2013年12月5日木曜日

ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/04
制作:アームス
評価:HV1280+/810


大きく動くカットがほとんどで、圧縮劣化でもう少し小さい分布になるところが多いけれど、比較的安定したフレームは大きな円に近い分布になる。最近のアームスでは見かけない線もしっかり黒い高コントラストのすっきりくっきり画質でかなり鮮明なHV画質になっている。

動きの影響で圧縮劣化も出ているけれど、派手な動きの割には破綻したフレームは稀で比較的安定した放送画質に見える。このCMで使った映像では圧縮に影響するほど強いノイズ効果は使っていないようだ。

おかげで線の乱れが少ないフレームも多く、ほぼ正確に縦810のフレームが複数が見つかるのでこの映像は1440x810のHV1280+で間違いなさそう。制作は違っても共通点の多いガリレイドンナも1440x810なので、制作を越えて協力しているところがあるのかも?

正確な数字は確認できないものの縦810より上に見えるカットもあった。圧縮劣化の影響で元絵の特徴が強く出ているだけの誤認かもしれないけれど、本放送で変わる可能性もありそう。

IS<インフィニット・ストラトス>2 2話



局:BS-TBS
放送日:2013/10/19
制作:エイトビット
評価:HV1280

TBS2話と同じところ。

このアニメでもノイズの多い映像で、TBSより周囲が明るくなっている。太めで黒に近い線のくっきり画質でもボケ気味のHV画質なので、明るい部分の伸びはほとんど変わらず、絵で比べると判別できないくらい似て見えるところも少なくない。

OBCほど強いノイズ効果はないけれど、傾向は似ていて、BSの方が背景の潰れが少なく少し緻密な絵になっている。ただその影響でブロックノイズが出やすくなり、線が少し荒れているフレームも多かった。環境よりは好みで評価が変わるかも。

放送開始から2ヶ月経って今更感が強いけれど、TBS2話で触れた番宣と本放送で大きく特徴が異なっていた理由は、番宣が効果なども掛かっていない作りかけの仮撮影映像を使っていたから、というだけだった。本放送は少し差はあっても放送回によって印象が変わるようなこともなく、ほぼ同等に見える画質に仕上げられている。似たような例は珍しくなく、今年も記憶にあるところではレヴィアタン神ないなども番宣と本放送の同じカットで比較しても特徴の大きく異なる画質になっていた。




局:TBSチャンネル1@旧e2
放送日:2013/12/01
評価:HV1280


TBSチャンネルもTBSよりノイズが多いけれど、
TBSとBS-TBSの中間のような分布で、絵で見るとTBS寄りの特徴になっている。

ノイズ効果の差の影響でOBCよりは圧縮劣化も少なく、TBSと大差ない画質に見えるシーンも多い。ただ大きく動くところではやはり破綻気味になり、TBSの方が圧倒的に安定して見える。

アウトブレイク・カンパニー 2話



局:BS-TBS
放送日:2013/10/19
制作:feel.
評価:HV1280

TBSで見たところと同じ。

周囲が明るくノイズも多いけれど、TBSより大きな分布になる。ノイズも圧縮劣化というより元映像のノイズ効果が潰れずに良く残っているように見え、背景の細かい描写もBSの方が緻密になっている。BSと比較するとむしろTBSの圧縮劣化が気になり、ディテールが削れたのっぺりした絵に見えてしまうところも多かった。

シーンチェンジ近辺ではBSの方がブロックノイズが増えて崩れ気味のフレームが増えるものの、BS-TBSの方が良く見える環境の方が多くなりそうだ。



局:TBSチャンネル1@旧e2
放送日:2013/11/02
評価:HV1280

昔のBS-TBSと同じくらいの1ヶ月未満の差で追っかけ放送するようになったTBSチャンネルも見ておこう。

どちらかというとTBSに近い分布だけど、周囲が明るくノイズの多い映像になっている。BSとは異なり、ノイズは圧縮劣化の影響がほとんどで絵で比較すると分布以上に大きな違いがある。動きの少ないところでもノイズ効果の影響で圧縮劣化が多く、線の崩れや細部の潰れが目立つ微妙画質になってしまっている。

途中CMなし、局で追加されるテロップ類も最小限と、キッズ、アニマックス以上に有料局らしい利点はあるものの、酷く見劣りする微妙画質は相変わらずのTBSチャンネル。