2010年12月7日火曜日

HELLSING


局:WOWOW
放送日:2010/11/15
評価:HV960

上は1話の分布。

アプコンを疑うほど小さくもないけれど、HVとしては小さ目の分布のソフトな画質。暗く低コントラスト気味なシーンではアプコンっぽく見えてしまうところもある。

比較的ジャギ感の強い絵で縦横ともはっきり960x540の特徴が残っている。補間されたリサイズを使っているものの、近付いて見ると縦横2倍に拡大している感じがはっきり見える。



放送日:2010/11/18
評価:HV1280

5話の分布。

横1280のジャギがはっきり見え、5話以降はHV1280に変わっている。

にもかかわらず全体に小さい微妙な分布になるくらいボケ感のあるカットが大半なのは、シリーズとして質感を揃えようとしたためかな?

7話も同様にHV1280だけど、5, 6話と特徴が異なっていてほとんどジャギの特徴が見えず線も荒れ気味。HV960の1~4話よりアプコンっぽくみえてしまうくらい細部も潰れてしまっているところも多い。

狙った質感なのかもしれないけれど、ちょと雑な印象がしないでもない。



放送日:2010/11/19
評価:HV1280


7話EDの分布。

映像は7話本編よりかなり鮮明で1280x720の特徴もはっきり残っている。文字はフルHDで入っているようでその分布が広く広がっているけれど、横伸びも非常によく1440を経由したとは考えにくい分布。おそらく最初から1920のソースをリサイズなしで放送したものだろう。1920を維持したと言っても背景の映像は拡大しているので、すごい映像というわけでもないけれど。

7話EDだけの話ではなく、全話ともEDは似た状態。絵の部分は本編と同じ解像度で1~4話と5話以降で異なっている。

化物語 4話


局:WOWOW
放送日:2010/12/06
評価:HV1280

4話本編ではなくOP部分をBDと比較。上がWOWOW、下がBD。このフレームは文字が入っているところで、文字を残したままチェックしています。

化物語のOPEDでは文字も1280x720で入れている回もあるけれど、まよいOPの文字部分はフルHD解像度で入っているので、横も1920を維持している下のBDの分布は暗いながらも縦横とも枠ぎりぎりまで伸びて綺麗な円分布になっている。一方、上のWOWOWの放送では横が切れて縦長分布になってしまっている。

やはり劣化は1440x1080を経由したことが原因と考えてよさそうだ。表現が不適切だったので訂正。やはりBDとWOWOWで僅かにノイズの特長が異なっていたのは1440x1080を経由したことが原因と考えてよさそうだ。




1話で触れた話の続き。過去BS1920局でも1920を維持した映像は未発見と何度か書いてきたけれど、最近ようやく文字通りフルHDの放送映像をいくつか発見。といっても左の分布はまよいマイマイBDの分布だけど、少なくともWOWOWはやろうと思えば可能だったようだ。

その関連も含め、今月はWOWOW作品もいくつかチェックしていく予定。