2012年1月29日日曜日

テルマエ・ロマエ 1話


局:BSフジ
放送日:2012/01/28
評価:HV1280


フジテレビと同じところ。

いつも通りBSの方が少し横の伸びが良いけれど、横が切れた感じが強く縦長の分布は変わらない。これも横1440経由の映像だけど、1920-1440間を1往復してもここまで横の伸びが悪くなることはなく、リサイズが何度も繰り返されて劣化が積み重なった結果だろう。

人物が小さいところは単純に画像を縮小しているので細い線での描写も少なくないけれど、全体としては比較的太い線で描かれることもあり、見た目にはフジテレビとの印象差はそれほど感じない。それでもフジテレビでは線の乱れも多いだけでなく、微妙な色の塗りわけも滲んでいるように見えたりするなど荒れが目立つので、容易に判別できる環境も多いだろう。

アマガミSS+ plus 番宣


局:BS-TBS
放送日:2012/01/28
評価:HV1280


これもTBSと同じところ。

似たような分布でもBSの方が僅かに横の伸びが良い。絵で見ても横方向に線が引き締まって細くなっているところが多いけれど、普通に見比べてわかるような差でもなく誤差の範囲か。まあ、実際比較するとBS-TBS色で容易に判別できてしまうけれど。

リサイズが少ない分僅かにノイズが少なく鮮明、という点以外は、いつも通りのBS-TBS画質で、細部の色の崩れも大きく圧縮劣化も多く、放送が遅すぎるというところを無視してもBS-TBSで視聴しようとは思えないだろうけど、この番宣ではブロックノイズも目立たずそれほど悪い感じもしない。

2012年1月27日金曜日

坂道のアポロン 番宣


局:フジテレビ
放送日:2012/01/26
評価:HV1280?


このフレームは若干横長感のある分布。縦長になるところもあり、鮮明なカットでも少し特徴が異なっているけれど、中間的なHV分布になるところが多い。

厚化粧風味の面倒そうなクラデーション塗りで個性的な質感になっているけれど、少し太めの線で描かれているところが多く、演出的にコントラストを抑えているところ以外は十分鮮明に見える。

一部、線がガタガタのジャギ感の強い絵になっているカットもあり、ちょっと雑な印象。少し強めのグレイン風ノイズ効果もあるけれど、劣化で線がぼろぼろになるほどでもなく、古い映像っぽい演出としてしっかり効いてる感じ?

補間に優れたリサイズで元絵の特徴が強く出ていてわかりにくいけど、細い線には縦720に十分近い周期のジャギ見えているフレームもあるので、これもHV1280だろう。ただ正確に720と断言できる特徴でもないので?付き。

2012年1月24日火曜日

ストライクウィッチーズ2 1話


局:キッズステーション
放送日:2012/01/23
評価:HV1280

MX, BS日テレ, tvkと同じところ。

MXより僅かに大きな分布だったBS日テレに近い。

鮮明さではBS日テレと同等だけど、動きの少ないところでもモスキートノイズやブロック化しかかった周期的な線の乱れも多く、細かい描写もBS日テレの方が良く残っている。MXは少しすっきりした絵になってしまっているものの、線の乱れも少なく安定感がある。

画質を意識しながら見なければ違いがわからないくらい軽微な劣化で、不満を感じるような悪さもないけれど、長所らしい長所がないキッズ。

横1920放送でも1440経由なのはBS日テレと同じ。

2012年1月22日日曜日

キルミーベイベー 番宣


局:BS-TBS
放送日:2012/01/21
評価:HV1280

TBSの予告と同じところ。

これもほとんど差のない分布で、安定したフレームで比較すると見た目の印象も余り変わらない。といっても細部もつぶれ気味で圧縮劣化も目立つ。

これも細かい部分が潰れ気味になっているのでTBSよりモスキートノイズのような細かいノイズが少なくすっきりした絵になっているところもある、という特徴を強引に解釈すればBSの利点と言えなくもない?

これも横1440経由映像。BS固有の放送予定などの文字も事前に入れたものなので1920にはなっていない。

妖狐×僕SS 1話


局:BS-TBS
放送日:2012/01/21
評価:HV1280

TBS1話
と同じフレーム。

全体にTBSと同じ大きさの分布になるけれど、BSの方が僅かに周囲が暗くノイズが少ないすっきりした絵に見えるところが多い。といっても元からあるグレイン風ノイズ効果がBSでは酷く潰れているだけ。BSと地上波での比較ではBSの方が背景などのディテールは良く残っている例が多いけれど、これは逆でTBSの方が潰れず良く残っている。

比較的肌の色が明るいこともあってTBSと比較しなくても色異常がわかりやすい。細かいノイズは少ないけれどブロックノイズはかなり多く、塗りが荒れ気味に見えたり線も僅かに崩れている。シーンチェンジ後のフレームを中心にノイズ効果に負けて全体がブロック状のモザイク状態になってしまっているところもあるなど、BS-TBSらしい不安定画質。

