2013年9月18日水曜日

世界でいちばん強くなりたい! 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/09/14
制作:アームス
評価:HV1280+?


十分大きな円分布でも、全体に暗部を持ち上げた感じで線も明るくソフトなHV画質に見える。

効果としてのぼかしも使っているけれど、比較的敵細い線で描かれた精細な絵ということも影響して線がはっきりせず、ボケていないのにボケて見えるところもある。色収差効果のあるカットもあったり、どちらかというと効果で絵作りしているような映像。

高精細さを感じにくい特徴でも、作画は非常に精細で、百花2期に850近辺のジャギも断片的に残っている。HV1280+は間違いなさそうだけど、安定したフレームがほとんどない番宣で十分な精度で確認できず、正確な数字は本放送待ち。

ぎんぎつね 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/09/17
制作:ディオメディア
評価:HV1280


大きな円分布の線も適度に暗い高コントラスト映像。ノイズ効果も使っているっぽいけれど比較的すっきりした絵のくっきり画質。


映像としてみると癖のない鮮明HVだけど、やや鮮明さ優先のリサイズで拡大していて、3ピクセル周期の輝度ムラも出ている。大半の環境ではまったく気にならないだろうけど、テレビの鮮明化処理次第では少し粗い絵に見えてしまうこともあるかも。といっても、そのリサイズのおかげで拡大後も線の細さが維持されていて、バランス志向のHV1280アニメより精細感の高い絵に見えるし十分上質なHV画質と言っていいだろう。

周期的な揺らぎの影響で720から微妙にずれて見えるところが多いけれど、広範囲に縦720の特徴も1ピクセル以下の誤差で残っていてこれもHV1280。

キルラキル 番宣


局:BS-TBS
放送日:2013/09/14
制作:TRIGGER
評価:HV1280

上質なアプコン並みの小さい分布になるところが多い。それでも太くしっかり暗い線が基本なので精細な印象は弱くてもそれなりに鮮明に見える。

絵のザラつきがわかるくらい強いグレイン風ノイズもあり、比較的動きの少ないところでも圧縮劣化が多く出ている放送には厳しい映像。放送よりは落ち着いた状態だけど、youtubeの公式フルHDPVでも線が少し荒れた状態になっていた。

派手な動きもあって放送では判断に使える特徴が残っているフレームがほとんどないけれど、PVでは崩れていても断片的に縦横とも1280x720の特徴がしっかり残っていて、これもHV1280で間違いなさそう。

だれかのまなざし


サイト:youtube
配信日:2013/09/09?

評価:HVFULL

枠に収まらず巨大すぎてよくわからない分布になってしまうすごい映像。横1440経由ではないので、放送のように横がばっさり切れた分布になるようなこともない。圧縮劣化も比較的抑えられていてyoutubeのアニメ映像の中でもかなり高画質の部類だろう。

何故か上下16, 左右9ピクセルの極細額縁付きで絵の部分は1888x1062になっている。線のジャギを見ると、絵の部分だけで縦横1920x1080だった形跡が残っているので、周囲をマスクして額縁をつけたのではなく、フルHDの映像をわざわざ1888x1062に縮小して額縁化したようだ。微妙に劣化した状態だけど、元からフルHDなので縮小してもフルHD相当の超高精細映像になっている。

微妙な縮小リサイズ時の副作用のノイズなのか輪郭強調気味の線で、おそらくオリジナル以上にくっきり感の強い絵になっているようだ。鮮明に見えてもノイズは増えているので上質な映像という感じではないけれど、ここまで鮮明精細な映像を視聴できる機会はまだまだ少ない。

京騒戯画 番宣



局:TOKYO MX
放送日:2013/09/09
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/900?

 
1話当時など過去頻繁にCMが流れていたので新作という感じがしないけれど、新作回もあるようなので、秋新番として番宣も見ておこう。

若干ノイズが多い映像でもやっとした分布になっているけれど大きな円分布になる。 精細感も十分で映像全体のコントラストも高いけれど、効果などの影響であまり黒くない明るい線が多く、 くっきり画質というほどの鮮明は感じない。

派手に動くところも荒れて見えるほどではないものの、動きのないカットでも拡大してみると軽微でも全体に線が崩れ気味で圧縮劣化も多め。ほとんど潰れているけれどノイズ効果も使っているようた。

その影響でほとんど動きのないカットのフレームで見ても断定できるような特徴が残っていないけれど、以前のCM同様縦900に近いジャギが断片的に残っているように見える。少し安定した映像になるだろうし本放送の映像であれば正確な数字も確認できるだろう。

宮河家の空腹 Blu-ray CM


局:TOKYO MX
放送日:2013/09/17
制作:Ordet/エンカレッジフィルムズ
評価:HV1280?-HALF

MXでの放送もあるようなのでCMはスルーでも良かったけれど、癖のある処理だったので見ておこう。

暗いけれど上下に傘状のノイズが見える極端な横長分布。このパターンは時々出てくるけれど1080iの片フィールドだけを使ってコーミングを回避している。実質縦540相当の映像だけど特に粗い感じもなく、普通に見ていて片フィールド状態とわかる人はいないだろう。 文字などはちゃんと1080で入っている。

半分失われているので縦方向は判断できないけれど、断片的でも横方向に1280周期の特徴が残っているので、普通に1280x720→1920x1080映像の片フィールド状態だろう。BDはもちろん放送でもこの状態のままにはならないだろうし放送で再確認。

Super Seisyun Brothers -超青春姉弟s- 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/09/13
制作:AIC PLUS+
評価:HV1280


