2013年4月7日日曜日

血液型くん! 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/04/07
制作:Assez Finaud Fabric./feel.
評価:HV1280


同心円状の分布も見えるPC作画のCG短編。

この手の作品にしては珍しく、彩度抑え目でノイズ効果もある落ち着いた質感になっている。


線が非常になめらかで、そのままではジャギの特徴もまったく見えないけれど、少しシャープフィルタで補正すると断片的ながら縦720周期の特徴が広範囲に確認でき、これもHV1280で間違いないだろう。

翠星のガルガンティア 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/04/07
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864

あにPで流れた映像が縞縞のHV1280-iだったのでちょっと心配したけれど、本放送は番宣通りの巨大分布になる鮮明高精細HV画質だった。

線はそれほど黒くなく、かなり細い線で描いているのでBASARAのような極端なくっきり画質にはなっていないけれどしっかり鮮明に見える。精細な描写も非常に多く、テレビアニメとは思えないくらい情報量の多い緻密な映像は最後までこのレベルを維持できるか心配になるレベル。

派手に動くところでは相応に圧縮劣化も出ているけれど、ノイズ効果のないすっきり映像で圧縮劣化は少なく、ここまで情報量の多そうな映像でも十分安定した放送画質になっている。経験的にわかっていることとはいえ、ノイズ効果の圧縮への負担は非常に大きいことを逆再確認できるような放送画質かも。


リサイズでの乱れも少なく、IGの高精細アニメ標準縦864のジャギも綺麗に残っていて、元は1536x864のHV1280+だろう。

余談。
最初に見つけた1536x864作品がもえたんで次がBASARAだったことから、ここではもえたん、あるいはぼえたんBASARAと書いているけれど、古いデータを見返して気づいたのだけど、ここで見た中でIG初の1536x864はBASARAではなく、その前年の東京マーブルチョコレートだった。当時は1ピクセル単位で調べるのに時間がかかったので正確な数字を確認できていなかったけど、再確認してみると同じ1536x864だった。

宇宙戦艦ヤマト2199 1話


局:TBS
放送日:2013/04/07
制作:ZEBEC
評価:HV1280

クレジットではアニメーション制作 ZEBECで他でもAICの表記は見当たらず(見落としていたらごめんなさい)。

巨大分布になる鮮明HV。特に効果のないシーンは似たような大きな分布になるところが多かった。線がしっかり黒いだけでなく、線の周囲のノイズの輪郭強調効果も加わり極端なくっきり画質になっている。

番宣では特徴の異なる映像が混ざっていたけれど、1話だけで判断すると大きな分布になる方がZEBECのようだ。ただ今後AIC回も同じような分布だったりすると実は制作関係なし、というオチの可能性もあり。

線も少し太めでそれほど粗い絵には見えないけれど、鮮明さ優先の画質で全体にジャギ感の強い絵で線が細いところでは線がガタガタに見えるところもある。アニメ作画よりCGの輪郭の方がアンチエイリアスが効いて滑らかに見える。ちらつきがはっきりわかるくらいのノイズ効果はあったけれど、放送ではほぼつぶれてすっきりした絵になっていて派手な動きのところでも圧縮劣化もそれほど目立たない。

鮮明さを優先したような画質でもリサイズでの乱れはそれほどなく、縦720のジャギも綺麗に残っていて、過去のチェック通りこの分布でもHV1280。

惡の華 1話



局:BSアニマックス
放送日:2013/04/05
制作:ZEXCS
評価:HV1280
 
若干横長でも横の伸びは悪くない。若干明るさを抑えた絵でも全体のコントラストは線も黒に近いので、かなり鮮明なHV画質に見える環境が多くなりそう。

MXの番宣では横1500近いジャギが見えたので、前期の探偵因幡に続いてのHV1280+を期待していたけれど、BSアニマックスで見ると1280っぽく見えるところが多い。ただ圧縮劣化で軽微でも線が少し荒れていて判断できず、MXの映像で確認した方がよさそう。



局:TOKYO MX
放送日:2013/04/06
制作:ZEXCS
評価:HV1280

ということでMXの同じフレーム。

似たような分布でも僅かにMXの方が明るい部分が広く、周囲のノイズ分布が大幅に減っている。

線が明瞭な絵なので、鮮明さはほとんど変わらないけれど、BSアニマックスはノイズや細部の崩れが多く、MXの方が背景の微妙な特徴もつぶれず良く残っている、というのはMXとBSアニマックスの比較では良くあるパターン。

ノイズ効果があったようなわずかにちらつきが見えるものの、ノイズらしい特徴は見えずMXでは線の乱れもモスキートノイズも少なくかなり安定した映像に見える。

MXでも見てもはっきりしたジャギが見えるところはほとんどないけれど、直線的な背景の描写の輪郭ノイズに縦720の特徴がしっかり残っているカットが僅かにあり、結局これもHV1280。

ジャギ感も弱く線も滑らかに見えるカットがほとんどだけど,一部テレビで見ていても線がガタガタさがわかるくらい酷く崩れた状態のカットが混ざっ ていて、その部分を見ると縦横とも960x540のジャギが出ていていた。ただ余り見かけない特徴でリサイズの質の問題で960x540に見える絵になっただけにも見え、実際HV960からの拡大かは判断できず。新番が落ち着いてから改めて調べる予定。

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない CM


局:BS11
放送日:2013/04/06
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

公式を見ると第2弾のCMらしい。

線の少ない絵で少し暗くなっているけれど、テレビシリーズに近い分布になるところがほとんど。映画でも黒帯なしの16:9で、縦720のジャギもはっきり残るHV1280。

