2012年1月6日金曜日

魔法少女リリカルなのはStrikerS 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/01/05
評価:SD-ip/487すたちゃ

縦の伸びの良いアプコン分布で、処理としてはちゃんとフレームで拡大されたSD-pの状態だけど、フレームの状態でアプコン処理が変化していて稀に縞の出ているところがあり、挙動としてはSD-ip。というのはすたちゃアプコン以外では見られない特徴。

ノイズ多めのソースで圧縮劣化が目立つところもあるので少し汚い感じもするけれど、初回放送時の画質の酷さを考えれば比較にならない高画質アプコン。



評価:SD-i/486(A)

OPはわかりやすい縞アプコン分布で、全体がフィールドで拡大された状態。普通に486(A)なので、縞解消すれば上に近い縦長の分布になる絵に改善できる。

EDは本編と同じ。

A's@TBSでも本編中に異なるアプコン処理の映像が混ざっていたけれど、状態のよい映像を得るには場所によって処理を変える必要がある。全体を確認していないので、本編中にも特徴の異なる映像が混ざってるかは不明。

探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/05
評価:HV1280

先行1話で見たところと同じフレーム。

先行1話から作画の変更は見当たらなかったけれど、地味なところで画面の左右隅の僅かな黒帯エリアの幅が先行1話より狭く、ほぼフレームいっぱい絵のある状態に変わっていた。分布はほとんど同じに見えるけれど、先行1話より僅かながら大きな分布になるところが多い。今回の放送の方がオリジナルに近い状態っぽく見えるので、先行放送では特番用の映像を作る過程で微妙に劣化していたということかな?

その劣化でノイズ効果が少し潰れた状態になっていたためか先行放送の方が僅かながら圧縮劣化が少なく、細かい特徴が崩れずに残っているところも多い。といっても逆に今日の1話の方が安定しているフレームもあり、動画で見て違いがわかるほど顕著な差があるわけでもないので、ほぼ同じ画質と言ってしまっても問題ないだろう。



局:BS日テレ
放送日:2012/01/05
評価:HV1280

久しぶりのBS日テレチェック。上のMXと同じところ。

似たような大きな分布でもノイズが多くその分布に埋もれた感じで境界がはっきりしない。このフレームだけでなくどこも似たような特徴になっている。

ノイズと言っても元から存在する効果としてのノイズがつぶれずに良く残っている要素が強いので劣化で荒れた画質というわけではなく背景などのディテールもMXより良く残っている。逆にそのノイズを残しているために圧縮劣化はMXより少し多くなってしまっているのでMXに圧勝の画質という感じもしない。

本編はBSの方が情報は良く残っているけれど不安定、地上波は細部のディテールは潰れていても少し安定度が高く線の乱れも少ない、という良くあるパターンになっているけれど、OPのように動きが大きなところはむしろMXの方がブロックノイズが目立ち、安定感でもBSの方が上に見える。地上波では頑張ってもどうにもならない動きになると、BSの高レートが効いてくるのかもしれない。

BS日テレではリサイズなしのフルHDのソースでの放送も存在するけれど、このアニメは横1440経由だった。

アマガミSS+ plus 1話


局:TBS
放送日:2012/01/05
評価:HV1280


全体に大きな分布ばかりだけど、番宣以上に大きな分布になるところも多く、線もしっかり黒く高コントラストで非常に鮮明なHV画質。

全体に縦横とも1280x720のジャギがはっきり出ていて、特に細くなっているところは絵で見ても線がガタガタに見えてしまうところもあったりと、撮影解像度不足で少し四角感のある分布になってしまっている点で少し無理している感じもするけれど、普通に見ていて気になるような粗さはなく、線も滑らかに見えるように丁寧に仕上げている感じもする十分優秀な画質と言ってもいいかな?

番宣では1期より少し明るい絵になっている感じがしたけれど、演出で微妙に明るさを変えていてシーン毎に明るさや色合いが微妙に異なっているので直接の比較には余り意味がなく、変えているのか単に演出上の差なのかよくわからなかった。

キルミーベイベー 1話


局:TBS
放送日:2012/01/05
評価:HV1280


番宣と大差ないきれいな円分布になるところがほとんど。線の輪郭は少しソフトになっているけれど、しっかり暗い線なので十分鮮明に見える。

ノイズらしいノイズはほとんど見えず圧縮劣化も少なめ。彩度高めの映像は深夜の眠い目に刺激が強すぎて思わず画質調整してしまったけれど、色の滲みも比較的少なく、派手な色使いの割には安定した放送画質になっている。ただ、動きも少なめのベタ塗りに近い簡素な絵なので、安定しているというのが誉め言葉と言えるのか微妙かも?

悪いというほどではないけれど、ジャギ感の強い絵をぼかして誤魔化したようにも見える粗さがあり、最初からこの画質にしようとしていたというよりは、結果的にこの画質になっただけ、という感じがしないでもない。撮影時のリサイズは上質な感じはしないけれど、720→1080は特に乱れもなく縦720のジャギの特徴も綺麗に残っていてこれもHV1280。