これも横1440経由の映像だけど、BS-TBSも提供の文字や次回の時間変更告知など局で重ねる文字は1920になっている。

2012年1月21日土曜日

偽物語 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/01/20
評価:HV1280

MX, tvk, BS11と同じところ。

tvk以外は似た大差ない分布になるところが多いけれど、キッズは圧縮劣化が目立ち、ノイズや線の崩れが出ているフレームが多い。他局とほとんど変わらない分布になるところもあるけれど、このフレームも劣化の目立つフレームなので周囲がノイズで明るく伸びも悪くなっている。

演出としてのノイズっぽい描写を見るとキッズの方が粒状感を良く残しているように見えるなどディテールは良く残っているところもあるけれど、圧縮劣化で潰れているところも多く、全体としては不安定さだけが残ったような映像。BS11もMXより圧縮劣化で線が乱れているところが多いけど、ほとんど気にならないくらい軽微な劣化に抑えられているだけに、キッズの不安定感が際立つ。放送が遅い、という点が一番大きいかもしれないけれど積極的にキッズで視聴しようとは思えない微妙画質。

BS11同様、これも1920放送でも横1440経由。

2012年1月19日木曜日

おねがい☆ティーチャー 1話


★4:3アニメです

局:TOKYO MX
放送日:2012/01/18
評価:4:3-p/480?

古いアニメだけどキッズで見たので比較してみよう・・・くらいの気分だったけど高画質でびっくり。

HVっぽい分布だけど、当然HV制作ではなくSDに近いジャギもはっきり残っている。4:3なので上質なSDソースであれば横の伸びが良くなるのは当然だけど、それにしても優秀過ぎるくらい良い。線の輪郭の特徴からもフィルタで鮮明にしているのは間違いけれど、副作用での線の歪みも目立たずかなり優秀なアプコン画質と言っていいだろう。

鮮明化処理の副作用なのか、意図してノイズ軽減したのかわからないけれどノイズ効果のないつるつるのすっきり画質の上、4:3で幅広の黒帯付きと圧縮に有利な条件も重なっているからか圧縮劣化も極端に少なく非常に安定している。

MXの方が上に絵が広くキッズは上部が少し切れた状態、逆に下と右はキッズの方がちょっと広くMXでは少し切れてしまっている。線の輪郭が大きく変わるような処理の影響で正確な数字ではないかもしれないけれど、縦は480になっているように見えるのに対し横は4:3の部分で640しかない。確認しなかったのでキッズでは720前提で話を進めてしまったけれど、オリジナルは640x480辺りの正方画素の4:3で作られていた可能性が高そう。

キッズは2話以降チェックしてなかったので変化が全話1話同様のボケ気味の画質だったのか未確認。

異世界の聖機師物語 1話


局:BSアニマックス
放送日:2012/01/18
評価:SD-ip/486(A)

HD放送では未チェックなのでチェックしておこう。といっても低画質化アプコンだけど・・・

BD1話分を2回に分けての放送だけど、BDと同じところで比較してみよう。下は当時のデータそのまま。

横の伸びは普通のアプコン並みだけど、標準アプコンにしては縦は伸び悩み気味で横長感のある分布になってしまっている。HV制作なのにSD制作より低画質のDVDも珍しくないけれど、縦ボケはダウンコンバート品質の悪さが主因かな?

BDより少し明るい絵になっていてその分色も少し淡く見える。当然BDより遥かにボケた絵になっているけれど、縦横比はほぼ正確で歪みはない。BDでも映像全体は高コントラストでも細い線の黒浮きが極端に激しく、分布以上に甘い絵に見えたけれど、その特徴はSD化でも引き継がれていて甘い絵に見えるところが多い。



発売元:バップ
発売日:2009/05/22
評価:HV1280

横長の傾向はBDにもあったけれど、その理由は上とは無関係だろう。

眠い感じはそのままなので、今回の放送を見た後でBDを見ても微妙画質と感じてしまいそうだけど、映像としては十分鮮明な映像。

カットによっては線も十分暗く鮮明に見えるところもあるけれど、逆にいうと全体に雑な仕事が目立った1巻。

ダンボール戦機W 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/01/18
評価:HV1280+


かなり大きな分布の鮮明HV。無印と特に変わった感じもなく、高コントラストで精細なすっきりくっきり画質。

今期は1280x720でも強引なくらい鮮明さを優先したような画質で、これに近い大きな分布のアニメも多いけれど、こちらは引き続き縦810のジャギもはっきり残っているHV1280+。

同じ話の繰り返しだけど、1440x810の方が高精細な描写が可能になるものの、3/2倍になる720→1080に対し、4/3倍の810→1080では、拡大後の映像で4ピクセル周期の揺らぎが出るために、ここまで鮮明な絵にするとその揺らぎがジャギっぽい特長として見えてしまい、少し粗い絵と感じるような線になっているところも少なくない。同じアルゴリズムでも拡大(縮小でも)比率で印象が変わってしまうビットマップのリサイズは奥が深い。

