2010年10月17日日曜日

絶対可憐チルドレン 31話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/17
評価:HV1280

中途半端なタイミングだけど、BSJでの最後のチェックが31話で、それに合わせただけの理由、ということでBSJと同じところの分布。


横長分布で縦方向のボケが強いものの、横の伸びはかなりよい。若干ボケているもののHVとしては太めの線で描いているのでコントラストも高くくっきり感は十分。

動きの少ない部分でも僅かながらブロックノイズの兆候が見え出した感じの周期的な乱れも見え、動く部分の劣化もBSJより目立ち安定感は劣るものの、ほとんど差のない分布で普通に見ていて簡単に判別できるほどの違いを感じる環境は少ないかも。

このアニメは当初から評価迷走が続き最後までHV1280なのかそれより上なのか断定できるような特徴は見つけられなかった。今見てもはっきりした特長が少なく悩む映像だけど、横1280に十分近い特徴は多々あり、これも補間で元絵の高解像度の特徴がよく残っているだけのHV1280で間違いなさそうだ。

BS遅れはあっても秋アニメも出揃ったし、これは1年続いた作品だけど2年前の2008秋の作品でも評価に不安が残っているものがいくつかあるので再検証しておこう。

プチバンピ


★4:3アニメです

局:tvk
放送日:2010/10/17
評価:4:3-ip/486(A)

2003年フランスの作品で、国内では2007年秋からFOXMOVIESで放送されていたらしい。

4:3らしい横長分布。SDでも4:3の範囲だけで横720になるので、横方向は16:9のHV960と同等の精細さになる。コントラストも高く、4:3アプコンとしてはまずまずの画質。暗くてわかりにくいけれど、装飾サイドバーで、日本語のサブタイトルなどはHDで入っている。

これもPAL圏作品なので50i→60i変換した影響と思われる残像がある。その影響で縞のないフレームに戻せないところが大半なので、縦486に戻してもフレームで拡大しなおすことはできず、結局-ipアプコン程度の劣化は避けられない。SDサイズで表示する場合はアプコンでの劣化を軽減できるのでフィールドで縮小する意味はありそう。

ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 番宣


局:BS-TBS
放送日:2010/10/16
評価:HV1280

あちこちで以前からCMも流れているけれど、☆☆☆の本放送と似たような大きさのいつものシャフト画質。人物が小さいところは線も細くなり、綺麗に縦720のジャギが残っている。

絵に比べセリフの文字は少し鮮明に見え、輪郭もなめらかになっているけれど縦1080というわけでもない。絵に比べ文字はしっかり黒いとか、鮮明さより補間優先でリサイズした?といった処理の差だけで、文字の周辺のノイズには絵と同様1280x720のジャギが残っていて、放送用に加えた特別編の文字を除くとフレーム全体が1280x720で作られたHV1280映像。

ただし、最後の番組タイトルの部分はちゃんと縦1080だった。

1年前の365特別編はまだアプコンでもちろんコンポジ。結果的にHV化(けんぷは低画質化放送だったけど)との間だったので、BS-i木曜時代から長く続いたこの枠の伝統画質もその時が最後。