2012年12月19日水曜日

豆富小僧


局:日本映画専門チャンネルHD
放送日:2012/12/09
制作:ラピス
評価:HV1280/739


2011年の3D上映もあった3DCG作品。 上22, 下21ピクセル幅の黒帯付きビスタでの放送。

巨大と言ってもいいくらい大きな分布になる・・・けれど、ジャギの特長を見るとそれほど高精細映像というわけでもない。

黒帯込みでは縦720は超えていても739辺り。絵のある部分では1314x710程度と1440x810にも遠く及ばない状態なので、1280x720クラスの映像とと言ってしまっていいだろう。映画、テレビアニメの高精細化の進行に合わせて、そのなかで使われるCGでもHV1280+映像が多くなってきた2012年だったけれど、2011年辺りまで国産CG映像は1280x720近辺の映像が非常に多かった。


あまり高精細でないということ以上に気になるのが、特に細かい描写でアンチエイリアスも効かず古いCG作品のようなジャギ感の強い線になっているところの多さ。カットによって少し特長が異なり十分滑らかな線になっているところもあるけれど、どこか安っぽいCGという感じが残る映像に見えてしまうかも?

劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ ~サヨナラノツバサ~


局:BSアニマックス
放送日:2012/11/25
制作: SATELIGHT エイトビット
評価:SD-ip/486(A)

アプコン放送だったけれど、一応チェックしておこう。HV1280だった宣伝映像のチェックはこちら。

2作とも似たような分布なので1作目のフレームのみ。


特に横方向はガタガタに見えるくらいジャギ感の強い線になっていて、分布も四角になるのはHV移行期良くあったパターン。

HVが当たり前の今の視点では出来の悪い低画質化放送にしか見えないけれど、比較的線の黒さが維持されているところが多い高コントラスト映像に加え、リサイズの副作用ノイズの輪郭強調効果が効いてアプコンでもボケ感を感じるところは少ない。動く部分では豪快にアプコン縞が出て少し劣化した絵になってしまうけれど、縞解消してみると耐えられないほど酷い画質というわけでもないかも。