2012年2月8日水曜日

魔法少女まどか☆マギカ 1話


局:BSアニマックス
放送日:2012/02/08
評価:HV1208

TBS1話と同じところ。

TBSより少し大きな分布に見えるけれど、圧縮劣化のノイズの分布が重なってだけで、絵としてはむしろTBSの方が鮮明に見えるところが多い。モスキートノイズも多めでブロックっぽい劣化が目立つフレームも少なくなく、ノイズの目立ちやすい環境では少しざらついた絵に見えてしまう。

運よく劣化が少ないフレームでは背景のディテールなどでもBSアニマックスの方が残っているけれど、全体としては細部の描写がTBSより潰れてしまっているところが目立ち、画質面ではTBSの方が上と言ってしまっていいくらいの差がある。

一部しか比較していないけれど、映像的にはTBSでは見えてなかったところが見えていたり少し違うところもあった。

かんなぎ Blu-ray BOX CM


局:TOKYO MX
放送日:2012/02/07
評価:HV1280

tvkのCMと同じところ。

tvkより一回り大きな分布で少し鮮明になっていて、MXと比較するとtvkは劣化で線が崩れたように太くなっていたのがよくわかる。

MXでも縦方向に少し乱れが出ていて非常に優秀というほどの良さでもなく、同時期のトップクラスのHVアニメと比較すると見劣りするところもあるけれど、見た目には荒れた感じもほとんどなく、2008年作品としては上出来なHV化と言ってもいいかな。

ぽてまよ 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/02/07
評価:SD-ip/486(A)

普通のアプコンだけど小さめの分布になる。JCらしい淡い質感で環境によってはボケ感の強い絵になることもありそうだけど、極端な線の黒浮きもなく気になるほどの悪さは感じない。額縁ではなかった局もあったようだけど、MX, tvkとも額縁でMXのみコンポネソースだったので、比較するまでもなくキッズの方がまともな画質。

比較的簡素な絵のアプコンにしては圧縮劣化も多く出ていて、拡大して見るとブロック化しかかった周期的な乱れも見える少し不安定な放送画質だけど、線の輪郭の甘いアプコンなので少し乱れたところで視聴上ほとんど影響はなさそう。

SDorHV制作の情報が出ているか認識していないけれど、文字などの鮮明な要素にはリサイズの副作用ノイズっぽい輪郭強調ノイズがはっきり見えたり、動きのある部分でフィールドで拡大されたを縞解消しても縦の伸びがあまりよくないなど、ダウンコンバート処理を行ったような特徴があるので、少なくともHVマスターは存在していてそれをSD化しさらにアプコンした映像のように見える。

実際HVマスターがあったとしてもアプコンした絵にHV解像度で文字を入れただけのパターンかもしれないし、HV制作でも直前まで放送していたのだめ1期と同じHV960の可能性もありそうな時期でもある。絵の部分には元の状態を推測できるような特徴は残っていない感じので、この映像からは憶測しか語れないそうにない。