2014年1月27日月曜日

劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-



局:BSアニマックス
放送日:2014/01/26
制作:サンライズ
評価:HV1280



BSアニマックスとMXで同日放送だったので比較して見よう。

小ぢんまりした分布のどちらかというとソフトな映像だけど、線も適度に暗く十分鮮明に見える。鮮明さを優先したようなリサイズで拡大していて、MXの方がわかりやすいけれど上下に×状のノイズ分布が出ている。その影響で輝度ムラなどもあり、少しジャギ感の残る線になっている。

BSアニマックスが苦手な比較的強いグレイン風ノイズがあり、動きのあるところやシーンチェンジでなどでブロックノイズノイズが多いだけでなく、動きの少ないカットのフレームでもブロックノイズになりかけた周期的な線の崩れが出ている。細かい描写も潰れというより崩れたように荒れていて、汚い絵と感じてしまう環境も出てきそうな不安定画質になってしまっている。

縦720のジャギははっきりしないけれど1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎ強く残るHV1280。映画でも黒帯なしの16:9で最初から1280x720で作っているパターン。



放送日:2014/01/26
局:TOKYO MX
評価:HV1280


BSアニマックスと同じフレーム。


周囲のノイズも少なく明るい部分の伸びも少し良い。MXもノイズ効果の影響でどちらかというと劣化の多い画質で、シーンチェンジ近辺を中心に崩れたフレームもそれなりに出ているけれど、MXの方が圧倒的に安定した映像になっている。

線の崩れも少なく、細かい描写もしっかり残っているので、MXの方が情報量の多い緻密な絵に見える。