2014年5月1日木曜日

猫のダヤン 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/04/26
評価:HV1280

動画でなくキャラをパーツ毎動かす、ある意味手抜き作画の短編作品だけど、動く絵本として見ると比較的丁寧に作られていて独特な映像になっている。

カットによって分布もバラバラでも、比較的鮮明なところは少し四角感のある大きな分布になる鮮明HV。普通のアニメのようなすっきりした絵にならないように意図したものか、雑な仕事の結果なのかわからないけれど、全体にジャギの特徴が強く残る絵で、その特徴が四角っぽい分布に影響している。

個人的な感想になるけれど、動画っぽい動画がない映像でもうにうにと結構動く上、撮影でも遠近表現のぼかしなど、それなりに面倒そうなこともやっているので、この手の作品に多い手抜きした感じはほとんどない。

元からジャギの特徴がはっきり残る映像なので、縦720の特徴も非常にわかりやすく、これもHV1280。

ここまでチェックした新番にSD以下からのアプコン映像はなく、相変わらず大半のアニメが1280x720という状況でも、ようやくHD化完了と言えいそうな2014春。

M3 ~ソノ黑キ鋼~ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/04/21
制作:サテライト
評価:HV1280


ぼかし効果の設定ミスなのかもう少し大きな分布になるカットもあったけれど、大半はアプコンより一回り大きい程度の小さい円分布になるボケHV。

細い線は黒浮きが酷いところもあり、線の黒さが安定しないバランスの悪い映像になっているけれど、元はしっかり暗い線だったのか、強いぼかし効果があっても太めの線は適度に暗いところもあり、テレビの鮮明化処理次第でそれなりに鮮明な絵に見える環境もありそう。

撮影までのリサイズの問題で少し荒れたジャギ感の強い絵をぼかしてごまかしたような特徴なので、狙った質感というより妥協の産物かも?

ぼかしやフルHDへの拡大処理での乱れはほとんどなく、縦720のジャギも綺麗に残っていてこれもHV1280。