良く言えばテレビシリーズの雰囲気そのままとも言えるけれど、CM内のカットでも解像度不足で作画時の描写が潰れているように見えたり、線間隔の狭いところがガタガタというほどジャギがはっきり見えていたりと、若干粗さが出ている。特に乱れもなく線も滑らかに見えるし、HV1280としては悪くない映像だけど、映像的に高解像度映えしそうな作品だっただけにちょっとがっかり。

サーバント×サービス 番宣



局:BS11
放送日:2013/04/06
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

背景のない1カットの縄跳びループの番宣だけど普通のアニメ映像で作られている。

特に大きいというほどではないけれど伸びも悪くなく高コントラストの鮮明HV。公式動画見る限り画質視点で参考になるか微妙だけど、縦720のジャギもはっきり残るHV1280。




このCMも最近A-1で頻発している輝度変換ミスっぽい色になっている。明るい色でわかりにくいけれど、左から、公式ページのキャラの肌色、中央はわざと左の色を輝度スケール変換ミスしたもの、右が放送での色。一致というほどは近似しないものの近い色になっている。webページ画像との比較でこれだけ近ければ、問題ありの映像と考えてよさそう? 絵の部分の超過輝度は切捨てられてしまっているので補正しても元の色に近づかず自然な色には戻らない。

波打際のむろみさん 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/04/06
制作:タツノコプロ
評価:HV1280


僅かに横長でも大きな円に近い分布の鮮明HV。陽射し表現の輝度グラデーションが強く、画面上部は黒いというほど暗くない線になっているけれど映像が明るいので全体ではコントラストも十分高い。僅かに輪郭強調された線でくっきり画質に見える環境も多いだろう。

ノイズ効果のないすっきり画質に見えるけれど,潰れただけなのか僅かにちらついて見えるところがあり、線も鮮明なので大きく動くところではブロックノイズも多い。

補間の効くリサイズを使っていて、元絵の特徴がしっかり残っているところもあるけれど、全体に少し細い線になっていて、解像度限界で縦720のジャギがはっきり残っているところが多く、これもHV1280。

よんでますよ、アザゼルさん。Z 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/04/06
制作:Production I.G
評価:HV1280


特に小さい分布ではないけれど、1期に比べると小ぢんまりした分布に見えてしまうくらいちょっとソフトなHV画質に変わっている。線も十分暗いけれど、1期の黒に近かった線も少し明るくなりコントラストも低くなっている。くっきり感の強い絵から平均的な癖のない鮮明HVになった程度だけど比較すると若干甘い絵に見える。

ベタ塗りに近いすっきり画質に見えるけれど、ノイズは潰れていてもグレイン風ノイズがあったちらつきも見え、動きのある部分では圧縮劣化が出やすくMXでもやや不安定な映像になっている。

ほとんどジャギ感がなく線も滑らかに見えるけれど、シャープフィルタで補正すると全体に縦720のジャギが綺麗に残っていて、これも引き続きHV1280。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/04/06
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


初回から長時間L字ラッシュのMX。

特に大きいというわけは無いけれど、綺麗な円分布で、鮮明なカットはどこも似たような分布で安定している。直近番宣の輝度異常は本放送にはなく正常な色になっていた。最近のA-1の管理の酷さを見ると、今後本編中にも事故カットが混ざる可能性も他より高そうだけど・・・

効果で線が黒浮き気味になっているカットも多いけれど高コントラスト映像で、線も滑らかに見えるバランス志向の映像としては良くできている。1期と分布で比較してもほとんど差はなく、制作が変わっても画質では判別できないくらい似た質感に仕上げている。

しっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴が強く残っていて番宣の映像だけでは断定できなかったけれど、1話の安定したフレームで見ると縦720のジャギもわかりやすく残っるところも多く、1期同様HV1280で間違いなし。




局:tvk
放送日:2013/04/06
評価:HV1280


MXと同じところ。

tvkの1期と似たような分布。人物が小さく描かれるところなど、細い線が多いカットでは黒浮きが目立ち、MXよりボケた状態がわかりやすいところも少なくない。ただMXもそこまでくっきり画質ではないし,ほとんど印象が変わらないカットもそれなりにある。

まあMX1話は作品に集中して視聴不可能な状態だったし、比較しなければ欠点も気にならず、2局の録画があればMXで見返すことはないだろう。

絶対防衛レヴィアタン 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
制作:GONZO
評価:HV1280


番宣ではキャラ毎コントラストが異なる酷いバランスの映像だったけれど、放送では修正されて全体が淡い質感になっていた。同じカットで比べると作画も修正されていたので番宣は作りかけというよりさらに前の状態だったようだ。

番宣と似たような大きさでも横長の楕円分布になるところが多かった。JCフィルタ並みに線が黒浮きしているわけではないけれど、ぼかし+コントラスト抑え目の映像でかなりソフトなHV画質になっている。

縦ボケはリサイズ品質の悪さが原因なのか、ボケているより縦方向に絵が崩れているように荒れた状態のカットが多い。再生後のGONZOでここまで欠点の多い映像はなかったし、画質以外のなんともいえない手抜き感含め、低予算なのかスケジュールが切迫しているのかこの先がちょっと心配になる出来かも。

ソフトな映像ので多少の劣化は気にならないけれど、圧縮劣化は若干多め。ほとんど潰れているけれど軽微なノイズ効果があったようなわずかなちらつきが見えるのでその影響だろう。

カットによっては線が荒れすぎて判断できないところも多いけれど、乱れの目立たないところには縦720のジャギも残っていてこれもHV1280。