2018年7月24日火曜日

百錬の覇王と聖約の戦乙女 3話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/21
制作:EMTスクエアード
評価:HV1280+/900, HVFULL

アニメ数が多く個々の作品に使える時間が不足して1話では判断できなかったので、少し丁寧に再確認。

3話でもフルHD撮影と思われるカットが見つかるものの、大半は絵を拡大した跡がはっきり残っている、という特徴は1話から変わっていない。

拡大跡のあるカットに注目してみると、リサイズの影響で僅かに周期的な揺らぎがあって正確な数字の確認が難しいけれど、縦はちょうど900で間違いなさそうで、元は1600x900のHV1280+。

適当に選んで調べた安定したフレームでの割り合いから、基本サイズが1600x900で稀にフルHDのカットが出現する混合タイプの映像だったようだ。

2018年7月23日月曜日

つくもがみ貸します 1話

局:NHK-G
放送日:2018/07/22
制作:テレコムアニメーションフィルム
評価:HV1280+/830.5


色味のある少し明るめの線が多く、細かい描写も少ないので精細感もそれほど強くないソフトな絵に見えるシーンが多い。それでも線の輪郭は比較的はっきりしている方なので、テレビの鮮明化処理でメリハリのある映像に見えそう。

少しジャギ感の残る線でリサイズでの乱れも少なく、縦は830.5辺りの中途半端な特徴で、計算では1476.5x830.5辺りになる。古くからHV1280+を続ける貴重な制作だったテレコムも、ここ数年1280x720が当たり前になってしまっていたけれどようやくHV1280+に復帰。

HV1280+時代のテレコムは1488x837が標準という感じでほぼこのサイズで統一されていたので、このアニメも元はこのサイズだったものが拡大時に欠けてしまったパターンだろう。以前は欠けた状態になっていなかったので、1280x720を続けている間にその技術(といっても単純なリサイズ処理)が失われてしまったようだ。

縦830.5は初出ではなく、2013年のGJ部2話以降何度も出てきた数字で、最近ではセントールの悩みがこのサイズだった。

ハイスコアガール 2話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/20
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

2話も1話と映像の特徴は大差なく線の輪郭がソフトでわかりにくいけれど、都合が良いことにCG部で線間隔が非常に狭い描写が何箇所かあり、そこでは解像度限界で縦900のジャギがはっきり確認できた。

他のカットを見ても確信できるほどではないものの、断片的ながら縦900に十分近い特徴が確認できるので、基本1600x900のHV1280+で間違いなさそうだ。

アンゴルモア元寇合戦記 2話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/18
制作:NAZ
評価:HV1280+/845?

2話の映像も解像度推定に使えそうな特徴がはっきりせず、線の輪郭がソフトなことに加え、リサイズで少し癖のある周期的な揺らぎが出ていて1ピクセル単位での判断が難しい。

幸い、人物紹介のテロップ的な文字がフルHDでなく撮影解像度で入っていため、その特徴から縦は840よりわずかに大きいと推定。さらに、その辺りの数字で改めて断片的な特徴を見ると縦は845に見えるところが多く見つかった。

放送映像で断定は強引と思うくらいはっきりしない特徴なので?付きの評価のままにするけれど、この辺りのサイズなのは間違いなさそう。

2018年7月16日月曜日

ゆらぎ荘の幽奈さん 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/14
制作:XEBEC
評価:HV1280+/955.5

画面上部が明るいグラデーション効果が若干強めに掛かっているけれど、比較的癖のないすっきりくっきり画質に見える。細かい描写が少なめで精細な印象は弱いけれど、高解像度の映像っぽいメリハリがある。輪郭もなめらかに見えるところが多いけれど、少しジャギ感強めの線が残っているカットもあり、環境によっては少し粗さを感じることがありそう。

リサイズでの乱れは少なく、以前の京アニ標準と同じ縦955.5くらいのかなり中途半端な特徴になっていて、元は1699x955.5辺り。関係があるのかわからないけれど、変な数字なのに一致するのは偶然にしては出来過ぎ?