2012年1月16日月曜日

境界線上のホライゾン 1話


局:BSアニマックス
放送日:2012/01/16
評価:HV1280

tvk, MXと同じところ。

MXより少し大きな分布に見える。ノイズの分布が重なって見えている影響で、絵としてはほとんど同等の画質に見える。比較する場所でも変わるけれど拡大して見ると、僅かながらBSアニマックスの方が線も細く引き締まっているところが多く鮮明になっている。

MXより僅かにモスキートノイズは多いけれど、動きの少ないところではBSアニマックスのHVアニメの中でも安定している方。動きが大きくなるとMXより派手に崩れているところが多いけれど、アニマックスとの相性は悪くない、と考えたくなるくらい落ち着いた映像になっている。背景の細かいディテールもMXより残っているところが多かった。

2012年1月15日日曜日

ひだまりスケッチ×365 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/01/14
評価:LB-ip/363

今回含め全部酷い画質なので気にしてもしかたない感じだけど、BS-iの1話で比較したフレームと同じところを見てみる。

一番貧相でちっこい分布の今回のMX。先週の1期10話同様、積極的に悪い画質にした状態。コンポネという利点はあるとしても目が疲れるくらい酷い画質。

低画質化の判断をした人間が誰か知らないけれど、ここまで悪い画質にしたくなるほどひだまりというコンテンツに自信がなかったことの方が驚きだ(もちろん勝手な憶測の話)



局:BS-i
放送日:2008/07/24
評価:SD-ip/486

面倒なので当時のチェックそのままだけど、懐かしい奇妙な形の分布。

コンポジで色もおかしい懐かしいBS-iクオリティ。縦の伸びは普通のアプコン程度ありレタボ化に伴うよれよれ線にもなっていないので、テレビのコンポジ由来ノイズの軽減能力次第では遥かにまともな絵に見える。



★4:3アニメです


局:TBS
放送日:2008/07/24
評価:4:3-ip/486

これも当時のチェックそのまま。横の伸びは悪いけれど、分布通り縦は普通のアプコンレベルなので、水平に近い線は乱れも少なくMXよりはっきりしてメリハリのある絵に見える。色もMXと大差なかった。

サイドカットという大きな欠点があるとしても、今回のMXと当時の4:3TBSの2択であればTBSを選ぶかも?

Aチャンネル 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/14
評価:HV1280

TBS, BSアニマックスと同じところ。

縦の伸びが悪く横長感の強い分布になるところ。

TBSと非常に良く似た分布でノイズの量も大差なし。OPの動きの大きなところではややTBSの方が安定して見えるものの、大半は比較フレーム次第、あるいはフレーム内でも見る場所で優劣が変わるくらいなので、誤差の範囲程度の違いしかなさそう。



少し状態の異なるところも同じ状態。

提供カードが入るなど少し異なるところはある。はっきりノイズが多いとわかるBSアニマックスは大きく特徴が異なっていたけれど、この作品では、TBSとMXは同等の画質と考えていいだろう。

ハイスクールDxD 1話


局:BS11
放送日:2012/01/14
評価:HV1280


これもtvk, MXと同じところ。

MXとほとんど差のない分布で、どこを見ても似たような分布になる。

小さい目の分布になるソフトなHVなので、絵で見ても似た状態に見えるけれど、ソフトな割にはブロックノイズっぽい劣化が多く出ている。劣化の特徴は異なり、tvkほど荒れているわけではないけれど、放送劣化の出やすい映像だったのは間違いなさそう。

にも関わらずMXでは、ほとんど線の乱れもなく、むしろ安定したHV画質になっているのが不思議に思えてくる。比較してみると、劣化に繋がるノイズや細かい荒れを少し潰しているような特徴で、MXの方が極僅か甘い絵になっている分、ブロック化するような劣化にならず、線の乱れも軽減できている。BSと地上波での比較ではよくある特徴差だけど、元映像の情報を少し削ったとしても安定性を優先しているように見えるMXのような放送画質はアニメと相性が良い、と感じさせる作品と言えそう。ただ、このアニメ自体かなりソフトなHVなのでBS11の劣化もボケに隠れてまったく気にならず、普通に見てMXと何が違うかわからないくらい似た絵で違いもわかりにくい点であまりいい例ではなかったかも。

線の輪郭が大きく崩れていたtvkとは異なりBS11では縦720の特徴もはっきり残っているところが多く、この映像だけでも容易にHV1280と判断できる。


冬なのに継続含め新作夜アニメ8本という今までとは何か違うBS11。個別には触れなかったけれど、まだ横1920を維持したソースでの放送は未確認でいずれも横1440経由の映像だった。

