2011年9月4日日曜日

テレビまんが 昭和物語


局:tvk
放送日:2011/09/04
評価:HV1280

劇場版もテレビシリーズ同様小さい分布のソフト画質。アプコン?と思うほどの質感ではないけれど、ソフトな画質の割には圧縮劣化で線が崩れ気味のところも多く、コントラストも少し抑え目なのでどこかボケ感の残るはっきりしない絵に見えるところが多い。

黒帯なし16:9で、テレビシリーズ同様縦720っぽい特徴も多く残っているので、これも最初から16:9で作ったHV1280だろう。

テレビシリーズで少し元絵の解像度が足りない?と書いたけれど、横方向には十分な解像度の特徴が残っているように見える。tvkの縦540化などの圧縮劣化が影響して低解像度に見えただけかもしれない。

tvk劣化によるものではないけれどEDの本編縮小画像に縦540周期の特徴があり、フルHDで縮小加工後に片フィールド捨てたような変な状態。似た例は他でもあるけれどスタッフロールが30fpsで動くとか映画らしくない特徴になっていた。

機動戦士ガンダムAGE 番宣 2回目


局:TBS
放送日:2011/09/04
評価:HV1280

見た目の印象も変わったので新しい番宣で再チェック。

前回の予想は外れて大きめの分布になる鮮明HV。線も太めでしっかり黒く高コントラストのくっきり画質。

太めの線が多いのでほとんど気にならないけれど、背景などの直線的な描写を見ると周期的に揺らぎや輝度ムラが目立つ。補間の弱いリサイズを使っているような粗さの残る映像で、最近のHVには珍しい特徴。

周期的な特徴でも少し線が乱れているのでわかりにくいところが多いけれど、今回の番宣では縦720周期の特徴がはっきり残るカットもありやはりHV1280で間違いなさそう。

WORKING!! 9話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/09/01
評価:SD-ip/486(A)

BS11含めMX9話HDと同じフレームでの比較。

MXや下のBS11と比べると普通にアプコン画質なので見劣りするけれど、極端な四角感もなくアプコンとしては悪くない分布。比較しなければわからないくらいだけどHDより僅かに暗くなっている。縦486からのアプコンでは縦横比の狂いがないものが多く、完全に一致というほどではないもののHD版のずれはほとんどない。

MXはテロップも多く、8話を飛ばすとか、もはや視聴者を楽しませるというより、BD売るための商品サンプルとしての宣伝映像でしかないだけに、画質差を考えても余分な表示が局ロゴくらいしかないキッズの方が落ち着いて作品を楽しめそう。

何年後かに再放送するときは全話HD版出させるくらいのことも最近のキッズならやってくれそうな気もする?



局:BS11
放送日:2011/09/03
評価:HV1280

MXとの差はほとんどないけれど、僅かにMXより横の伸びがよいけれどノイズはちょっと多め。それでも比較的動きの少ないアニメなのでBS11にしては圧縮劣化もそれほど目立たず十分安定して見える。


これも横方向のリサイズ跡もしっかり残る横1440経由の映像。

WORKING'!! 先行1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/09/03
評価:HV1280

MXではいきなりL字スタート。先行ではお約束の左絵の常時告知表示付き。

番宣よりさらに大きな円分布になるところも多い十分鮮明なHV映像で、暗部が沈んで1期より全体に暗い絵になっているのに、見た目にはどこかはっきりしない絵に見えてしまう。コントラストも十分高めなのに線の黒浮きが激しく、人の輪郭がはっきりしないのでバランスの悪い絵になってしまっている印象。

元絵の線が細すぎたのでぼかして適度な太さにしようとした結果黒浮きしてしまったとか、撮影より前の段階でこの質感が決まったように見える。1期HV版も極端なくっきり画質ではないけれどメリハリのある明るいすっきり映像だっただけに、2期は微妙な出来と感じる人が多くなりそう?

元絵の高解像度の特徴もよく残っている無難なリサイズ処理だけど、線の細さが原因なのか解像度不足でジャギ感の強い線になっているところも多く、これも正確に縦720のわかりやすいHV1280。