2012年12月30日日曜日

機動戦士ガンダム第08MS小隊 特番 新作ショートフィルム



局:TOKYO MX
放送日:2012/12/30
制作:サンライズ
評価:HV1280-i(SPICE)

特番内で流れた16:9のデジタル制作新作映像部分。分布でわかる通り、これもフィールド毎のリサイズで拡大した縞HV。

直線描写も多いのでフルHD環境では縞の影響もはっきり見えてしまう微妙画質になってしまっている。特番などでは雑な処理で劣化した映像も時々見かけるし、ここだけの問題で適切な画質で収録される可能性も高そうだけど・・・



縞解消後の分布。元から大きいというほどの分布ではなく少しソフトな輪郭になっているけれど、線も太めで適度に暗いコントラスト高めの映像で普通に見ていてボケを感じるようなところはなさそう。

翠星のガルガンティア 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/30
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864

まだ2013冬アニメのテレビでの番宣を見かけない作品もあるのに、また春アニメの番宣。

巨大と言ってもいいくらい大きい円に近い分布になる高精細HV。宣伝用映像なので本放送全体が同レベルの映像になるかどうかはともかく、一見してHV1280クラスの映像ではないとわかる精細感があるくっきり画質。背景の描き込みもテレビアニメとは思えない緻密さで、映画でもここまで情報量の多い映像は珍しいかも?

軽微なノイズ効果は使っているようにも見えるけれど、放送ではほとんど潰れてすっきり画質になっていることもあって、情報量の多い映像でも圧縮劣化は気にならない程度に抑えられている。

乱れの少ないジャギの特徴も綺麗に残っているところも多く、これもI.Gの高精細作品ではおなじみ縦864のもえたんBASARAで元は1536x864で間違いないだろう。普通のバランスなので線が黒に近かったBASARAほど極端な鮮明映像ではないけれど、最近はあまり見かけない癖のない鮮明画質のI.G作品になりそうだ。

ラブライブ! 番宣



局:TOKYO MX
放送日:2012/12/29
制作:サンライズ
評価:HV1280+/810


BS11の番宣は劣化状態だったので、MXも見ておこう。下はBS11の同じフレームをそのまま再掲。

MXの方が横の伸びが良く、奇妙な影も見えない僅かに横長な感じでも円に近い分布になっている。線のボケ(というか崩れ)もなく細く引き締まってBS11よりはっきりして絵で見ても鮮明さが増している。MXの圧勝というくらいの差があるけれど、BS11の劣化は番宣特有のものなので本放送ではMXに近い分布になるはず。





局:BS11
放送日:2012/12/28
評価:HV1280+/810


映像自体の劣化もあるけれど、MXと比較するとそれとは別の圧縮劣化での乱れも出ている。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 宣伝映像


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/29
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


特番での紹介映像をチェック。

大きめの円に近い分布でも、はっきりとして線が少ない絵のためかもやっとした暗めの分布になるところが多い。

比較的明るい映像でも何か間違えたのでは?と思いたくなるくらい線が極端に明るくなっているところがほとんど。JCフィルタとは異なる、強いぼかし効果は使わずコントラストだけ下げたような映像だけど、画面内でも背景と人物など要素によってもバランスが異なるために浮いて見えてしまうところもあり。キャラ紹介の静止画を見るとそこまで黒浮きが酷い絵でもないし、全体に細い線でも描写が多いので軽微なぼかし効果でも線の明るさが大きく変化しやすい作画に見えるので、作画と効果の相乗効果で意図した質感以上にはっきりしない映像になってしまっただけかも?

弱いノイズ効果はあったかもしれないけれど、放送では潰れてスッキリした絵になっている。圧縮劣化も目立たずMXの中でも安定した放送画質になっている。

線が細いと解像度限界でジャギ感のある線になりやすいこともあって縦720の特徴も比較的わかりやすく、これもHV1280。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/29
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280?

このフレームは比較的綺麗な円に近い分布に見えるけれど、1期と大差ない特徴で見た目の質感も良く似ている。

2期で画質や作画まで変わってしまう作品も多々あるけれど、番宣を見る限り圧縮劣化の目立たない安定感のある放送画質になっているところを含めほとんど差がない画質に見える。

しっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴が強く出ているのかもっと高精細な映像のような線に見えるところが多いけれど、ノイズなどには縦720に近い特徴が多く出ているので、引き続きHV1280だろう。ただ地味でも動きのあるカットばかりで断定できるようなフレームは見つからなかったので?付き。

D.C.III~ダ・カーポIII~ 番宣 2回目


局:TOKYO MX
放送日:2012/12/29
制作:風見学園公式動画部
評価:HV1280+/900

60秒の長い番宣で前回の番宣でチェックしたフレームとは異なる特徴だったので再検証。

前回見た番宣のフレームより縦の伸びがかなり良くなり、かなり大きな分布になるカットがいくつかあった。ここはゲームOPの映像と同じ縦900の特徴になっているので元は1600x900だろう。

暗部を持ち上げた淡い質感などの明るさのバランスや、色収差の色ずれ効果などの特徴はそのままなので、分布の割にはそれほど鮮明な絵に見えないけれど、線も非常に細く精細な映像になっている。

今回の映像でも前回の番宣に似た小ぢんまりした横長の分布になるカットも多く混ざっていたけれど、OPと本編で違うパターンや、本編でも混合状態になるかはわからないけれど、映像としてはOPっぽくないところでも縦900になっているところがあるので、本放送では全体がちゃんと1600x900で作られる可能性もありそう。

前回の映像も低品質リサイズで縦方向にボケた映像だったために誤認した可能性も否定できないので、本放送前に再検証する予定。