2013年9月22日日曜日

ログ・ホライズン 宣伝映像@秋のEテレアニメスペシャル


局:NHK-Eテレ
放送日:2013/09/21
制作:サテライト
評価:HV1280


NHK地上波ボケの影響で縦長の楕円分布になるパターン。黒というほど暗い線ではないけれど、適度に暗く、コントラストも高めの癖のない鮮明HV。放送でもそのままかわからないけれど、OP映像は本編より淡くソフトな映像になっていた。
 
僅かにちらつきも見えグレイン風ノイズもしっかり使っているけれど、ほとんど潰れてしまい圧縮劣化も少なく安定感はまずまず。背景は情報量の多いところもあるけれど、グラデーション塗りも少ないベタ塗り絵なのでかなりすっきりした絵に見える。

線も十分滑らかに見えるけれど、リサイズでの乱れも少なく縦720の特徴も広範囲にきれいに残っていてこれもHV1280。

ファイ・ブレイン 神のパズル 第3シリーズ 宣伝映像@秋のEテレアニメスペシャル


局:NHK-Eテレ
放送日:2013/09/21
制作:サンライズ
評価:HV1280-i(SPICE)



1期の番宣にもあったけれど、再びフィールド毎に拡大した縞HVの宣伝映像。縞解消状態は1期番宣と似たような分布なので省略。ヴァルヴレイヴの番宣にもあったし、一部とはいえサンライズの番宣は不適切な処理が繰り返されている。



癖のない高コントラストのすっきりくっきり画質だった前シリーズまでの特徴と比べると、効果多用でソフトに見えるカットが多い。そういうシーンを選んで使っていただけかもしれないけれど少し印象が変わる絵になるかも。

縞の状態から720→1080と拡大したのは間違いないなく、これも引き続きHV1280。

最強銀河 究極(アルティメット)ゼロ ~バトルスピリッツ~ 1話


局:テレビ朝日
放送日:2013/09/22
制作:サンライズ
評価:HV1280


大きな円分布の鮮明HVだけど、コントラスト抑え目で少し暗めの絵で地味な映像に見える。それでも線は十分暗く、部分的に極太な線も多用しているので、大半のカットは鮮明に見える。

ただ、人物が小さく描かれるところのように細い線が多いカットでは線の黒浮きが激しいところがあったり、CG部が極端に低コントラストな映像になっているので、シーンやカット間で印象差が大きく変わるなど全体で見るとちぐはぐな印象。

画質より作画的要素になるけれど、鮮明なアニメ絵と淡い3DCGで差がありすぎて本来CGの方が手前なのにアニメキャラより後ろにいるように見えたりするなど、バランスがおかしいカットが気になった。

乱れの少ないリサイズを使っているのでどこを見ても縦720のジャギがきれいに残っていて、これもHV1280。

コゼットの肖像 第1話



局:BS11
放送日:2013/09/20
制作:童夢
評価:SD-p?


横の伸びは非常に良いけれど、縦に潰れた横長分布になる。これでも縦の伸びは良い方で、下のようにさらに縦潰れた分布になるところの方が多いようだ。


全体の特徴から考えると、線の輪郭が劇的に変化する極端な鮮明化処理を施したアプコンっぽく見えるけど、横方向は元がSDとは思えないくらい線も細く鮮明な絵になっているのに、縦は上質なアプコン程度のボケ具合からあまり向上していない不思議な映像。

元映像の特徴が消えてしまう処理なので、処理前のサイズを推定することは難しいけれど、強力な鮮明化処理でも元画像のジャギを隠せなかったところは720に近い特徴になっているように見える。ただ細かい描写はSDの限界辺りでつぶれているところが多いけれど、背景のディテールも非常に良く残っているし、横1280くらいでも不可能と思えるような細かい描写も少なくない。アプコン映像を鮮明化処理でここまで精細感の高い線を実現しているとすれば脅威的と言いたくなる出来なので、普通のSDではない変わったサイズなのかも?



一方縦は、 背景などの直線的な描写に400程度と480にも届かないくらい粗いジャギが出ているカットが複数あった。正方画素の16:9を考えると720x405とか704x396辺りの懐かしい数字になるので、その辺りのサイズだった撮影時の特徴が見えているのかもしれない。

ただ、720x405くらいの映像を直接フルHDに拡大すると縦横とも同じ倍率になり、こんな横長分布になることもないだろうし、レタボでしか残っていなかった、など縦方向に劣化する何らかの処理があったはず。絵で見ても縦方向は粗い特徴が多い。

1話では本当に元がSD相当なのかも?なので3話まで追っかけてみよう。