OP, EDがフルHDだった京アニフォーマットとは異なり、本編と同じサイズで統一されている。

ぐらんぶる 1話

局:TBS
放送日:2018/07/13
制作:ZERO-G
評価:HV1280+/863?

効果で少し明るい線になっているところもあるけれど、基本黒に近い線のくっきり感強めの明るい映像。

リサイズの影響で若干周期的な揺らぎが出ていて1ピクセルの精度での確認難しいところが多いけれど、状態のよいところで見ると縦は863のところが多い。整数で16:9になるIGなどでよく出てくる1536x864に近く、元はこのサイズだったものが僅かに欠けた状態にも見えるけれど、リサイズの影響で僅かにズレて見える可能性もあり?付きで再確認の予定。

ハッピーシュガーライフ 1話

局:TBS
放送日:2018/07/13
制作:絵空
評価:HV1280


鮮明さが感じられる程度には暗いけれど、明るめの線が多く、くっきり感は弱め。1フレーム内でも差はあるけれど、特にカット間で線の黒さのバラつきもやや大きく、環境によっては少しちぐはぐな映像と感じることもありそう。

輪郭もなめらかに見えるところが多いけれど、ジャギ感の残る絵をぼかして整えたような特徴で、どちらかというと簡素な作りな印象。

線の輪郭がソフトでわかりにくいところが多いけれど、少しシャープフィルタで補正すると縦720の特徴がはっきり確認でき、これもHV1280。

ハイスコアガール 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/13
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/?

人物はほぼ3DCGのように見えるけれど、静止画で見るとCG臭が強くないところも多い。

今期のJCは特徴が複雑なアニメが続き、これも先に注目するとフルHD以上で描かれた絵を縮小したように見えるところがあるのに、フルHD撮影すれば潰れないはずの描写が潰れているところがあるJCらしいカオスな映像。

確実にフルHDと言えるカットは未発見でこれも少し丁寧に調べた上で判断した方が良さそう、ということで?で保留。


ロードオブヴァーミリオン 紅蓮の王 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/13
制作:アスリード, ティアスタジオ
評価:HV1280

黒に近い線の高コントラストくっきり画質だけど、輝度グラデーション効果が画面の一部が暗くなっているシーンが多い。

輪郭がかなり鋭利でジャギ感の残る線も目立ち、粗い絵に見えてしまう環境も多くなりそう。リサイズもどちらかというと鮮明さ優先の処理になっていて、周期的な揺らぎが少し出ているけれど、縦720の特徴もはっきり残っているわかりやすいHV1280。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 1話

局:TBS
放送日:2018/07/12
制作:キネマシトラス
評価:HV1280+/847

しっかり暗い線の癖のない高コントラストすっきりくっきり画質。線の輪郭もなめらかで精細感もまずまず。

線の輪郭も比較的はっきりしていてリサイズでの乱れも少なく、縦847の特徴がきれいに残っている。整数で16:9にならない数字で1506x847辺りの中途半端なサイズは、キネマシトラスでは去年のメイドインアビスと同じ。

天狼 Sirius the Jaeger 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/12
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280


淡い絵でも明るいシーンでは線もしっかり暗く、くっきり感も十分の鮮明画質に見える。

線も十分なめらかに見え情報量の多い背景も手伝って比較的緻密な絵に見えるところも多いけれど、高解像度というわけではなく縦720のジャギがきれいに残っているわかりやすいHV1280。

丁寧な作りで欠点の少ない映像に仕上げている印象だけど、1280x720から動く気配が見えないP.A.WORKS。

アンゴルモア元寇合戦記 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/11
制作:NAZ
評価:HV1280+/?

