2019年7月6日土曜日

荒ぶる季節の乙女どもよ。1話

局:TBS
放送日:2019/07/05
制作:Lay-duce
評価:HV1280

それほど黒くない線でも全体に似たような淡い質感で統一されて安定している。ぼかし効果で気にならない程度にソフトな輪郭になっているけれど、作画の線が細く解像度限界でジャギ感の強い線になっていて、特に細かい描写では階段状のジャギがはっきり残っているところがあった。

リサイズでの乱れはなく、どこを見ても縦720のジャギがきれいに残っているとてもわかりやすいHV1280。

グランベルム 1話

局:TBS
放送日:2019/07/05
制作:Nexus
評価:HV1280

暗いシーンが多いけれど、明るいところでは適度に暗い線の高コントラスト映像。

狙ってやっていると思うけれど線の輪郭はソフトというより少し荒れ気味なことに加え、傾斜の大きいグラデーション塗りが多く、色ずれ効果で線に色が浮いているのですっきり画質に見えない。Nexusでは去年のこみっくがーるずでも色ずれ効果を多用していたので気に入ってるのかも。

リサイズでの乱れは少なく、乱れのない縦720の特徴がしっかり残っているHV1280。Nexus作品は数は少ないけれど1280x720以外のテレビアニメはない。

炎炎ノ消防隊 1話

局:TBS
放送日:2019/07/05
制作:david production
評価:HV1280+/900

線がそれほど細くないので精細感は強くないけれどメリハリのある高コントラストくっきり画質。
ジャギ感もほとんどなく全体になめらかな輪郭に見える。

線に注目すると解像度推定が難しいなめらかさでわかりにくいけれど、撮影時のリサイズで発生した線の輪郭に沿ったノイズに縦900の特徴がきれいに残っていて、元は1600x900のHV1280+。

女子高生の無駄づかい 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/07/05
制作:パッショーネ
評価:HV1280+/864

彩度抑えめで少し明るい線の落ち着いた質感。バランスの悪さを感じるほどではないけれど、線の黒さのばらつきが大きく人物が小さくなると黒浮き気味なりメリハリのない絵に見えるところもちらほら。

線の輪郭は比較的鋭利で縦864の特徴がわかりやすく残っていて、元は1536x864のHV1280+。

Dr.STONE 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/07/05
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280+/810

アップのカットは特に太い線になっているけれど、全体にしっかり暗い太めの線で描かれた高コントラストくっきり画質。拡大して見ると作画時の線は普通に細く描いているようで、細かい細かい描写も潰れず残っている。

比較的ジャギ感強めの絵でリサイズでの乱れも少なく、縦810の特徴がきれいに残っている1440x810のHV1280+。

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 1話

局:TOKYO MX
放送日:2019/07/04
制作:MAHO FILM
評価:HV1280

元からあまり暗くないことに加え線が極端に細い上にぼかし効果もあり、全体に黒浮きの多さが気になる。その影響でカットによって黒さがバラバラで演出的な理由がないところでも見た目の鮮明さが変化するチグハグなシーンも多い。解像度限界でジャギがはっきり見えていたり、線の黒さがジャギの周期で変化して破線のようになっているところがたまに気になる。

リサイズは特に乱れもなく、安定したカットでは縦720のジャギがきれいに残っているわかりやすいHV1280。