これも大きな円分布になる鮮明HVでも、コントラスト抑え目で全体に線があまり黒くないので分布の割りには鮮明な絵に見えない環境も多そうな質感。ノイズ効果のほとんどないすっきり画質で圧縮劣化もほとんど気にならず安定感はまずまず。

縦方向には縦720のジャギの特徴もはっきり残っているわかりやすいHV1280だけど、横方向はAICらしくない滑らかな線になっていて粗い感じもほとんどない。

たまごっち! みらくるフレンズ


局:テレビ東京
放送日:2013/09/05
制作:OLM TEAM WASAKI
評価:HV1280

少し特徴の異なるカットも混ざっていて、もっと縦の伸びが良いところもあったけれど、全体では前シリーズと大差ない傾向で大きな分布でも横長の楕円分布になるところがほとんど。線もしっかり黒い明るく高コントラストのくっきり画質もそのまま。

線がはっきりしているので特に細い線という感じには見えないけれど作画的にはかなり細い線で描いた絵を少しぼかして整えたような特徴になっている。解像度限界で縦横とも1280x720のジャギがはっきり残っているところが多く、引き続きHV1280。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 CM


局:BS11
放送日:2013/09/07
制作:シャフト
評価:HV1280


安定したフレームは大きな円分布になる。比較的細い線での描写が多いけれど極端な黒浮きもなく、癖ないバランスのHV画質で見やすい映像になっている印象。派手に動くところは圧縮劣化でブロックノイズだらけになっているけれど、強いノイズ効果もなくCMでもそれほど荒れた映像いはなっていない。

特にジャギ感の強い線ではないけれど、乱れのない縦720の特徴もはっきり残るシャフトらしい特徴で、これもHV1280。

ハートキャッチプリキュア! 1話


局:BS11
放送日:2013/08/24
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/900

テレ朝, tvk, BSアニマックスと同じところ。


横が切れた分布は相変わらずだけど、もっとも伸びが良いBS11。

ただ、テレ朝の方がモスキートノイズっぽい劣化は多いものの、ブロックノイズになりかけた崩れはBS11の方が目立ち、BS11も特に安定した画質というわけでもない。ノイズの量としては大差ないように見えるけれど、NRでもモスキートノイズの方が誤魔化しやすく線の乱れも少なさが効いてでテレ朝の方が良く見える環境の方が多いだろう。

Free! 1話


局:BSアニマックス
放送日:2013/08/20
制作:京都アニメーション・アニメーションDo
評価:HV1280+/955.5, HVFULL(OP, ED)

MX, BS11と同じところ。

MXより横伸びが悪く横がばっさり切れたような分布になっている。といっても絵で見比べてはっきりわかるような差はなく、どの局も似たような画質に見える環境が多そう。

いつも通り他局より少しノイズが多く、周囲が明るくなるところが多いBSアニマックスだけど、線が荒れるようなところは稀で、BSアニマックスでも十分安定した放送画質に見える。それでも拡大してみると細かい描写も少し崩れ気味で、色の滲みの少ないBSアニマックスも圧縮劣化の影響でMXの方が細かい描写も鮮やかに見えるところが多く、他局よりはっきり良いといえる要素は特に見当たらない。

劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟 特別版


局:TOKYO MX
放送日:2013/08/09
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900


カットによって差もあるけれど見事な巨大分布になる鮮明精細HV。高精細でも線が極端に細すぎず線も十分暗いのでメリハリのあるくっきり画質になっているところが多い。

公開後に流れた鮮明版のCMでは断定できなかったけれど、今回の放送では縦900のジャギもわかりやすく残っているカットも多々あり、予想通り、超電磁砲S同様元は1600x900で間違いなし。



局:BS11
放送日:2013/08/16
評価:HV1280+/900

いつも通り横1440経由の映像でBS11も横が切れた分布は変わらないけれど、MXより少し横の伸びが良く、線も細く引き締まって見える。

逆にMXの方が劣化は少なく線の乱れも抑えられているので、MXの方が細かい描写が潰れず良く残っているところも多い。動画では特に荒れた感じもなく、似たような画質に見えるところがほとんどだけど、MXの方が良く環境の方が多いかも。




公開直前のCMは何故か典型的なJCフィルタ画質だったけれど、公開後のCMやBDのCM、今回の放送といずれも高精細で非常に鮮明なHV画質になっている。仮に編集の都合で1280x720に縮小していた、ということがあったとしても、元がここまで鮮明な映像であれば1280x720にしても典型的なJCフィルタ分布になったりしないし、初期のCMがなぜボケていたのかは謎。今回の放送と比較してみると、初期CMで使われていたカットで今回の放送では(BDでも)欠けているフレームがあるなど作画面で違いがあるので、当初はテレビシリーズに近いJCフィルタっぽい映像にするつもりで作っていた制作途中の映像を使ったCMだった、というだけなのかも。

マッドボックスゾンビーズ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/08/01
評価:HV1280


極短編CG。

基本輪郭線なしでフレーム全体で見るとボケた部分も多いけれど、顔のパーツなどの輪郭は線のようになっているところがあるので
若干横長でも伸びは悪くなく、映像としても鮮明に見える。

ジャギ感も弱く輪郭は滑らかに見えるように仕上げているけど、少しフィルタで補正するとCGらしい乱れのない1280x720のジャギもきれいに残っていてこれもHV1280。

FLASHっぽい2DCGではフルHDも珍しくないけれど、国産3DCG映像はまだまだ1280x720が圧倒的。