暗めのシーンが多いけれど線もしっかり暗い高コントラストの鮮明HD。フレーム全体に和紙のようなテクスチャが掛かっている映像は何度か見たことはあるけれど久しぶり。

若干太めで暗めの線が多いので鮮明さはまずまずだけど、線の輪郭が非常にソフトで解像度推定に使えそうな特徴が残っているところが少ない。リサイズでも少し乱れがあり、圧縮劣化も加わって十分な精度で確認できるフレームが見つからない。

断片的に縦810~864辺りの特徴が残っているのでこの辺りのサイズだとは思うけれど、1ピクセルどころか数10ピクセル単位でも絞り込むことができず1話ではお手上げ。これも2話以降追跡調査の予定。



2018年7月12日木曜日

Free! -Dive to the Future- 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/11
制作:京都アニメーション, アニメーションDo
評価:HVFULL

細くても適度に暗い線のくっきり精細映像。

続編なので以前の京アニフォーマットに戻るかも?と思っていたけれど、ヴァイオレット・エヴァーガーデンに続き、OP、EDはもちろん本編にもしっかり縦1080の特徴が残るフルHD制作。

深夜!天才バカボン 1話

局:テレビ東京
放送日:2018/07/09
制作:studioぴえろ+
評価:HV1280+/844?

大半が古い映像のように意図的に劣化させた状態で、拡大してみると線の輪郭がひどく荒れている。特にフィルムっぽくするために動きのないカットでもフレーム毎微妙に位置が変わることで線の微妙な輪郭も圧縮劣化で崩れてしまい、解像度推定に使えそうな特徴がほぼ消えてしまって完全にお手上げ。

終わりのCG的なPC作画の部分は簡単に調べられるけれど、整数で16:9にならない縦844の中途半端な特徴で、元は1500x844辺りだった。冒頭辺りの劣化処理のないYOSHIKIカットも同じサイズのようだ。

劇的な画質差があるとしても場所によって変えるのも面倒だろうし、古風な低画質化処理部分も制作サイズは統一されている可能性も0ではないかも。

ほぼ動画のないOPはフルHDで作られている。EDも同じかもしれないけれど十分な精度で確認できるところが見つからず不明。

オーバーロードⅢ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/10
制作:マッドハウス
評価:HV1280


前シリーズより少し線の輪郭が鮮明になった印象。

リサイズの影響で僅かに周期的な揺らぎが出ていてわかりにくいけれど、縦720の特徴も十分残っていて引き続きHV1280。

京都寺町三条のホームズ 1話

局:テレビ東京
放送日:2018/07/09
制作:セブン
評価:珍種(HVFULL,HV1280+/830程度)

線があまり黒くなく、くっきり感強くないけれど精細感は高め。


評価に困る変わった特徴で、古典的な表現をするとセルに描かれる人物や動きのあるアイテムなどの線は縦830近辺の特徴になっているのに、背景では一部に縦1080のフルHDっぽい特徴が残っているところがある。

フルHDで撮影しているのに、背景(もすべてが十分に精細かわからないけれど)以外の元絵の解像度がひどく不足した状態のようだ。

見る時に注目するのは人物が中心だとすると、見た目の印象はHV1280+/830程度の映像と考えるのが妥当?

邪神ちゃんドロップキック 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/09
制作:ノーマッド
評価:HV1280

明るい高コントラストすっきりくっきり画質。

粗く見えるほどではないけれど、鮮明さ優先のリサイズで拡大して周期的な揺らぎがあり、線間隔の狭い描写が潰れ気味。

リサイズの効果で線に注目すると1280x720より上に見えるところもあるけれど、1.5倍に拡大した3ピクセル周期の特徴が強く残っているタイプのHV1280。

Phantom in the Twilight 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/09
制作:ライデンフィルム
評価:HV1280+/810

しっかり暗い線のくっきり画質だけど、今期流行りのコントラスト高めでも暗めのシーンが多い映像。

若干輪郭強調気味になっているくらい輪郭がはっきりしていてリサイズでの乱れも少なく、縦810の特徴がわかりやすく残っている、1440x810のHV1280+。

悪偶-天才人形- 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/09
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/918


