2014年2月27日木曜日

劇場版 世界一初恋 ~横澤隆史の場合~ CM



局:TOKYO MX
放送日:2013/02/26
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/872-i


横の伸びは良いけれど縦が特徴的に崩れた分布は例によってフィールド毎の拡大の影響。あまり見かけない縦720を超える高精細映像なので、縞というより線がよれよれになっている。

いろいろとミスの多いディーンだけど、縞HV映像は見かけないのでCM映像の作成時の問題というだけで、実際の上映はもちろんBDや将来どこかで放送される時も問題ない映像になっているだろう。似たような例では、伏のキッズでの特番で使われた映像が縦900からフィールド毎に拡大した状態だった。ただ、24fpsが基本のはずの映画なのに制作途中でインタレ化してしまう作品もあり、本編でも縞々状態で放送、円盤化されてしまった作品もたまに見かける。

テレビシリーズは普通にHV1280だったけれど、フィールド特徴から縦は872でスタジオディーン標準の873より1小さい。元は1552x873だったものが拡大処理で僅かに切れただけだろう。サイズ的にはいつものディーンだけど、高解像度化に挫折した制作が多い中、一部例外はあっても映画、テレビアニメともしっかり高精細制作を続けている点は評価したい。

 
補正する人もいないだろうけど

Destripe(436, 7, 4, 4)

辺りの設定で線の乱れを軽減できる。ただ、ここまで高解像度になると、リサイズでのボケの影響が大きく、SDアプコンや縦720クラスの縞縞映像ほど綺麗な絵に改善することは難しい。

健全ロボ ダイミダラー 宣伝映像


局:TOKYO MX
放送日:2014/02/26
制作:ティー・エヌ・ケー
評価:HV1280


アニメTV内での宣伝コーナーで流れた。ダイミダラーコーナーは先週から始まっていたけれど、前回はフレーム付き映像にリサイズ加工されていたのでスルー。今回はリサイズなしの全画面に文字などを重ねているだけなので、元映像の特徴もしっかり残っている。


動きの影響で劣化気味の映像になっているけれど、安定したフレームは若干角ばった感じでも大きめの円に近い分布になる。若干簡素な作画にも見えるけれど、基本は線もしっかり暗い高コントラストのすっきりくっきり画質で、環境に影響されず鮮明に見える。

ノイズ効果がほとんどないのか、派手に動く割には圧縮は少なめで安定して見える。本放送では変わるかもしれないけれど、このままであれば比較的安定感の高い画質になりそう。

ジャギ感も弱く十分滑らかな線に見えるけれど、リサイズでの乱れもなく、縦720の特徴も綺麗に残っていてこれもHV1280。

ブレイクブレイド 番宣


局:BS11
放送日:2014/02/25
制作:Production I,G, XEBEC
評価:HV1280


公開当時の特番キッズでの放送もチェックしているけれど、新番扱いで番宣も見ておこう。

動きの影響での圧縮劣化で周囲が少し明るくなっているけれど、大きな円に近い分布の鮮明HV。線もしっかり暗く、最近のアニメより若干線が太いこともあって、くっきり感の強い鮮明画質になっている。

派手に動くので圧縮劣化も多いけれど、動きの大きさの割には破綻気味のフレームはそれほど多くなく、十分安定した映像になっている印象。

それでも拡大してみると線が少し崩れてわかりにくいけれど、断片的に縦720のジャギも残っていて、当然という感じだけどHV1280のまま。