ゼロの使い魔F 1話


局:BS11
放送日:2012/01/14
評価:HV1280


tvk, MXと同じところ。

これもMXと大差分布でも微妙に横の伸びが良くなっている。偽とは異なりMXより一回り小さい分布で周囲にノイズの影響がはっきり出ている分布になるところの方が多い。

運よく圧縮劣化が少ないところではMXより安定しているフレームもあるけれど、線が少し崩れているなど劣化が目立つ絵なので、MXの方が良く見える環境が多くなりそう。

偽物語 1話


局:BS11
放送日:2012/01/14
評価:HV1280

MX, tvkと同じところ。

MXより僅かながら横の伸びがよく少し大きな分布になるところがBS11。場所によってはMXの方が大きく見えるところもあるけれど、安定したフレームではBS11の方が少し鮮明な絵になっているところが多い。

ゆっくり動く部分ではMXより劣化が目立つものの、OPのような動きが激しいところではBS11の方が安定しているところもあり、安定感でもMXに負けていない感じでBS11と相性も良い映像と言えそうだ。

BS11の方が高画質と言い切るほどの顕著な差でもなく、拡大して見比べないと違いがわからないフレームが大半なので同等の画質と言ってしまってもいいかな?

2012年1月14日土曜日

ポヨポヨ観察日記 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/01/14
評価:SD-p/480 SD-HV1280-i(SPICE)に訂正 言い訳はこちら

テレ東1話と同じところ。

似たような小さい分布のボケ画質。変わったリサイズの特徴も変わらず縦540周期で線がガタガタになっているジャギ感の強い絵で、上下隅が少し明るくなっているのもその特徴が少し崩れてコーミングノイズになっているのが影響しているようだ。

普通に見てもテレ東とほとんど差を感じないけれど、同じフレームで比べても細部の特徴は元が同じとは思えないくらい大きく異なっているので、圧縮で劣化しやすい映像だったようだ。元の状態がわからないのでどちらの局の方が安定しているのかも判断がつかないけれど、ブロックノイズっぽい劣化の量ではりテレ東の方が少なく安定しているように見える。

コントラスト抑え目でかまり甘い絵でも、最初からSDを想定した太めの線で描かれているところが多いのでそれほど悪い画質という感じでもない?




OPのキャストの文字が入っているフレームで文字を残したままの分布を見ると、HVっぽい大きな分布になる。

テレ東で書いた通りこの文字の輪郭のジャギには853x480のほぼ正方画素のSDという変わった特徴が残っている。縦480では整数で16:9にならず854x480が一般的なので元は854x480の可能性が高そう。

854x480と960x540はそれほど変わらないし大きな分布のbones作品も珍しくないけれど、この程度の解像度でもジャギ感の強い絵になることを覚悟で鮮明な映像にすることは難しくない例の一つ。

妖狐×僕SS 1話


局:TBS
放送日:2012/01/13
評価:HV1280

鮮明なところでも少し横長楕円分布になる。このフレームも良い方で、特に縦は平均的なアプコンと大差ないくらい伸びが悪いところも多い。コントラスト高めの映像だれど、少し暗部を持ち上げて淡い感じになっているところもあり、くっきり感は弱めのソフトなHV画質。

はっきりちらつきがわかるくらいのノイズ効果もあって線も少し荒れ気味な上、線の太さのばらつきが大きくボケの影響で線の黒さも不安定でバランスが悪く見えるカットも少なくない。全体としては見やすい明るさバランスになっている感じはするけれど、ちょっと雑な印象。

狙った質感かもしれないけれど、どちらかというとジャギ感の強い絵をぼかして誤魔化したと考えたくなるくらいジャギの特徴がはっきり残っている。おかげで縦720の特徴もわかりやすくこれもHV1280。

BRAVE10 1話


局:BS11
放送日:2012/01/13
評価:HV1280-i(GONZO)

tvk, MX, BSアニマックスと同じところ。

番宣はどの局でもちゃんとフレームで拡大された状態だったのに、BS11でももちろん本編は縞のまま。

tvk以外は似たような分布だけど、ノイズの量はアニマックス>BS11>MXで、MXは顕著にすっきりした絵に見える。背景のディテールはMXよりは潰れず良く残っているので視点によってはBS11がバランスがとれているとも言えそう?

縞の影響が大きいので線の崩れもよくわからない状態だけど、縞解消するとやはり安定感のあるMXが一番落ち着いた絵に見える。MXも劣化で少し線が太めに見えるところが多く、BS11の方が少し鮮明に見えるところもあるので、多少ノイズが気になるとしてもBS11で見るのも悪くないかも。

モーレツ宇宙海賊 1話


局:BS11
放送日:2012/01/13
評価:HV1280

これもtvk, MXと同じところ。

MXとほとんど変わらない分布に見えるけれど、僅かにMXより小さい分布なるところが多い。ノイズも圧縮劣化での線の崩れもBSの方が目立ちMXの方が安定した映像になっている。

潰れてしまっているけれど軽微なノイズ効果があったような揺らぎがあり、MXも圧縮劣化が少ないというほどの安定画質ではないので放送には少し厳しい映像なのだろう。MXで見ても縦540周期のジャギっぽい特徴が出ているところがあったけれど、線の輪郭の特徴はBS11と少し異なっていた。顕著な縦540化現象の起こるtvk以外でも圧縮劣化で線が崩れることで縦540周期のジャギが見えることがあり、これもそのパターンだった可能性が高そう。