適度に暗い線の癖のない鮮明画質。極端に細い線ではなく細かい描写も少なめで精細感の強い絵ではないけれど、高解像度感の強いくっきり画質に見える。

線の輪郭も鋭利でリサイズでの乱れも少ないので安定したフレームでは縦918の特徴がきれいに残っていて、元は1632x918のHV1280+。ディーンは長く続いた1552x873と最近出てきた1632x918の併用がしばらく続きそう。

2018年7月9日月曜日

銀魂 354話

局:テレビ東京
放送日:2018/07/08
制作:BN Pictures
評価:HV1280

相変わらずの高コントラストくっきり画質。鮮明さ優先のリサイズで拡大した影響で周期的な揺らぎが強く線の輪郭がガタガタになっているので、環境によっては少し粗い絵に見えてしまいそう。

線の輪郭が荒れて縦720の特徴はほとんど見えないけれど、1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎが非常に強く出ているHV1280。

あそびあそばせ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/08
制作:ラルケ
評価:HV1280

これも線の太さに変化をつけて粗い感じにしたような画風。独特な雰囲気を狙っているのかもしれないけれど、今期似たような特徴のアニメが多いので、またこんな感じの絵か、といった感想になってしまいそう。

リサイズでの乱れも少なく、ジャギ感の強いガタガタの線になので縦720の特徴もはっきり見えるHV1280になっている。

プラネット・ウィズ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/08
制作:J.C.STAFF
評価:HV?

細い線でもしっかり暗く精細感の高い鮮明画質になっているけれど、これも線の太さ黒さの差が大きく、はっきりしない黒浮きした線や、ガサガサした感じになっている線もよく出てくる。

細かい描写も多く精細感も高いけれど、線の輪郭がボケていたり乱れていたりして解像度の推定が難しいカットが多い。フルHD撮影っぽく見えるカットも見つかるけれど、拡大された絵も多く全体の特徴が掴めずよくわからない。確実にフルHDと判断できるカットは発見していないので、評価保留でこれも追跡調査。

百錬の覇王と聖約の戦乙女 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/07
制作:EMTスクエアード
評価:HVFULL?

線の輪郭がソフトで極端な精細さはないけれど、人物が小さく描かれるところなどで縦1080の特徴が断片的に残っているのでフルHD制作の可能性が高そう。

ただ、仮にフルHDだとすると作画の解像度不足で絵を拡大して使っていることになるカットも多々あり、時間をかけて調べた方が良さそうなので?付きで追跡調査。

音楽少女 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/07
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

元は細くても適度に暗い線で描いているけれど、効果やグラデーションに加え、遠近表現のぼかしの多様などの影響で線の黒浮きが目立ち、くっきり画質というほどのメリハリのないシーンが多い。

鮮明なところは線の輪郭も比較的はっきりしてリサイズでの乱れも少なく、縦873の特徴がきれいに残っていて元は1552x873。縦918も多くなっていたディーンだけど、これは長く続いたディーン標準サイズに戻っている。

はたらく細胞 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/07
制作:david production
評価:HV1280+/900

基本しっかり暗い線の精細感の高い鮮明画質だけど、細い線では黒浮きや粒状感が出ているところが多い。意図的にやっているとしても特に癖のないはっきりした線での描写が多いので統一感がない印象。

線の輪郭は鋭利で安定したフレームでは乱れの少ない縦900の特徴が残っていて、元は1600x900のHV1280+。

作品数は少ないけれど、2017年以降david prductionは1600x900で安定している。

おしえて魔法のペンデュラム ~リルリルフェアリル~ 1話

局:キッズステーションHD
放送日:2018/07/07
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

局変更に加え時間も短くなって再開。細めでもしっかり暗い線の精細感の高いくっきり画質。

鮮明な映像にしては線の輪郭が少しソフトで解像度推定に使えそうな特徴がはっきり見えないカットが多い。それでもディーン標準の縦873の特徴が確認できるところが何箇所か見つかったので、前シリーズから変わらず元は1552x873で間違いなさそう。

