2011年1月3日月曜日

DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 26話


局:TOKYO MX
放送日:2011/01/03
評価:HV960


かなり大きな円分布だけど、絵でみるとBONESらしいジャギ感の強い画質。最近ではHEROMANも似た分布だった。伸びはよいものの2重の分布に見え、リサイズなどの工夫で精細な特徴を引き出した状態。リンギング風ノイズでの輪郭強調効果もありくっきり感は十分だけど、静止画で見ると少し汚いところも多い。とはいえこの分布なので粗が見えないくらい離れるとかなり鮮明なHV画質に見える。

見事な分布でも低解像度の特徴は隠せるわけもなく、縦横とも960x540のジャギがはっきり残るHV960。



2期は初回MX放送同様HV。他の一挙放送は結局HV放送もなかった上、BS11の迷い猫含め、L字、テロ多発というなんとも不運なものばかり。今日までで今年1年分使いきったというくらい平和な年になって欲しいものだ。

ティンカー・ベルと月の石


局:WOWOW
放送日:2010/12/31
評価:HVFULL


WOWOW、というより後半は最近のディズニー3DCG作品が中心になってしまったけれど、WOWOWチェック月間もこれで終わり。

2009年秋公開のディズニー3DCG作品。元は映画ではなくBD&DVDで出たビデオ作品なので黒帯無しの16:9映像。

これも横は切れてしまっているけれど、巨大分布の鮮明HV。縦は余分なりサイズもなく線は乱れもなく非常になめらかで美しい。横も少しボケていても乱れはほとんどなくフルHD制作らしい映像になっている。

それでも映画作品に比べると若干安い感じもする映像でジャギの特徴もはっきり残っているところも多い印象。

ボルト


局:WOWOW
放送日:2010/12/30
評価:HVFULL

アメリカでは2008年公開だけど、日本では2009年8月公開だったディズニー3DCG映画。

見事な巨大分布の鮮明映像。横は切れてしまっていて横1440の状態を経由した映像。

これも上下21ピクセル幅の黒帯付きビスタサイズでの放送。一部だけどCGの映像も日本語に変わっている部分がある。何故か最後のスタッフロールは左右111ピクセル程度、上下92ピクセル幅の中途半端な額縁状態。ここは1.85:1より横長で1.895:1あたりの比率になっているけれど歪んでいるだけかな?

近年のディズニー共通の特徴で、これも黒帯込みで縦1080のジャギが綺麗に残っていて、最初からフルHDで作っているように見える。ジャギ感のほとんどない補間された線なので普通のアニメであればさらに上の高精細映像を縮小したような特徴といえるけれど、CGではアンチエイリアシングで輪郭をなめらかに見せるのが普通なので、その効果によるものと考えた方が無難だろう。

ドラえもん のび太の恐竜2006


局:テレビ朝日
放送日:2011/01/03
評価:HV1280+


はっきりしない分布になるところが多いけれど、横の伸びはそれほど悪くない。リサイズの問題なのか縦は少し荒れ気味だけど、線も太めでしっかり暗く高コントラストな映像なのでくっきり感は十分。元々精細な描き込みは少ないので、見た目の画質は悪くない印象。

本編中の映像は線の乱れもあり確認が難しいけれど、OP中に絵を極端に縮小して使っている部分があり、そこは解像度限界で綺麗にジャギが出ていて簡単に十分な精度で判断可能で縦は765だった。本編も崩れながらも同じ数字の特徴。

765は9の倍数なので1360x765で16:9になる数字だけど、最初から16:9かは不明。文字が縦1080で入っていれば最初から16:9の可能性も高いと思えるけれど、文字も絵と同じ解像度で入っているようだ。

戦場のヴァルキュリア 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/01/02
評価:HV1280


2年前見たところと同じ場所。

ほぼ差のない分布で絵で比較しても有意な差はなさそう。完全に同一の状態ではなく、同じフレームでもノイズや細部の崩れなどは微妙に異なるけれど、何かよくなったとか悪くなったとか言えるようなはっきりとした違いは見つからない。