ!! 1話

局:テレビ東京
放送日:2019/04/07
制作:ブレインズ・ベース 小学館ミュージック&デジタルエンタテインメント
評価:HV1280

アセンションからブレインズ・ベースに入れ替わり。

黒に近い線の高コントラストすっきりくっきり画質という部分は変わらないものの、ジャギ感の強い線の低解像度映像に劣化。線が太いので気になる環境は少ないだろうけど、大画面だと粗さが見えてしまうこともありそう。

リサイズでの乱れは少なく縦720の特徴がはっきり残るHV1280。2014年から前シリーズまで5年1536x864を維持していたけれど劣化してしまった。

ちなみにここ数年1280x720ばかりのブレインズ・ベースも、2014~2016年には1536x864や1600x900で作った作品がいくつかあった。ただ当時も1280x720併用だったので基本1280x720の制作というところは変わってないかも。

この音とまれ! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/04/06
制作:プラチナビジョン
評価:HV1280+/900

彩度抑えめで線も黒というほど暗くないのでくっきり感は弱いけれど、明るめの絵で細かい描写も多く精細感十分の鮮明HD。

ジャギ感もほとんどない滑らかな線に見えるけれど、線の輪郭は比較的鋭利で乱れのない縦900の特徴がきれいに残っているわかりやすい1600x900のHV1280+。

本数は少ないけれどプラチナビジョンのテレビアニメは1600x900で安定している。

ぼくたちは勉強ができない 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/04/06
制作:stシルバー × アルボアニメーション
評価:HV1280+/864

共同だけどどちらもテレビアニメでは初の制作。

しっかり暗い線の高コントラストすっきりくっきり画質だけど、彩度高めというか異様に濃い色と普通の配色が混ざった感じのちょっと癖のある絵。

細い線の描写ではジャギ感の残る線も多いけれど、全体で見ると線の輪郭もなめらかで作りは悪くない印象。

リサイズでの乱れも少なく縦846の特徴がきれいに残っていて、元は1536x864のHV1280+。1600x900ほどではないけれど縦横とも16の倍数になる1536x864は、採用する制作がコンスタントに出てくる標準的なサイズの一つ。

鬼滅の刃 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/04/06
制作:ufotable
評価:HV1280+/855

適度に暗い線でコントラストも高くufotableの中では鮮明に見える方だけど、線の太さのばらつきが大きく、細めの線は黒浮き気味なのでくっきり画質というほどでもないシーンも多い。

少しジャギ感の残る線をぼかして整えたような作りでリサイズでの乱れも少なく、縦855の特徴がわかりやすく残っている。元はこのアニメでもufotable標準サイズ1520x855。

MIX 1話

局:日本テレビ
放送日:2019/04/06
制作:OLM TEAM KOJIMA
評価:HV1280+/956

基本しっかり暗い線の高コントラスト映像だけど、彩度抑えめで画面上部が明るいグラデーションやぼかしなど線が黒浮きする効果を多用しているので全体で見るとくっきり画質というほどのメリハリはない。細かい描写もたまにあるけれど情報量より線のなめらかさを活かしたような作りに見える。

ジャギ感がないわけではないけれど、全体に線の輪郭がとてもなめらかで局所的にはフルHDと誤認しそうな特徴も残っている。リサイズで長い周期のゆらぎが出て解像度を示す特徴がはっきりせず苦労したけれど、細かい描写のあるカットに縦956のジャギがあり、他の場所も矛盾しない特徴になっているのでこの辺りで間違いなさそう。

整数で16:9にならず1700x956辺りの中途半端なサイズ。

妖怪ウォッチ! 1話

局:BSテレ東
放送日:2019/04/06
制作:OLM TEAM INOUE, マジックバス
評価:HV1280+/820

テレビ東京での録画に失敗していたのでBSでチェック。

黒に近い太めの線のくっきり画質は相変わらずだけど、少しジャギ感が出て前シリーズより粗い絵に変わっている。リサイズでの乱れはないけれど縦820辺りと、整数で16:9になる1456x519よりわずかに大きいの中途半端なサイズ。確認したカットの大半はこの数字になっているけれど微妙にずれて見えるところもあり、作品数が多くサイズもバラバラなOLMなので異なる特徴のカットが混ざっているかも。

3DCGのEDは素直な1440x810のサイズで作られいるように見えるところが断片的にあるものの、
上質なアンチエイリアスと動きの影響での圧縮劣化の多さで十分な精度で確認できるフレームがまったくなく断定できなかった。