ゾイドワイルド 1話

局:TBS
放送日:2018/07/07
制作:OLM
評価:HV1280+/972


少し明るさを抑えているけれど、高コントラストのすっきりくっきり画質。緻密な作画というわけではないけれど、細かい描写も多く精細感もまずまず。

高精細な映像で精度の高い数字の確認が難しいけれど、最近OLMで何度か出てきた縦972で間違いなさそう。元は1728x972のHV1280+で整数で16:9になるサイズの一つ。


はるかなレシーブ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/06
制作:C2C
評価:HV1280+/810

C2C単独の30分枠は初?

比較的暗い線で若干輪郭強調気味になっている、夏らしい明るい絵のくっきり画質。


人物が小さいところでは解像度限界でジャギ感の強い細い線になってしまっているところもあるけれど、乱れも少なく粗さが気になる環境はほとんど無いだろう。

細かい描写だと特にわかりやすいけれど、縦810のジャギがはっきり見えるところが多く、わかりやすい1440x810のHV1280+。

殺戮の天使 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/06
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

意図的に太さの違う線で描いた作画時の特徴をそのまま残していて、線の黒さも大きく異なる。今期は高コントラストでも暗めのシーンが多かったり、線の太さや黒さを変化させる表現を使ったアニメ多い。

黒い線が少ないので鮮明な絵という感じは強くないけれど、線の輪郭ははっきりしている方で、
わずかに揺らぎはあるものの縦900の特徴が残っている、元は1600x900のHV1280+。

ちおちゃんの通学路 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/06
制作:ディオメディア
評価:HV1280

線の太さや黒さのばらつきが大きめだけど、これもあまり癖のないすっきりくっきり画質。

なめらかな線に見えるところが多いけれど、細めの線にはジャギ感が強く残っているところが多く、
これも縦720の特徴がわかりやすいHV1280。

七星のスバル 1話

局:TBS
放送日:2018/07/05
制作:ラルケ
評価:HV1280

明るい色と暗い色との差が大きい絵だけど、比較的癖のない作りのすっきりくっきり画質。

リサイズでの乱れは少なく、細めの線には縦720のジャギがきれいに残っているわかりやすいHV1280。

BANANA FISH 1話

局:フジテレビ
放送日:2018/07/05
制作:MAPPA
評価:HV1280+/810

線の粒状感を意図的に残したざらついた感じの絵のシーンが多いけれど、比較的なめらかな線になっているところもあり統一感がない印象。

絵の作りから考えて狙ってやっていると思うけれど、リサイズでも周期的な荒れが出て線の輪郭もちょっと乱れている。

それでも比較的ジャギ感の残る絵だったこともあり、荒れていても縦810の特徴が広範囲に残っているので、1440x810のHV1280+で間違いなさそう。

MAPPAはここしばらく1440x810が多く、採用解像度が比較的安定している。


夢王国と眠れる100人の王子様 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/05
制作:project No.9
評価:HV1280+/810

線が黒というほど暗くなく、くっきり感は強くないけれど、癖のないすっきり鮮明画質。

若干太めの線が多いので精細な印象は弱いけれど、乱れの少ないリサイズで縦810の特徴がきれいの残っているところが多い。1440x810の地味なサイズながら、ここで調べた中ではproject No.9初のHV1280+。

すのはら荘の管理人さん 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/05
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280

彩度低めの淡い明るい絵だけど、線が灰色という表現も合わないくらい明るいのでソフトな絵に見えるシーンが多い。

比較的ジャギ感の強い絵をぼかして整えたような作りでリサイズでの乱れもなく、どこを見ても
縦720の特徴がきれいに残っているわかりやすいHV1280。

ここしばらくHV1280+率が高くなったSILVER LINK.だけど、1280x720がしぶとく出てきてなかなか完全移行しそうな雰囲気にならない。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/05
制作:亜細亜堂
評価:HV1280+/812