MX以上にわかりにくい状態だけど、動きの少ないフレームの細かい描写には縦720の特徴もしっかり残っているのでHV1280評価で問題ないだろう。

パパのいうことを聞きなさい! 1話


局:BS11
放送日:2012/01/13
評価:HV1280

MX, tvkと同じところ。

周囲のノイズの分布に僅かな差はあるものの、MXとほとんど変わらない分布になるところが多い。

圧縮劣化はBS11の方が僅かに多いものの、背景のディテールは良く残っているというBSと地上波での比較では良くあるパターン。大きく動くところではMXの方が劣化が目立つフレームも増えてくるけれど、全体としてはMXの方が安定感があり良く見える環境も多そう。それでも静止画で細かい特徴を比較してようやく違いがわかるくらいの差しかなく、ほぼ同等の画質と言ってもいいかも。

細部の微妙な特徴はMXよりわかりにくいなっているけれど、線間隔の狭い部分などにはMX同様縦675周期のジャギが出ているので1200x675で間違いなさそう。

2012年1月13日金曜日

彩雲国物語2 2話


局:BSプレミアム
放送日:2012/01/12
評価:HV1280


BShiで2期1話を見落とし2話目でチェックしたので合わせて2話の同じところで比較。

少し暗めでわかりにくいかもしれないけれど、BShiより横の伸びがよくなっている。縦の伸びの悪さは大差なく、横長感の分布になるところが多い。

BShiも少しボケがあり圧縮劣化も多い局だったので、軽微でもノイズ効果のあるこのアニメでは細部の特徴が潰れてよくわからなかったけれど、BSプレミアムでは線の乱れも軽減して細部の特徴もそれほど崩れず残っている。BShiでは元絵の解像度不足?というくらいに見えた線も特に横は1280を越える元絵の特徴が確認できるところが多く、大半のカット1280x720に十分な作りになっていたようだ。撮影時の乱れの影響で縦方向の崩れは大きく上質な画質とは言いがたいけれど、NHKの放送画質が微妙だったことで画質評価が低くなってしまった不遇の作品だったのかも。

ハイスクールDxD 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/12
評価:HV1280

tvkと同じところ。

MXでも小ぢんまりした分布だけど、tvkより一回り以上大きく線も引き締まって細く見える。ソフトなHV画質でも比較的高コントラストで線の黒浮きもそれほど強くなく、十分鮮明に見えるカットも多い。

tvkにあった奇妙な劣化も見当たらず、線も十分滑らかで細かい特徴も良く残っていた。放送以前に故意に悪くしているのでは?なんてあらぬ疑いをかけてごめんなさい。そんな妄言を吐きたくなるくらいtvkは荒れた絵になっていたので、このアニメはtvkと相性がとても悪いということなのだろう。具体的に劣化の主因になった要素は何なのかもよくわからないけれど。

tvkでは縦540化現象の影響で広範囲に縦540周期のジャギが出ていたけれど、MXでは全体に縦720のジャギも崩れずしっかり残っているわかりやすいHV1280映像。




少し特徴の異なるところも見ておこう。

MXでも上のような小さめの円分布になるところが多いけれど,線の輪郭も鋭利でくっきり感も十分の鮮明カットもあり比較的大きな円分布になる。



最近提供カードなどの静止画の分布はチェックしていないけれど、アイキャッチの分布も見ておこう。

よるあるパターンだけど、本編より格段に鮮明に見えるアイキャッチは縦1080の特徴もはっきり残るフルHD相当の画像で巨大な四角分布になる。

あの夏で待ってる 1話


局:tvk
放送日:2012/01/12
評価:HV1280

MX, BS11と同じところ。

いつも通り一回り小さい分布になるtvk。悪い状態ではないけれど圧縮劣化ノイズは最も多く、周囲が少し明るい分布になるところが多い。

比較的色の濃い絵なので細かい描写での色の滲みも目立つ。それでも元から線がしっかり黒い絵でボケても線が黒浮きして見えるようなところも少なく、他局と大差ない鮮明映像に見える環境も多いかも。

テルマエ・ロマエ 1話


局:フジテレビ
放送日:2012/01/12
評価:HV1280

縦の伸びはよいけれど、それでも上下隅近くまで伸びているわけでもなくDLEにしてはおとなしい分布。

鮮明さを優先したようなリサイズでジャギ感の強い線になっているけれど、その分拡大に伴う劣化が少ないので伸びが良くなっているようだ。横の伸びが微妙なのはフジテレビボケの影響が大きいだろうし、他作品同様BSの方が伸びが良くなるのだろう。

DLEに多い1440x810ではなく、縦720のジャギもわかりやすいHV1280。

2012年1月12日木曜日

BRAVE10 1話



局:BSアニマックス
放送日:2012/01/12
評価:HV1280-i(GONZO)

tvk, MXと同じところ。

MXより少し小さい分布に見え、逆にノイズが増えている分周囲が明るくなっているBSアニマックスらしい分布。

全体としてはMXより圧縮劣化が多い感じはするけれど、元からノイズ効果のあるざらついた絵なのでMXでも細かい劣化が多く、ノイズの量としてはそれほど差があるようには感じられない。逆にMXでは気付きにくい背景の細かい描写が潰れてしまっているのに対し、BSアニマックスは特徴が良く残っていて緻密な絵になっている。

アニマックスの方がややノイズ感の強い絵に見える環境が多いだろうけど、元からすっきり画質でなかったことを思えばオリジナルの質感に近いかも、と思い込めばBSアニマックス向きの映像と言ってもいいかもしれない?

