2016年7月7日木曜日

ツキウタ。THE ANIMATION 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:studioぴえろ
評価:HV1280

元の線はそれなりに暗いけれど、全体にアプコンと大差ないくらいの強いぼかし効果がかかっている上、画面上部が明るいグラデーション効果の影響で全体に線の黒浮きが酷く、はっきりしない絵にみえるカットが多い。強いぼかし効果の副作用で太さによって線の黒さがまちまちで、フレーム内でもカット感でも見た目の鮮明さが大きく変わるので全体にちぐはぐなバランスの悪い動画になってしまっている。

撮影までの処理も微妙でジャギ感が強かったり細部が潰れ気味だったり、いろいろともったいない作り。

ボケた線が放送での圧縮劣化を増やしたのか全体に線の輪郭が崩れてはっきりした特徴が少ないけれど、断片的でも正確に縦720と判断できる特徴が残っていて、これもHV1280。

SERVAMP -サーヴァンプ- 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:ブレインズ・ベース, プラチナビジョン
評価:HV1280+/900

少し明るさを抑えたカットが多いけれど、コントラスト高めのくっきり画質。変化がはっきりわかるグラデーション塗りやノイズ効果の影響でつるつるした感じではないけれど、荒れた感じもなくすっきり画質に見える環境も多そう。

線が少し太めのやや簡素な作画に加え、遠近表現のぼかし効果の多用もあってそれほど見えないシーンも多いけれど、細かい描写も潰れず良く残っている。

撮影までのリサイズ処理が上質ではなくジャギ感の強い線になっているけれど、縦900の特徴がきれいに残っていて元は600x900のHV1280+。ここ数年1280x720も併用しつつ1536x864作品がいくつか続いたブレインズ・ベースだけど更に上げてきたようだ。