目立った癖のない高コントラストくっきり画質。元からジャギ感の残る線だったことに加えリサイズの影響か少し粒状感のある線になっているところが多いけれど、粗さが気になる環境はほとんどなさそう。

若干乱れはあるものの、安定したフレームでは縦812のジャギが残っている。2016年の亜細亜堂制作終末のイゼッタと同じで整数で16:9にならない中途半端なサイズ。

2018年7月5日木曜日

中間管理録トネガワ 1話

局:日本テレビ
放送日:2018/07/03
制作:マッドハウス
評価:HV1280

一部に極太線を使ったカットが多く精細感はそれほど強くないけれど、線の輪郭はかなり鋭利で輪郭強調気味になっているのでメリハリのある絵に見えるシーンが多い。

リサイズでの乱れは少なく、細めの線には縦720の特徴がはっきり残っていて、これもわかりやすいHV1280。

Back Street Girls -ゴクドルズ- 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/03
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

作画を語る場所ではないけれど、動画の少なさが気になる微妙に動く紙芝居と言いたくなるカットが多い。細くても黒に近い線が少し輪郭強調気味になっているので、くっきり感の強い精細な絵に見える。

JCらしいジャギ感の残りにくいリサイズの影響で十分な精度で確認できるカットが少ないけれど、
大半のカットで断片的に縦900に近い特徴があり、細い直線の多い背景のところで正確に縦900と判断できるカットがあるので、JCでよく出てくる1600x900で間違いなさそう。

千銃士 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/03
制作:トムス・エンタテインメント/だぶるいーぐる
評価:HV1280

適度に暗い線のくっきり画質だけど、これも若干明るさを抑えたシーンが多い。線の太さに若干ばらつきがあるけれど、細い線でも黒浮きは軽微でカット感での印象差は少なめ。

輪郭は十分なめらかに見えるけれど、ジャギ感の強い絵をぼかして整えたような作りになっている。リサイズでの乱れは少なく、どこを見ても縦720の特徴がはっきり残るわかりやすいHV1280。

ヤマノススメ サードシーズン 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/02
制作:エイトビット
評価:HV1280

細めでもしっかり暗い線で精細感もまずまずのくっきり画質。

どちらかというと鮮明さ優先のりサイズで拡大された影響で線に周期的なゆらぎや粒状感があり、
環境によっては若干粗く感じることもありそう。

縦720の特徴ははっきり残っていないけれど、1.5倍に拡大した3ピクセル周期のゆらぎがはっきり残るタイプのHV1280。

バキ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/01
制作:トムス・エンタテインメント/だぶるいーぐる
評価:HV1280+/864

これもコントラスト高めでも明るさを抑えたシーンが多い。一目で1280x720クラスの映像ではないと感じるメリハリと精細感があるくっきり画質。

比較的高解像度なので気になる環境は無いだろうけど、特に間隔の狭い線などにはジャギがはっきり見える描写がちらほら。

作画の線は細めでリサイズでの乱れは少なく、縦864の特徴がきれいに残っている。元は1536x864のHV1280+。

はねバド! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/01
制作:ライデンフィルム
評価:HV1280

コントラストの高い絵でも暗い部分が多いシーンが目立つ。線の輪郭はソフトだけど適度に暗い線で鮮明さはまずまず。

ノイズ効果の影響か圧縮劣化の影響と思われる線の乱れはあるものの、これもリサイズでの乱れは少なく、細めの線に縦720の特徴がわかりやすく残っているHV1280。

ISLAND 1話

局:TOKYO MX
放送日:2018/07/01
制作:feel.
評価:HV1280

コントラストは十分高いけれど、明るさ彩度控えめの落ち着いた質感。作画時の線の太さのばらつきを残して線の黒さの差も大きい絵は最近のfeel.によく出てくる特徴。

リサイズでの乱れは少ないけれど、ジャギ感の残る絵をぼかして整えたような作りで、安定したフレームでは縦720のジャギがはっきり見えるわかりやすいHV1280。