当然の結果という感じだけど、分布でもわかる通りBSアニマックスでも本編はフィールド毎の拡大で縞が出た状態は他局と同じ。

これはゾンビですか? 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/11
評価:HV1280

30分ずれているけど去年は火曜深夜の放送だったのでちょうど一年後の同日再放送。初回放送時見たところと同じフレーム。

ほとんど変わらない分布だけど、このフレームは若干ノイズが多い。といってもリアルタイム圧縮なのでキッズの同日中の再放送の同じフレームを比較しても細かいノイズに差があり、大半の局ではそれが普通。例外はNHK地上波では再放送で同じフレームを比較すると完全に一致とまではいかなくても一致率が極端に高いことが多い。

という話はともかく、全体としてはノイズの量も大差なく、比較的明るいカットでは明度が振り切れ状態で白飛びしている明るすぎる映像もそのままで、画質的には特に変わったところはなさそう。

Another 1話


局:tvk
放送日:2012/01/11
評価:

同日放送の多い今期のtvkとMX。

カットによって差もあり、もう少し小さい分布になるところが多いけれど、tvkでも大きな円分布になる鮮明HV。作品の雰囲気に合っていると思うけれど、暗部がしっかり暗くなっていて、高コントラストでも少し暗い絵に見えるところが多い。

ノイズだらけでも高コントラストだった番宣から、ノイズだけ消えた感じのコントラスト高めのすっきり鮮明画質。EDは明るく淡い絵になっているけれど、本編はP.A.WORKSのテレビアニメでは珍しいと感じるくらいメリハリのあるくっきり画質はちょっと新鮮。




局:TOKYO MX
放送日:2012/01/11
評価:HV1280

tvkと同じところ。

いつも通りさらに大きなMX。カットによって分布の差が大きかったtvkとは異なり、MXでも差はあるけれど一回り小さくなる程度で全体に安定して鮮明な絵になっている。tvkもはっきり見劣りするほど悪くないけれど、ノイズもtvkより少なく安定しているので、ノイズの見えやすい環境では違いもわかりそう。

しっかり補間も効いて滑らかな線になっているところが多いけれど、かなり鮮明な映像なのでジャギ感の出ている線も多く、細めの線や線間隔の狭いところには綺麗に縦720のジャギも残っていてこれもHV1280。

ハイスクールDxD 1話


局:tvk
放送日:2012/01/11
評価:HV1280?


全体に小さめの円分布になるソフトなHV。

映像全体のコントラストは高いものの、強めのぼかしの影響で細い線の黒浮きが目立ち、演出とは無関係にカットによって鮮明さが異なって見える。アップのカットで線が太いところはボケても線の黒さを維持している分鮮明に見えるけれど、細い線になるほど線が明るくはっきりしなくなり、ぼけとの相乗効果で極端に甘い絵に見えるところも少なくない。

全体にブロック化しかかったような崩れが出ているけれど、ノイズ効果ももないすっきり画質にしては不自然な劣化に見える。局の圧縮以前に意図的に圧縮劣化させた状態だったのでは?と疑いたくなるけれど他局を見れば判断できるだろう。

理由の良くわからない劣化もあって、線の荒れも酷くはっきりした特長が見えてこないフレームが大半だけど、ぼかし処理を忘れたような鮮明なカットがあり、そこには縦720の特徴が綺麗に残っているのでこれもHV1280だろう。全体に縦540の特徴が出ているけれど、tvkの540化現象っぽく見えるので念のため?付きHV1280評価で他局待ち。規制で重ねられた部分はぼかしがない分絵より鮮明に見えるけれど、綺麗に縦720のジャギが出ているので規制も1280x720で入れた状態。

あの夏で待ってる 1話


局:BS11
放送日:2012/01/11
評価:HV1280

MXと同じところ。

番宣はBS11の方が少し小さい分布になっていたけれど、本放送はMXとほとんど変わらない分布になる


動きの少ないところでは僅かにBS11の方が圧縮劣化が目立ちMXの方が安定感しているように見えるけれど、OPなど動きが大きいところになるとMXの方が崩れが目立つフレームも多く、優劣を判断するのも基準次第な感じ。

ディテールはMXの方が潰れ気味なので、自分基準で画質に点数をつけると僅かにBS11の方が高くなるけれど、視聴上邪魔な要素も多いのでトータルではMXの方が良いと感じる人が多くなりそう?

