2015年7月4日土曜日

おくさまが生徒会長! 1話


局:tvk
放送日:2015/07/03
制作:セブン
評価:HV1280



大きめの円に近い分布の鮮明HV。低コントラストやソフトな映像が好きなセブンの短編の中では鮮明な映像だけど、それでもまだコントラスト抑え目で若干暗く、線も黒というほど暗くないのでくっきり画質というほどのメリハリはない。

tvkボケやtvk特有の劣化の影響で、自分の試聴可能局の範囲でtvk限定になるアニメは誤認しやすく面倒だったけれど、tvkの改善でようやく他局と同レベルで判断できるようになった。

少し鮮明な絵になったという部分も影響しているだろうけど、tvk劣化が無くなった影響で乱れの少ない縦720の特徴もわかりやすく、これもHV1280。

わかば*ガール 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/07/03
制作:Nexus
評価:HV1280


天候が荒れてテロップL字大量発生になった中、7分50秒のうち約2分がL字状態という悲劇の1話。

比較的綺麗な円分布になる癖のないHD映像。線も適度な太さで適度に暗く、高コントラストの鮮明画質。

ざらつき感がわかるくらいのグレイン風ノイズもありつるつるのすっきり画質ではなく、MXではシーンチェンジ近辺での破綻フレームが目に付きやすく気になってしまう。

十分滑らかな線に見えるけれど、線間隔の狭いところは階段状のジャギがはっきり見えるところが多く、乱れのほとんどない縦720の特徴がわかりやすいHV1280。

うーさーのその日暮らし 無幻編 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/07/03
制作:サンジゲン
評価:HV1280


縦の伸びが悪く横長の楕円分布になる微妙画質。前期まではソフトでも縦ボケはなかったので少し劣化しているけれど、ど太い線なので少しボケたところで見た目の印象はほとんど変わらず、似たような画質に見えてしまう。

比較的線の少ないカットを見るとPC作画系映像独特の同心円状の分布が見えるところが多い。線が計算で描かれるような環境で作られた
画像は線の輪郭に規則な特徴が発生してこんな分布になりやすい。

線の輪郭は非常にソフトで境界がはっきりせず、CG系映像でも非常に解像度推定が困難な特徴になっているけれど、これもシャープフィルタで補正すると断片的ながら縦720と判断できる情報は残っていて、HV1280で間違いなさそう。

ミス・モノクローム -The Animation- 2 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/07/03
制作:ライデンフィルム/サンジゲン
評価:HV1280


1期と大差ない小さい円分布になるソフトHV。1期1話ではぼかし効果に負けて線の黒浮きが目立つカットも多かったけれど、若干線を太くしているのか黒浮きが気になるカットが減り、この分布でも鮮明さはまずまず。

強めのぼかし効果で細かい描写が完全に潰れてしまうこともなく、線の輪郭は非常に滑らかなので、テレビの鮮明化処理でボケ感のないHDらしい映像に見える環境も多いだろう。

ジャギ感がほとんどなくはっきりした特徴がほとんど見えないけれど、若干強めにシャープフィルタで補正すると細かい描写には縦720のジャギが残っているところが多く、引き続きHV1280。


EDのCGはしっかりアンチエイリアスの効いた滑らかな輪郭の上、圧縮劣化で崩れて判別出来ず不明。ボケ具合から1280x720の映像っぽい印象だけど、1440x810辺りの可能性もありそう。

終了直後の1st albumのCMのCGはEDよりずっと鮮明で、縦1080の特徴がはっきり残るフルHD相当の映像だった。

Classroom☆Crisis 1話


局:TBS
放送日:2015/07/03
制作:Lay-duce
評価:HV1280+/835


大きな分布で特に鮮明なカット四角っぽくなるところが多い。ひと目で1280x720クラスの映像ではないとわかる精細鮮明HV。

Lay-duceがボンズ系(表現が適切かわからないけど)ということは知らなかったけれど、高精細になっても黒に近い線のすっきりくっきり画質でボンズっぽい絵と思える作りに見える。

特に背景はジャギ感が強く線がガタガタになっているところが目立つけれど、それなりに滑らかな線に見える人物も階段状のジャギがはっきり残っているところが多く、四角っぽい分布になる原因になっている。粗さが気になる環境はそれほど多くないかもしれないけれど、鮮明さを欲張り過ぎた感じがする。

ジャギ感が強い絵なので数えるのも簡単で、縦は835。これも整数で16:9にならない中途半端な数字で1484.5x835になっている。整数で16:9になるサイズでは1488x837が近く、元はこのサイズで拡大時に欠けたパターンの可能性が高そう。

GO!GO!575しかなかったLay-duceなのでテレビアニメでは初のHV1280+。ただ、マギシンドバッドの冒険のOVA付き特別版の映像では、付くのはDVDなのにyoutubeのPVで見るとフルHDかそれに近いサイズで作っているので、やる気を出せばフルHDクラスの映像を作ることも可能なようだ。

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/07/03
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/810

巨大ではないけれど、大きな円分布になる鮮明HV。

A1にしては線の黒さのバラつきが少なく、演出的な効果のないカットは全体にしっかり暗い線で描かれている。若干輪郭強調気味な線になっているのでメリハリのあるくっきり感の強い絵に見える。

番宣も同じだったけれど、本放送も乱れの少ない縦810の特徴が綺麗に残っていて、1440x810のHV1280+。OP, EDも本編と同じ。 

うしおととら 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/07/03
制作:MAPPA & VOLN
評価:HV1280



少し角ばった感じに見えるところが多いけれど大きめの円に近い分布になる。少し暗めの映像でもコントラストは十分高く、若干太めで黒に近い線なのでくっきり感も強い。

映像では線の輪郭も滑らかに見えるけれど、最近あまり見かけない補間の弱いリサイズを使っていて線の輪郭が荒れ気味。映像で見て気になるような悪さはないけれど、少し雑というか未熟な作りな印象。



番宣では縦810に近い特徴があったのでMAPPA初のHV1280+になると思っていたけれど、放送で見ると線の輪郭に周期的に崩れた縦720の特徴が強く残っていて、結局HV1280。ただ、線に注目すると縦810に近いジャギが広範囲に残っていて、一旦1440x810で作った映像を雑な方法で1280x720に縮小したように見えなくもない。OP, EDも本編と同じような作りなので、撮影時に使う元絵の解像度の特徴が見えていて、それが偶然810に近いだけかもしれないけれど、当初は1440x810で始めたものの諦めた、と考えたたくなるような奇妙さ。

公式やOPのアニメーション制作はMAPPA & VOLNになっているけど、EDではStudio VOLNだけなので実制作はStudio VOLNなのかも?奇妙な特徴の原因がVOLNだとするとこのままかもしれないけれど、変わりそうな予感がするのでしばらく継続調査。