2011年2月27日日曜日

青の祓魔師 番宣 2回目


局:TBS
放送日:2011/02/27
評価:HV1280


新しい映像も多かったので番宣をあらためてチェック。

初期番宣より安定したカットも多く一回り大きな分布になるところが多い。ただ全体に縦の伸びが悪く、この分布でも上下にノイズが出ている。

最近ではダンボール戦機の番宣にもあった片フィールドを拡大したような特徴になっていて縦540のジャギが出ている。これも番宣だけの劣化で本放送は問題ないだろう。

動きの少ないところでも少し荒れ気味ですっきり画質ではないけれど、明るいシーンは十分鮮明に見えるのでまずまずの画質になりそう。

前述の通り縦は540のジャギがあるけれど番宣編集での劣化なので960x540というわけではない。この映像から縦解像度の推定は困難だけど、崩れ気味ながら横1280周期のノイズが見えているので元はHV1280の映像だろう。

放浪息子 1話


局:BSフジ
放送日:2011/02/26
評価:HV1280


こちらもフジと同じ場所。

こちらはフラクタル以上に大きな差があり、BSの方が横の伸びがよくなっている。1クール前の海月姫の比較でも僅かにBSの方が大きな分布にはなっていたけれど誤差といってもよさそうな差だったし、この間にフジテレビがボケ局になったと考えたくなるくらい差が大きくなった感じ。元々低コントラストの淡い質感だけど、BSの方が線もはっきりしてさらに精細感のある絵になっている。

ボケの差だけでなくノイズも少ないので、BSの放送がかなり遅いこともあり素材から画質が異なっていた可能性もありそう。何が変わって差が出たのか、別の視点で調べてみた方がよさそうだ。

追記
微妙な違いとは言っても条件さえよければわかる差なので今ごろ気付いたのかよという話になってしまったけれど、フジテレビ12/2のノイタミナで変化しているようなのでこの頃からボケが入るようになったいたようだ。ようするに分布差は元映像の質の影響ではなく局の問題。すべての要素で上と言えるかどうかはともかく、鮮明さでは当面BSフジ>フジテレビの状況が続くことになりそう。

フジは少しボケた画質に変わったのにノイズは増えたように見え、圧縮劣化の軽減を狙った変更という感じがしない。これもまた憶測でしかないけれど何かの設備更新のために一時的に低品質な代替システムを使って迂回しているための劣化とかで、近いうちに以前の(あるいはそれ以上の)画質に戻ったりしないかな?

これもジャギの特徴はフジと変わらず、細すぎるくらいの線で描かれた部分が多いので全体に縦横とも1280x720の特徴が強く残るHV1280。フジより鮮明でも横1440経由なのは他と同じ。

フラクタル 1話


局:BSフジ
放送日:2011/02/26
評価:HV1280

フジと同じ場所。

カットによって分布差があるものの、全体にBSの方が少し大きな分布になっていて僅かに鮮明。これも横1440を経由した映像だけど、動きの少ないところは圧縮ノイズも少なくフジより安定している。といっても、普通にテレビで見てロゴ無しで判別するのは難しいかな?

ジャギの特徴は変わらず、細めの線には縦720のジャギが乱れなく綺麗に残っていてもちろんHV1280。