2012年1月11日水曜日

あの夏で待ってる 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/10
評価:HV1280


番宣から特に変化はなく大きめの綺麗な円分布になる鮮明HV。夏の描写では意図的に白飛びするくらい明るく表現する作品が多いけれど、このアニメは高コントラストでも暗部はしっかり暗く表現している。その分彩度も高く見えるけれど、全体に少し重い感じのする絵になっている感じ?

ジャギ感がなくなる程度に僅かにぼかしていて若干太めでも滑らかな線に見えるけれど、少しシャープフィルタで補正すると縦720のジャギもわかりやすくなり、これもHV1280。

720→1080のリサイズは普通だけど、撮影時のリサイズの問題か縦方向に少し揺らぎがありジャギ感も強め。すっきり画質を避けて意図的な質感かもしれないけれど、少し荒れた絵をぼかして整えたように見えなくもない。

パパのいうことを聞きなさい! 1話



局:TOKYO MX
放送日:2012/01/10
評価:HV1280

MX, tvk同じところで比較。

少し横長の楕円っぽい分布。比較的鮮明なところでも少し暗部を持ち上げたコントラスト抑え目での映像で、演出上の効果なんだろうけどコントラストの低い明るいシーンも多い。全体にくっきり感の弱い絵だけど、演出意図があるのかよくわからないところでも線の黒浮きが目立つなど全体に見た目の鮮明さ不安定でちょっとチグハグな印象。

分布もあまり良くない感じはするけれど、比較的線の乱れが大きく輝度ムラもあり、その粗さを誤魔化すために強めにぼかした結果、線の黒浮きが酷くなった徐々に問題が蓄積してどこかはっきりしない絵になってしまったようにも見えてしまう。

番宣
もわかりにくい映像だったけれど、番宣より安定している本放送も同様にわかりにくい状態。それでも縦720から少しずれていて、縦は675になっているようだ。今期はエリアの騎士にも同じ数字の特徴があったけれど、1200x675の整数で16:9になる組み合わせの一つ。線も荒れ気味で間違いないと断言するには少し不安も残るけれど、偶然にしては切りのいい数字だし、他にも例があるので大丈夫かな?

1200x675も1280からそれほど大きく離れていないのでここではHV1280扱い。




局:tvk
放送日:2012/01/10
評価:HV1280

これもMXより横伸びが少し悪く一回り小さい分布になるtvk。静止画で比較すると少しボケていることもわかるけれど、元からソフトな絵なのでボケの影響も目立たず判別も難しいくらい似た絵になっているところも多い印象。



追記
feel.制作ではヨスガノソラも正確に縦720と言える特徴がなく?付きのまま1年以上放置状態だった。当時のデータを再確認するとこのアニメ同様ジャギの特徴がはっきりしないので断言はできないけれど縦675っぽい特長があり同じだった可能性が高そう。去年のまよチキ!はこのアニメとは線の特徴も大きく異なる縦720に見えるフレームもあるものの、全体としてはジャギ感の非常に弱い絵で675に近い特徴があるような無いようなよくわからない状態で、誤認もしくは混合状態だった可能性もありそう。ということでfeel.視点で再検証してみる価値もありそうだ。

戦姫絶唱シンフォギア 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/01/10
評価:HV1280

MXと同じところ。

僅かにキッズの方が大きいように見えるけれど、ノイズの分布に埋もれているだけのようだ。

動きの少ないところでもキッズらしいブロック化しかかった周期的な崩れが出ている。冒頭の雨のシーンのように情報量が多いところになると、MXの方が崩れが大きいところも稀にあるけれど、線の乱れに注目すると、MXの方の方が圧倒的に安定感がある。

背景はキッズの方がディテールが良く残っているところもあるけれど、精細な絵の少ないアニメなのでキッズの方が緻密な絵とはっきりわかるようなところもほとんどなく、このアニメに関してはMXの勝ちと言ってしまってもいいかな。

散発的にしかチェックしていなけれど、キッズでは横1920を維持した映像はまだ未確認で、これも横1440経由の映像だった。

2012年1月10日火曜日

ゼロの使い魔F 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/09
評価:HV1280


tvkと同じところ。

tvkでも十分すぎるくらい大きな分布だったけれど、いつも通りMXはさらに大きな分布。ノイズも少ないので周囲も少し暗くなっている。tvkでも鮮明アニメとしてはとても優秀な画質だけど、MXと比較すると僅かな線の崩れや色の乱れも目立ち少し見劣りしてしまう。

リサイズでの乱れも少なく鮮明でも線も滑らかで高精細なアニメっぽくも見えるし、補間もしっかり効いて高解像度の元絵の特徴もよく残っているけれど、細めの線には縦720のジャギの特徴もはっきり残っていて、この分布でもHV1280。

鮮明さ優先の宿命で特に細い線では周期的な線の揺らぎが見えてしまうところも多く、円近い分布になるバランス志向の映像よりジャギ感の強い絵になっている。それでも軽微なノイズ効果もあって多少ちらつき感を感じるくらいの圧縮劣化も出ているものの、見た目には粗さが気にあるようなところもほとんどなく、1280x720で表現できる鮮明さの限界に近い凄い映像と言っていいだろう。まあ、鮮明であるということよりJCなのにこの画質というところが一番衝撃的なニュースかもしれない。

男子高校生の日常 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/01/09
評価:HV1280


大き目の円分布になる鮮明HV。暗部を持ち上げた上体でのコントラスト低めの映像なので、分布の割にはくっきり感は弱くソフトに見える環境も多くなりそう。どちらかというとジャギ感の強い絵なので少し四角感のある分布になるところも多かった。

普通に見ていてわかるような悪さでもなく重爆隅レベルの話しだけど、リサイズの影響で僅かに周期的な輝度ムラも出ていて上質な映像という感じでもない。といっても線が荒れているわけでもなく、縦720の特徴も綺麗に残っていてこれもHV1280。

2012年1月9日月曜日

ダンボール戦機W 番宣


局:テレビ東京
放送日:2012/01/09
評価:HV1280+


動きの大きなカットばかりで安定したフレームが少ない番宣という悪条件が影響して、無印1話で見た安定したフレームに比べるとちょっと伸び悩み気味に見える分布だけど、見た目の画質は特に変化した感じもないすっきりくっきり画質で精細感も十分。安定したフレームは、無印同様大きな分布になるだろう。

鮮明さを優先したような絵でジャギの特徴もわかりやすく、引き続き縦810のHV1280+。

アクエリオンEVOL 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/01/08
評価:HV1280


大き目の分布でも少し四角っぽくなるところが多い。番宣では目立たなかったけれど、CG以外の部分でも細かい描写などを中心にジャギ感の強い線になっているところが多かった。CGとそれ以外の部分での違和感軽減に効果がありそうだけど気のせいかな?

コントラストはかなり高いけれど、少し暗い絵にしているところも多く、視聴環境の暗部の表現能力が問われそうな映像。絵全体のコントラストの高さに比べ線の黒浮きが大きいカットも多い。演出的な要素が影響していると思えるところもあるけれど、見た目の鮮明さが若干不安定になっている感じ。

比較的細めの線で描かれている部分が多いので、縦横とも1280x720ジャギの特徴もわかりやすいHV1280。

ゼロの使い魔F 1話


局:tvk
放送日:2012/01/08
評価:HV1280

かなり大きな分布の鮮明HV。環境によっては少し高すぎると感じることもありそうなくらいコントラストも高めのくっきり画質。BS11の番宣は線の周囲にノイズが出て輪郭強調気味になっていたけれど、tvkは少しボケているのかいい感じにノイズが潰れて見えなくなっていてむしろ上質なHV画質になっているようにも見える。

僅かな輝度グラデーションがかかっているところが多いけれど不自然に見えるほど極端でもなく、ノイズ効果もほとんどないのでベタ塗りに近いすっきり画質に見えるところが多い。その分圧縮劣化も少なく安定度の高い優秀な放送画質になっている。

しっかり補間されて十分に滑らかに見え元絵の特徴も良く残っているけれど、線が細くなっているところには綺麗に縦720のジャギも残っていてこれもHV1280。

偽物語 1話


局:tvk
放送日:2012/01/08
評価:HV1280

MXと同じところ。

いつも通りMXより少し小さな分布だけど極端な差でもなく、絵で見てもほとんど違いを感じない。他の場所でも比較的僅差になるところが多く、tvkボケの影響を受けにくい映像のようだ。比較すればノイズも多いけれど、普通に見ていて気になるほどの劣化も稀でtvkの中では優秀な画質と言えそう。

2012年1月8日日曜日

輪廻のラグランジェ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/01/08
評価:HV1280


番宣同様、かなり大きな分布の精細で鮮明なHV。

この分布でも縦横とも1280x720のジャギがはっきり見えるHV1280だけど、1280x720で表現できる限界の鮮明さを狙っているのか、というくらい鮮明さに偏った映像。その分、線も輪郭強調気味だったり、ジャギ感の強い線になっているなど、大画面で見るとノイズや粗さが気になることもありそうだけど、最近はバランス志向のアニメが多いので無茶な画質も逆に新鮮。

色ズレではなく色収差を再現したような効果で周辺の線の輪郭に色が見え、それも個性的な質感になっている。

ズーブルズ! 番宣



局:テレビ東京
放送日:2012/01/08
評価:HVFULL


縦の伸びが非常に良く巨大な縦長分布になっている精細HV。彩度高めの派手な映像で、一部3DCGを利用しているように見えるところもあるけれど、大半は普通のアニメ作画になっている。どちらかというと動画より絵を動かして動きをつけているところが多くアニメ映像としては簡素な作り。

手描きの線の輪郭をそのまま残したような特徴なので絵の部分で見るとわかりにくいけれど、線の周辺のノイズには縦1080のジャギが綺麗に残っているところも多いフルHD相当の映像。